面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「貧乏花見」 by紫亭京太郎 in落語Kタイム

2008年04月21日 | 落語
4月21日(月)夜10時(翌日朝10時再放送)
インターネットテレビ net channel KYO
「落語Kタイム」

今回は「貧乏花見」にてご機嫌を伺います。

大阪の桜の名所の一つである造幣局の通り抜けも明日で終わり。
花見の時期も過ぎてしまいましたが、4月らしいネタということで一席お付き合い願います。
貧乏長屋の住人が、「気で気を養え」と花見に繰り出すことになったのですが、さあ、てんやわんやの大騒ぎ。

いつものように「ほほぉ、こんな噺もあるんや」と興味をもっていただき、プロの話芸へ手を伸ばしていただければ幸いです。
大阪在住の皆さんには、ぜひ天満繁昌亭へ足をお運びいただければと存じます。

まずはごゆるりと、お付き合いください。

アクセスはこちらまで!

http://www.nc-kyo.com/

☆ ご覧の際に ☆
アクセスしてしばらく、何も映らない黒い画面が表示されることがありますが、しばらくすると音声と映像が流れますので、そのままお待ちください。

進化するダル

2008年04月20日 | 野球
ダル自責0完投で無傷4連勝、投手3冠(日刊スポーツ) - goo ニュース


日ハムのエースであり、北京五輪でその存在感を見せつけて日本のエースとなったダルビッシュの進化は止まらない。
今年は省エネ投法を考慮した100球切っての完投を目指したりしている。
150km/hを超える速球を多投せずとも、三振よりも打ち取ってのアウトを狙って投球数を減らそうという算段である。
で、それを見事にやってのけるから凄い。
同時にチームの連敗を3で止め、正にエースの働きである。

ところで、今日は朝日新聞の朝刊でダルビッシュの投球に関する記事を読んで、更にスポーツ紙の詳しい情報を知りたくて買ったニッカンスポーツ。
朝日新聞の朝刊では、ダルビッシュの省エネ完投について、
「150キロを超す直球は封印し、打てそうなスピードだけど、打者の手元で少しだけ変化させる。シュート系のツーシームと、スライダー回転のカットボールと140キロ前後の球で打たせて取ることで、球数を抑えた。」
とあった。
とても一般紙のスポーツ面とは思えない詳細な解説である。
多彩な変化球を駆使して見事な投球を繰り広げた様子がみてとれる。

一方のニッカン。
ダルビッシュの投球に関しては、
「最速152キロを出したが、150キロ超えはこの1球。多彩な変化球で打ち取った。」
ダルビッシュが札幌ドームで自責点0である点に重点を置き、記事内容はダルビッシュのインタビュー記事がメインで、彼の投球について技術的に触れた部分は無し。

ダルビッシュの巧みな投球術の詳細を知りたくて買ったニッカンより、一般紙の朝日の方が詳しいとは、何のためのスポーツ紙か。
タイガース記事には不満は無かったが、今回の目的であったダルビッシュの記事が物足りなくてガッカリ…


禁煙権があるなら喫煙権も

2008年04月18日 | ニュースから
「居酒屋も喫煙×」 神奈川、全国初の条例素案(産経新聞) - goo ニュース


自分はタバコを吸わないので、禁煙空間が増えるというのは嬉しいが、しかし喫煙者の立場にたってみれば、居酒屋やスナックなどの言わば「くつろぎ」や「安らぎ」を求める場所でタバコが吸えないというのはどうだろうか。
そら窮屈を感じることだろう。

禁煙を主張する権利があるのなら、もちろん喫煙を主張する権利もあり、どっちが上位か下位か!?などということはないだろう。
「喫煙者が吐き出すタバコの煙で健康を害されるのだから喫煙者の権利の方が弱い」(あるいは権利は認められない)という論調が圧倒的な力を持つ世界というのは決して健全なものではない。

全面的に禁煙するのではなく、しっかりとした分煙こそが、健全な社会だろう。
あまりにも無頓着・無神経でデリカシーの無いタバコの吸い方をする人が多いから、過剰な禁煙社会の思想が出てきたのではないだろうか。
タバコを吸う方には、自分たちの立場を危うくするようなマナー違反な吸い方をしないよう、タバコを吸わない人間に対する気遣いをしてもらえばそれでいい。


