北極圏に生息するネズミ科のレミング、3~4年ごとに異常繁殖をし、集団で暴走する異常行動が見られる。海に飛び込み集団自殺をするといわれていたが、真実はわからない。いずれにしても何らかの刺激を受け集団パニックに陥るのであろう。
ホモサピエンス(賢い人)としての人類も、何らかのショックを受けると異常な集団行動に出ることが多々見られる。9.11でアメリカはアフガン攻撃を始めたのだが、議会ではただ一人反対したのが、バーバラ、リーさんだったし、パリのテロで、フランスで”イスラム国”空爆の継続が可決されたが、反対者が1名、棄権が13人いたようだ。さらにアメリカが基本の外交基本方針、モンロー主義を変更第一次世界大戦に参戦したのは、ルシタニア号撃沈、第二次世界大戦に参戦したのは真珠湾襲撃、その際もただ一人参戦に反対したのが、女性最初の議員、ジャネット。ランキンさんだった。この国において、”イスラム国”非難決議が全会一致で衆院で可決されたニュースを聞いて、この国は大勢翼賛の継続かと落胆したのだが、、、。フランスにもアメリカにも、”ガリレオ”がいることに、それぞれの国の懐の深さをうらやましい気持ちを持たされたが、参議院の方で、山本太郎が投票前に退席した(反対票を投じたわけではない)ことを聞いて、まだこの国にも見込みがあると感じた。願わくば第二の”山宣”が起きることのないのを願うばかりだ。
山本氏の退席の理由は、イラク戦争の検証がないから、、、というのはまっとうな意見である。全会一致を(大勢翼賛と同じ)大事にする御仁から批判されているようだが、彼をたった一人にしてはいけない。”イスラム国”壊滅を望むなら、その資金源、武器供給の流れをつかみ、そのパイプを止める以外にない。最高の情報力を持っている、この地におけるイスラエルのモサドの情報、アメリカのCIAの情報力でそのパイプは杷枠できるはずなのだから、、、、。
集団ダイビングをしているレミングの中で、浮き輪をつけている一匹のレミング、その浮き輪には憲法9条と描かれている、そんなイラストを使って、アメリカが湾岸戦争で勝利で湧き上がっているときに、日本国憲法の精神を世界に広めようと、オハイオ州で、9条の会を発足された、チャールズ。オーバビー氏、この国の各地に存在する9条の会もオーバビー氏につながる必要がある。
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