ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

聖ミカエル修道院バザー

2009-10-05 22:57:37 | カトリックの信仰
 この所、所属教会の教会活動を殆どしていないので気分はとっても楽になっています。何しろここ数年、指を折って数えるだけでも五つでは足りないほどの仕事をしていました。多岐にわたって関わっていたので段々と、教会事務をかじり、物のあるところにまで精通し、人との関係性も深まり、ということは、日曜だけではなくほぼ毎日教会へ行き、行かないときも何かと教会のこと、修道院のこと、友人たちのこと気にかけて過ごしていました。そのこと自体が苦痛だったわけではない、けれど、でもだんだんと心身ともにストレスと疲れがピークになっていたようです。たまたま、春先から小さな仕事を頼まれて月のほとんどを東京の実家で過ごすことになりました。

 もちろん引っ越したわけではないので、所属教会はそのまま。で、実家の近くにある修道院の主日ミサにあずかっています。そして、昨日はそこで恒例のバザー。数日前に出勤途中でシスターが二人歩いていらっしゃる所でお会いしました。「あ~~、今度のバザーのお知らせをお家に貼ってください」と、バザーを直前に切実なお声についチラシをあずかって門扉に貼って(雨にも負けず、昨日までちゃんとついていました)気になる当日。母と一緒にミサに行きました。母はもう高齢ということでバザーのお手伝い免除、この頃は昼食を買ってくるだけと。

 修道院のバザーは初めてで、母からは「シスターの手作りケーキは余りおいしくないから買わない方がいい」と言われていたのですが、味が想像できるチーズケーキとパウンドケーキを買いました。ほかにも数種類ありましたが手を出さずに、コーヒーと紅茶で母とお茶をしようとしました。というつもりだったのですが、ちょっと室内の物品コーナーを回ってみることにしたら、ミサ前から1時間以上待っていらした近所の方を先頭にてんやわんやの長蛇の列。売り子さんに従弟のお嫁さん、お手伝いのトップはどうやら幼馴染の方。私もここでは働き手??と、会計した品物を紙袋に入れるお手伝いをし始めてしまった…ら、列の整理をしたり、抜けられなくなって、途中で何度か母の方を見て確認はしていたのですが、結局列が途切れて、めぼしい品物もなくなってきたときには冷えたコーヒーと空の母の席だけ。ごめんなさい、でした(母はほかの信者さんとおしゃべりはしていたようですが)。

 つい、つい…小さい時はフランシスコ会のドイツ人の神父さま方が住んでいらした修道院(今は神のみ摂理修道女会と教区から引退司祭が常駐)は本当は思い入れがあるところだけれど、入り込むと人数が少ない分大変なことになるのは目に見えているので、他には目もくれず、ミサのみに与っているのに…手伝ってしまいました。片付けまで手伝わず、そこまでで帰ってこれるのもまだ「お客様」だから。

 教会内をうろつかなくても、キリスト教精神を伝える財団法人で仕事をし、主日にミサに与り、長野に戻ったら入門クラスと関わって、ゆっくりと信仰生活をしているのもなんか、いいなぁと思える今日この頃です。

 ps シスターのケーキ、おいしかったです。