Myマラソン2020

市民マラソンの楽しさにめ・ざ・め・た!私の華麗なる(?)マラソン的日常生活☆

年金問題(責任感の欠如)

2007-12-18 | しごと
昨日、たまたまみたTVで「年金問題の間違いはなぜ起きたか」の特集を観た。
例えば神奈川県の例で
県に割り当てられたナンバーの3100に個人番号を付与していって、いっぱいに
なったので3101にまた番号を足していくしくみだったそうだ。
そのとき、電算化で雇われたキーパンチャーの先輩格の人が4ケタをロック
して作業すると効率的という理由で広めて、ずっと3101になっても3100のまま
固定して入力作業を続けていたとのこと。
後輩が「番号が違う」と質問してきても、固定観念から「神奈川は3100しかないのでロックしたまま作業しなさい」と受け継がれていったそうだ。
そんな、単純ミスが6割もあるそうだ。
まさに、社保庁の足元からどんどんミスを生んでいたことになる。
確認作業にしても、中央から事務所の問い合わせ確認方法も番号のみで
名前が伴っていないので、間違った番号でもそのタイミングで勤務していないと
そのままで統合されてしまうとのこと。
まさか、国の根幹をゆるがす出来事がごくわずかのパート?アルバイトで
生み出されていたとは。確かにこの人達も非常に罪だけど、仕事の内容を
確認し、検証をしなかった大きな責任がある。年金を受け取る何十年間の
間に処理すればいい、という仕事に関して責任感の大きな欠如。それに
仕事の重要性も感じさせることもなく、「キーパンチしてるお姉さん達」
くらいにかるーく扱って仕事の喜びを与えることもなかったんだろうなー。
それで、たぶん今頃、単純だけど、重要だった、仕事の重みを感じてるん
だろうなー。