自由人

 己を『”親も無し、妻無し、子無し”職も無し、ローンもなければストレスもなし』と詠んで、六無斎清々を僭称。

民意は健全だった、、、。

2014年01月20日 10時20分42秒 | コラム

 孔子は2500年前に、’君子は義にさとり、小人は利にさとる”と述べているのだが,正しいか,間違っているかで物事を判断するのが”義”であり、損するか得するかで物事を判断するのが“利”である。残念ながら今日の日本の政治中枢は,小人の集まり、名護市民にも利を説けばそれになびく結果が出ると判断したのであろう。ところが名護市民は,苦渋の決断で,あえて軍事基地を新たに作る日米両政府の判断に,NO!を突きつけた。

 日本が真の独立国であり、十分に民主的な国となっているのだったら、ポツダム宣言受託で無条件降伏した我が国に外国軍の基地があることは間違っている。つまり”義”に反している。第二次世界大戦末期、多大に犠牲を払いながら沖縄を占領したアメリカは,自国領にしたい誘惑にさらされながらも,ウイルソン大統領が第一次世界大戦の講和原則に掲げた,無賠償、無併合の原則を維持することで,世界のリーダーの地位を保とうとした。それ故に沖縄返還にも応じたし,既得権確保維持のためには,形式的には独立国同士の新たに締結された条約で継続し維持できたのである。

 名護市民の”義”に応えるべく、アベノリスクとの利を説いたメディア総支援の元の二度の国政選挙で’利’に惑わされて投票した有権者ではあるが,目を覚まし,迷ったら原点に返るとの原則の下、二度と戦争をしない国、そのためには軍備は持たない,その他の戦力(他国との軍事同盟はこれに当たる)も持たないと決めた原点に回帰すべく行動に移すべきだ。


七日正月

2014年01月07日 16時50分05秒 | コラム

 年末年始の御馳走ぜめで、弱った胃腸を調節すべく七草がゆをたしなむ日とか、、、。未だにこの国は敬愛成長を続けていけると思っている人が多いようですね,アベノミクスとかに夢をつないでいるようで、、、、。一年前安倍政権が復活したとき、人間皆兄弟、すべての生き物は皆友達、との原点に戻った人類史を築かなくてはと考えたのだが、、、、。

 自分さえ良ければ,人間が幸せになれば他はどうなっても,という時代があまりにも長く続いてきている。その行き着く先は,1%の人々の満足できる世であり,命を生んだ奇跡の惑星で命の消滅をもたらしかねない状況が日々進行している。

 物価の優等生と言われ続けた鶏卵、かつてニワトリの卵として貴重なものであった,庭を歩き回り食物の種や,虫などをあさり食して,巣箱に卵を産んでくれたものだ。今は虐待そのものである。狭いゲージに閉じ込められ,飼料を与えられ,ただ卵を産むマシーンの一部となってしまった、、、。ニワトリを慈しむ養鶏農家は廃業に追い込まれている。酪農家にしても,牛は草食動物なのだし,青草が茂っているときは,その草を食み,反芻することによって,良質の肉牛、良質の乳を出す牛が出来るはずなのだが、、、。現にあれた山林を再生すべく山地酪農を試みている篤農家があることは救いである。そんな篤農家も,TPPが締結され,効力を持つようになれば自然淘汰されてしまうのは目に見えている。動物虐待そのものである,狭い牛舎に多くの肉牛、乳牛を押し込め、ホルモン剤いっぱいの飼料を食べさせたれて飼育されのは,安い牛乳、牛肉を提供するためには受け容れなければならないことなのだろうか、

 資本の論理から、人の論理、その背景にあるすべての生き物の論理に切り替えが必要な時代に来ていると言えるだろう、、、。


2014年、年頭のメッセージ

2014年01月01日 12時12分36秒 | コラム

 

火の使用は人と動物の分かれ目だが、人は自然の火山活動から

火を獲得したのであろう、、、。そのことは


プロメテウスの伝説を生んだギリシャ、

世界最古の土器、縄文土器を作成したこの国が

いずれも火山国であることから納得がいく、、、。 

  
可燃物が木だったとき,森をはげ山にし

燃える石を見つけたとき,より便利な燃える水を見つけたとき

自然からの収奪に拍車がかかり、

二酸化炭素、亜硫酸ガスを出すぬ

クリーンエネルギーとして原子力が

廃棄物の問題を棚上げにして推し進められてきた。

 

人類三度目の悲劇、フクシマを経ても、経済成長路線をとるものには

原発は必需品、、、?

自然の循環路線に人の営み(経済)を切り替える時だ


石巻の養殖漁業を営む人は森の大切さを訴えているし

荒れた森の再生に山地酪農を試みている人

農薬.肥料を使わない自然栽培を実践している人、

ユーグレナ(ミドリムシ)から燃料を取り出す術を編み出した人

まだ小さな流れだけど、やがて大河となる日が待たれる、、、。

      2014-1-1