ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

携帯機種変騒動

2009-10-23 22:43:43 | 日々の出来事
 母が携帯を持ちたいと言い出したのは3年前だった。その数日前に、河川クレーンが送電線を切って、かなりの広範囲で停電が続いた事故があった。その時に、固定電話は使えなかったのに、義妹や甥が携帯で情報を入手しているのを見て、緊急時には携帯がある方がいいと枕元に置くことになった。

 以来、携帯は非常時用にずっと枕元にあり、不携帯が多い。

 その母がこの夏前から携帯を新しくしたいと言い出した。それは、大竹しのぶの携帯コマーシャルに刺激されてであった、らしい。「らしい」と書いたのは、あの女優さんの持っている携帯といわれても春から夏にかけてテレビのない生活だった私はどの携帯か分からなかったが、9月に入って一緒に家電量販店に行った時に、女優さんのコマーシャルの話題の簡単携帯ってどれかしら???と聞いて初めて分かった。防水で落としても大丈夫、声でメール入力ができると…でも、本当に母が使いこなせるかは甚だ疑問と思ったことと私が忙しかったので今日に至った。

 夏の明け方、静岡の地震の時に妹が母の携帯に心配の電話を入れた。でも母は出なかった。その理由は「今時に電話は変だ」と思ったそうな。その後夜中に電話が鳴った時は(たぶん間違え電話)電話を切ってしまってから、朝になって妹にあなた?とかけたらしい。何かあっても出てくれるのかしら?

 母の携帯は今月末が解約手数料のかからない月であった。先週くらいから携帯ショップに行ってリサーチしていた。本当は私が出先から電話を入れることが多いので同じ携帯会社にしてくれた方がありがたいが、私の携帯会社はその方面の機種開発では遅れているようだ。で、代理で携帯を買い換える、あるいは新規に買うにはどうしたらいいのか聞いてきてあった。

ショップ①:私の免許証と母の保険証だけでいい。
電話インフォメーション:やはり同じことを言われる。
今日午前中に行ったショップ②:
初めは保険証と公共料金の領収書がないと駄目だという。その携帯の領収書は持っていっていたが、だれも公共料金の領収書なんて言ってくれなかった。さらに交渉を重ねるうちに、本人の顔つきの証明書(運転免許証、パスポート、住民基本台帳など)がないと駄目という。ひとつ聞くたびにお嬢さんは間仕切りの奥に行ってお伺いを立ててきて、「申し訳ありませんが、決まりですので…」という。あげく、だったら今の機種を解約だけして帰るといえば、代理人の委任状が必要という。クレジットカード払いについても、埒があかない。今本人は自宅に居ないから(苦笑、母はすぐそばのデパートで買い物中ではあったのだが…)、委任状を取りに行っている時間はないといったら私の年初の要旨を持ってきた。書き上がったら、これで解約しますが、ポイントも消えます。何~~とそれまでの押し問答もかなりイライラするものであったので、伝えるべきことをちゃんと伝えなかったショップ①も今朝の電話も、そして今までのやり取りもおかしいし、そりゃぁそれだけ携帯にまつわる事件も多いので神経質になっているのだろうけれど、杓子定規も甚だしい!!。親子であって、信頼しているから保険証もあり、カードも預けているのに…まだそこにあって念書をちぎって、「やめます!!」といって帰ってきてしまった。

 が、現実には月末まで忙しくて私には時間がなかったので、帰ってきて午後に家の近くのショップ③に行った:勿論、保険証、領収書、委任状と私の免許証を持って。
委任状に不備があるという。パソコンのダウンロードができない環境だから、パンフレットに書いてあった事項を手書きしてきた。 機種代の分割払いの回数を委任事項に書いていない。携帯の番号の書いてある場所が云々という。え~~~、もう行ったり来たりは疲れたので、数字だから私が書き込みます、目をつぶっていて!と言って書き加えたら、そんなことされたら困ります。筆跡をスキャンしますからという。困る時は犯罪に使われるときでしょ。私は娘なのよ!!もう完全におばさんですから強い、強い。(もともと署名のところだけ母に書いてもらって他は私の字ですし~)上の人に「お伺い」してきて今回だけOKがでた。
結局、母が気に入った大竹忍さんの携帯は、機種が高いこと、水に濡れてしまうような状況で母は使わないだろうことやめた。テレビも携帯では見ない。ということで最低限の機能が付いている機種になった。そしてこれなら母がメールもできると言っていた音声入力メールは、音声を文字化するためにかなりの料金がかかるのでお勧めではないと言われてやめた。でもゲットできました。

 ふぅ~~疲れました。ショップ③のお兄さん、はじめのショップ①で委任状の要旨をお渡ししていればこんなに大変じゃなかったですよねと言った。そう、やっと柔らかな話し方の人に会った気がした。ホッ。

 家に帰ってから、充電し、弟、義妹、妹、わたし、伯母の番号を入力して、かけ方を教え、メールの受信方法を教えて、写真入りで使い方の書いてあるパンフを手下に置いておくことにした。メール送信は入力がまだ慣れなくてちょっとまだ無理かな。メールを読んでくれればいいと思うことにした。

 でも、でも、何よりも枕元に置いておかないことを守ってくれるように頼んだ。そして緊急時のために夜は枕元に置いておいてほしいのだが…。迷惑電話や迷惑メールがなると困るかなぁ。どうなるやらこの顛末。