自由人

 己を『”親も無し、妻無し、子無し”職も無し、ローンもなければストレスもなし』と詠んで、六無斎清々を僭称。

満開の桜は咲き誇り、人影はなし

2019年04月18日 11時42分08秒 | コラム

 ここ北関東ではサクラの満開を迎えている。田園風景の中で車を走らせていると、桜の並 木が現れる。立ち寄ってみると人影はなく、元小学校の跡地、多くは地域の公民館として利用されてるところが多いが、たまに見かける人はゲートボールに親しむ地域のお年寄り、かつてはこの学校で遊び学んだ人たちなのだろう、、、。

 小学校だけでなく、中学校の統廃合が進み、通学の手段はスクールバスがメイン、歩くという人間が人間になった基本行動がおろそかにされ、基礎体力が不足した人間が拡大再生産されているのが現実となってしまっている。

  ”よく学び、よく遊べ”は”健全なる身体に、健全なる精神が宿る”が真実として普遍化されていた時代のスローガンだっのだろうか、、、。遊びがさもよくないこと、”遊んでばかりいないで勉強しなさい”が親が子供に叱責する言葉のナンバーワンになってしまっているのだが、遊びの中からしか健全な身体が作れないことを社会全体が理解する必要がある。木登りもできない、懸垂がゼロ回、知能指数が優に75を超える人物が社会的に高い地位に就く世は果たして健全な社会生活が営まれているといえるのだろうか、、、、。