漂流するゴミ

2008年04月17日 | ニュースから
ゴミ持ち込み増で悲鳴、上越(新潟日報) - goo ニュース


ゴミ回収を有料化したらコンビニに家庭ゴミが持ち込まれる。
十分想定されることだ。
コンビニからゴミ箱が撤去されたら、公園や駅など、他の捨て場所を求めてゴミはさまようことだろう。
(実際にさまようのは「ゴミを持った人間」なのだが)

ゴミ回収を有料化した目的は何だろう。
その目的への理解と協力を住民に求めるというのが自治体のスタンスだろうが、理解はしても協力しない、あるいは「今まで無料で回収してたのに、何で有料になるねん!」と理解もしない住民が多いことが予想される。

いずれにせよ、全ての住民に理解を得られるとは思えないこの措置は、ちまたにゴミを漂流させるだけのことではないだろうか。
このことで解決される課題とは何なのだろうか??


怪獣の住まう国

2008年04月16日 | ニュースから
患者の暴力深刻化 全国病院 半数で被害(産経新聞) - goo ニュース


学校などの教育現場にはびこる「モンスターペアレンツ」だけでなく、病院では「モンスターペイシェント」なる怪獣が跋扈しているらしい。
立場を悪用し、相手が強く出ないとみれば、徹底的に相手に襲いかかる品性下劣なヤカラが増殖していると思うのは気のせいだろうか。
日本は、いつからこんな怪獣だらけの国になってしまったのか。


なんだかなぁ②

2008年04月15日 | ニュースから
警官注意、女子中生3人大暴れ=殴るける…現行犯逮捕-埼玉県警(時事通信) - goo ニュース

自転車の2人乗りを注意した警察官に暴力沙汰の女子中学生。
「どうせなにもできないだろう」などと警官を挑発して胸を突いたとか。
なんというか…
人権は擁護されるべきもので、何人もこれを冒すことはできないのだが、「人権擁護」を笠に着た傍若無人がはびこっていないだろうか。
悪いことをしたら、注意されてどつかれる。
これを「当り前」と考えることは、本当に悪と言えるのか?

「狼講釈」 by紫亭京太郎 in落語Kタイム

2008年04月14日 | 落語
4月14日(月)夜10時(翌日朝10時再放送)
インターネットテレビ net channel KYO
「落語Kタイム」

今回は「狼講釈」にてご機嫌を伺います。

これまた、高座でほとんど見ることの無い、珍品と言えるネタです。
ワタシのライブラリーの中にも、露の新次師の高座録音しかありません。
演じることができる噺家さんも、この新次師の他はクラブの先輩でもあらせられる森乃福郎師くらいしか思いつきません。
珍品ご紹介も当番組におけるワタシの使命であると考えております!
(…あくまでも「後世に話を伝える」という点において、ということで)
伝統文化継承のためにも、まずは一席お付き合い願います。

いつものように「ほほぉ、こんな噺もあるんや」と興味をもっていただき、プロの話芸へ手を伸ばしていただければ幸いです。
大阪在住の皆さんには、ぜひ天満繁昌亭へ足をお運びいただければと存じます。

まずはごゆるりと、お付き合いください。

アクセスはこちらまで!

http://www.nc-kyo.com/

☆ ご覧の際に ☆
アクセスしてしばらく、何も映らない黒い画面が表示されることがありますが、しばらくすると音声と映像が流れますので、そのままお待ちください。

祝!2000本安打

2008年04月13日 | 野球
阪神・金本が通算2000本安打達成、プロ野球37人目(読売新聞) - goo ニュース


なかなか出ぇへんなぁと思っていたアニキの2000本安打が、土曜日の横浜戦でようやく出た。
1999本目から19打席ヒット無しというのは、それまでの最長無安打打席だった江藤慎一の17打席を2打席も上回る日本記録となり、またひとつ、地味~な日本記録を作ることになった。
清原のコメントではないが、そんな2000本安打も、金本らしい気がする。

目の前で舎弟の新井が勝ち越し打を放った後、更に点差を広げるタイムリーは値千金の一打。
そしてこれで、舎弟と共に節目のヒットを放つという、タイガースファンにはたまらない記念試合となった。
お立ち台で新井と一緒に記念打を放ったことにコメントを求められ、
「キモイっすね!」
と表現したのは、いかにもな“お約束”的言い回し。
その後新井が、
「運命的なものを感じました」
と言ったのは、全くその通りだと思う。
互いに2000本、1000本の安打数まであとわずかとなったときに再び同じユニフォームを着たこと自体が、既に運命的であったと言えるのではないだろうか。

