政権交代なってほぼ1ヶ月、補選でも新政権党への期待が持続している。臨時国会が開かれ、所信表明演説も新鮮みがあり、メディアもおおむね肯定的な評価をしている。理念としては、それまでの政治があまりにもいい加減だったので、輝きを見せているが、積年の負の遺産がなければ良いのだが、現実離れした夢物語といわれても仕方がないであろう。
私財をなげうって政治を志した新首相の人間性は信頼できると思う。その延長沿いに、献金処理の不手際があるのだが、どうせだったら“井戸塀総理”になる覚悟で、自らの政治信念“友愛”の実現に向けて最高権力者としての権力を行使して欲しいものだ。その覚悟があれば、闇の権力者の影響や既得権益を持つ魑魅魍魎の足の引っ張りに左右されない、名総理になれるであろう。
所信表明にスタンディング・オベーションで応えた民主党の新議員達には、政治のプロからの冷たい視線が寄せられているが、素人にも理解できる政治手法こそ、主権者のレベルを引き上げ真の民主政治実現に向けての一里塚である。引き続き主権者に直接届く言葉で政治を語り、主権者の支持の下、第4の権力マスコミも支援せざるを得ない状況を作り出すことだ。
負の遺産は、1人あたり900万円に当たる国の借金と戦後続いた従米路線である。最も日本の国債の債権者は、アメリカと違って、ほぼ全額他国に購入されてはいないし、身の丈過ぎる贅沢を控えれば(大幅増税を覚悟・・・課税の対象には吟味が必要)、将来の世代に借金を先送りしなくとも済む問題である。
新政権のとって最大の負の遺産は“従米路線”であり、それからの脱却は容易ではないだろう。何しろ民主党の中にも、“日米同盟”至上主義者が多く存在するし、鳩山総理自身、日米同盟が基軸と述べているし、、、。日本国憲法の平和主義の下では、軍事同盟など結べないのは当然である。冷戦発動下で、“浮沈空母”の役割を果たす役割を認めた(旧安保条約)のが従米路線のスタートであり、独立後も引き続き占領軍の駐留を認め、その最大の役割を沖縄に押しつけ続けた。沖縄住民の本土復帰運動が、平和憲法の下の日本に復帰すれば、基地を撤去できるとの強い願いがあったからこそ大きなうねりとなったことを忘れてはいけない。従米路線と決別するには、ポツダム宣言の厳密な履行と、日本国憲法第九条の存在が決めてである。
私財をなげうって政治を志した新首相の人間性は信頼できると思う。その延長沿いに、献金処理の不手際があるのだが、どうせだったら“井戸塀総理”になる覚悟で、自らの政治信念“友愛”の実現に向けて最高権力者としての権力を行使して欲しいものだ。その覚悟があれば、闇の権力者の影響や既得権益を持つ魑魅魍魎の足の引っ張りに左右されない、名総理になれるであろう。
所信表明にスタンディング・オベーションで応えた民主党の新議員達には、政治のプロからの冷たい視線が寄せられているが、素人にも理解できる政治手法こそ、主権者のレベルを引き上げ真の民主政治実現に向けての一里塚である。引き続き主権者に直接届く言葉で政治を語り、主権者の支持の下、第4の権力マスコミも支援せざるを得ない状況を作り出すことだ。
負の遺産は、1人あたり900万円に当たる国の借金と戦後続いた従米路線である。最も日本の国債の債権者は、アメリカと違って、ほぼ全額他国に購入されてはいないし、身の丈過ぎる贅沢を控えれば(大幅増税を覚悟・・・課税の対象には吟味が必要)、将来の世代に借金を先送りしなくとも済む問題である。
新政権のとって最大の負の遺産は“従米路線”であり、それからの脱却は容易ではないだろう。何しろ民主党の中にも、“日米同盟”至上主義者が多く存在するし、鳩山総理自身、日米同盟が基軸と述べているし、、、。日本国憲法の平和主義の下では、軍事同盟など結べないのは当然である。冷戦発動下で、“浮沈空母”の役割を果たす役割を認めた(旧安保条約)のが従米路線のスタートであり、独立後も引き続き占領軍の駐留を認め、その最大の役割を沖縄に押しつけ続けた。沖縄住民の本土復帰運動が、平和憲法の下の日本に復帰すれば、基地を撤去できるとの強い願いがあったからこそ大きなうねりとなったことを忘れてはいけない。従米路線と決別するには、ポツダム宣言の厳密な履行と、日本国憲法第九条の存在が決めてである。