将棋界は高校生の7段が誕生し話題が尽きないが、アベ王将はどうなっているのであろうか、様々な不祥事が生じていて、何度も責任を取って辞職が当然視されているが、しぶとく生き残り、外交で点数を稼ぐおつもりのようだ、、、。ロシアのスケーターに秋田犬を贈呈する式に出向かれるとか、、、。メディアも大々的に取材し、肝心な問題のはぐらかしに協力することだろう。
正式な将棋のルールに則れば、すでに詰んでいる。ヘボ将棋では、王将より飛車をかわいがるもので、”王手飛車”の際に、飛車を逃がし王将のない勝負と続行してると言えるだろう。確かに多数決の原理が通用する国政上で、現在の衆参両議会で三分の二以上を占める与党が王将を守り通せるのだが、森友疑惑解明に欠かせない立場にいる自分の奥さんを国会に呼ぶなら、自分は首相を辞めると述べてるとか、、、、。以前にも、疑惑が持ち上がった時、”自分や妻が関わっていたら、総理も、議員を辞める”と大見得を切ったのは官邸からの情報で、一切の証拠はなくしてあるから、、、を信じていたからだろう。第一次安倍内閣の時、体調を壊し、止めた時に、最愛の奥さんから”政治家を辞めて、平穏な生活を、、”を提案されたそうだから、それに従っていたなら良かったのにとつくずく思う。
”尊敬する祖父の夢の実現”を政治信条とする孫息子、、、、。確かに優れた知能を有した東大銀時計組、満州経営に手腕を発揮し,A級戦犯として巣鴨プリゾンに収監され、東條氏らが処刑された日に、マッカーシー体制のアメリカと何らかの取引があったのか、無罪釈放、後のこの国の宰相になり、新日米安全保障条約を締結し、今日の日本の繁栄を築いた功労者との肯定的評価が、この国の保守派には一般的だが、、、。彼らにとって、世襲制が尊重されているこの国では、日本国憲法を改定し、普通の国にするために、この孫息子の時が最大のチャンス、もしかしたら最後のチャンスと考えているのだろう。それ故に、さっさと辞めて最愛の奥さんとの普通の生活をしたくとも出来ない気の毒な存在と言えるかもしれない、、。
憲法原論を真に学んでない政治家も多数いるようだが、現日本国憲法がある以上、条文の理念通りの判断をする裁判、判決が出ては困る現状が進んでしまっている。特に第9条は、現実と大きくかけ離れてしまっている。”陸海空軍は是を保持しない、その他の戦力も保持しない、国の交戦権は認めない。”と憲法で定められてるのに、自衛隊の存在、米軍基地の存在、実質軍事同盟である日米安保条約の存在、何とかごまかし続けて来たけど、かっての、砂川事件での伊達判決、ナイキ訴訟の福島判決、の亡霊が、この国の保守派を悩ませることがないためには、条文改正に拍車を掛けたい時なのだろう、、、。
アメリカの軍需産業の製品の最大の購入先の自衛隊が違憲となれば困るのは言わずとしれた軍産共同体、さらに以前は平和産業にしか力を入れてなかった日本の企業の中で、軍需部門にもシフトし始めた三菱、そういえば総理の祖父譲りの才能をお持ちの兄上が、三菱の経営陣におられるとか、、、。真実は割と簡単明瞭なものですね、、、、