この二人のおかげで、タイガースは黄金時代を迎えることができる可能性が広がっている。
そんな兆しが、2000本狂想曲の明けた日曜の試合に見て取れた。
今日はテレビ中継が無かったので(今日ほどスカパーに入ろうかどうしようか悩んだ日はない…入らへんかったけどね)、ラジオの中継を聞いていたが、1点リードされたまま迎えた8回表のこと。
先頭打者の赤星が、三塁打で突破口を開く。
続く平野に岡田監督は代打・桧山を投入して勝負をかけた。
ここで桧山のあたりはレフトライナー(フライ?)。
ところが横浜のレフトビグビーは直接取れず、二塁塁審はヒットの判定。
この打球処理を横浜側がもたついている間に、なんと桧山は二塁を陥れた。
レフト前の打球で打者走者が一挙に二塁到達!
それも、決して俊足とは言えない桧山が、相手のスキをついての好走塁!!
中日の井端や荒木にヒケをとらない好プレーだ。

これには本当に驚いた。
昨年までには考えられなかったことだ。
かつてシーズン最多三振を新庄と競った年の契約更改で、大した成績でもなくチームも低迷しているなか、「4番を打ち続けたのだから“4番料”をくれ!」と言い放った、ダメ虎の代表格だった(ファンの方には申し訳ありませんがあくまで私見です)あの桧山が、こんな抜け目のないプレーをするとは!!

三塁の赤星はレフトが直接取ると判断したために三塁へ帰塁し、得点にはならなかったが、無死2、3塁という絶好のチャンスを作りあげた効果はテキメンだった。
続く新井がきっちりタイムリーで同点。
そしてアニキがしっかり勝ち越し打を決めてついに逆転!
前のイニングで、盗塁しようとまでして勝利に対する執念を見せていた福原に、見事に応えることができたのは素晴らしい!!

本当に、去年まででも見られなかった好走塁が、今年は随所に見られる。
ワンヒットで2塁から帰還するシーンや、1塁ランナーがヒットで3塁まで進むシーンが多くなった。
前にも書いたが、常に全力疾走を怠らない金本はもちろん、そのアニキに負けじと全力疾走を繰り返す新井のプレーに、ついに鈍足トラ連中の意識が変わったのだろうか。
更には“突貫小僧”(勝手命名)平野の加入も大きいだろう。
タイガースを応援してきて○十年になるが、こんなに走塁に積極的になったチームは見たことがない。
「走れて守れる外国人を」とアレンとジョンストンを獲得したときの安藤監督でさえ、結局は「走るタイガース」は作れなかった。

中日がいやらしさを身に着けて常勝チームのようになったのも、井端、荒木を中心として、次の塁への積極性を高めたことが大きい。
更に中心打者だった福留も抜け目ない走塁をみせたことも、チーム全体がいやらしいプレーをするようになった要因ではないだろうか。
今年のタイガースは、新井と平野という全力プレーの権化が二人も加入したことで、ついに「ソツの無い野球」に目覚めるかもしれない。
そうなったとき、戦前・戦後の黄金期とは全く性質の異なるゴールデン・エイジの幕が開くことになるだろう。


当たり前のこと

2008年04月13日 | ニュースから
入学金未納の2生徒、入学式に出席させず 千葉の高校(朝日新聞) - goo ニュース


入学金の支払いについて、経済的理由があるなら分納も可能であり、相談にのると学校側が事前に説明していたにも関わらず、何の対策も講じなかった親の責任であり、学校側には何の非も無い。
どこかの識者が「なんということをするか!学校は生徒と保護者に謝罪せよ!」と発言しているそうだが、何をかいわんや、である。
安易にバカ親を擁護する識者がいるから、「権利」という名のわがまま勝手を撒き散らし、なんら「義務」を果たそうとしないヤカラが増えるのだ。

「子供には罪は無い。学校のとった処置は子供の心に傷をつけるものであり、許されない!」
という論調があるだろうが、社会ルールは守るべきものであることを生徒に教えるのも学校の役割の一つでもあり、今回もその役割を果たしたに過ぎない。
このことで子供の心に傷がついたというのなら、事前に何ら措置をとらなかった親の責任であり、家庭内で解決すべき問題だ。

もしマスコミが学校側を全面的に非難するのなら、そんなマスコミは要らない。
(昔、似たような名前のテレビ番組があったなぁ)