原因不明の病原菌の拡大が、世界中の国々をパニック状態に陥らせているのだが、やたら危機感をあおるのでなく、冷静な対応が必要だと思う。感染の拡大を防ぐべく学校での休校がトップダウンで実施され、’’悔いのない別れと希望あふれる出会いの場である学校における卒業式、入学式’は遠ざけられてしまった。さらに中高生のアスリートにとっての最後の夏の全国大会も早々と中止が決まり、その胸中を察するにこちらまで胸に痛みを感じる。
久しぶりに国会の審議の様子をテレビで拝見したのだが、発言者も答弁者もさらに議員全員が、マスクを着用している、いよいよ国会の委員会の部屋の中にもコロナ菌が侵入してるのかと思ったのだが、、、。そんなはずはないだろう。一人ぐらいマスクを着用していない議員がいてもいいはずだと思って画面で探してみたにだが、だれ一人見つからなかった。金権病ビールスは蔓延しているし、それにかからないため全員がマスクをしているものと考えたい、、、。
民主主義もファシズムも全体の幸せを願うことには変わりはない。’’一人一人を大切にすることが、全体の幸せになる‘’との理念が民主主義であり、’’全体の幸せのためには個々の人が犠牲になってもやむを得ない‘’と考えるのファシズムである。社会不安が増大する中で、多くの民衆がファシズムを歓迎する例は歴史が証明している。今の最大の危機は、資本主義の終焉期、つまり投機資本主義の全盛である。全盛の後は、衰退、滅亡が待っているだけだ。
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