ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

黙って愛しなさい!

2009-10-30 22:05:33 | カトリックの信仰
 昨日手帳の整理をした。毎年、決まってつかっているカトリック小手帳。10年前に一回捨てた。そして、去年までのものを昨日捨てた。時々、本当に時々、何年前だったろうか、あのことは…と手にとることがあっても、殆どしまいっぱなしだったので思い切って捨ててしまった。大事なメモは、あの手帳の後ろの方の右肩に書いた、などと意外と覚えているものなのだが…。
 一冊の手帳の間に、コピーした祈りが挟まっていた。この祈りとであったときに、その時の私の思いを見透かされたように思ってとても心に響いた。だからコピーをしたことを覚えている。そして…昨日も同じように、今の私に必要な祈りだと思った。そのまま載せる。

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 「黙って愛しなさい!」(ジャン・ガロの祈り)

 黙って愛しなさい。わたしが愛したように、何も語らずに、しばしば外にさえ表わさずに、黙って愛しなさい。
 黙って愛しなさい。愛が、深く、ほんものになるために。
 だれにも気づかれないように奉仕し、目につかないようによい行為をしなさい。
そして、黙って愛することを学びなさい。
 黙って愛しなさい。 しかられても言いわけをせず、心を傷つけることばにもいい返さず、黙って愛することを学びなさい。
 あなたの心は、愛が君臨する王国であるように。その王国を、人へのやさしい思いやりで満たし、黙って愛することを学びなさい。
 人から求められず、かえって退けられるときに、黙って愛しなさい。手をかしたくとも、受け入れてくれないその人たちのために祈りなさい。
 誤解されるときに、黙って愛しなさい。愛が無視されることを忍びながら……。
 悲しいとき、黙って愛することを学びなさい。喜びを周囲にまき散らし、人のしあわせを増すよう心がけなさい。
 人のことばや態度でいらだったなら、黙って愛しなさい。心の奥に秘められた苦しみを、忍耐深くささげなさい。
 あなたの沈黙のうちに、恨みや不忍耐やきびしい批判がひそまないように。いつも兄弟を尊重し、たいせつにすることを心がけなさい。

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 どこにあっても、きっと神は私をこうして必要な言葉を与えてくれる。深く、深く祈りたいと切に思う。そしてできるならばこの祈りを私が行うことができますように。神様が与えてくださる恵みによって、愛することができますように。