面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

通達の恐さ

2008年04月30日 | ニュースから
ジェネリック使わないと生活保護ダメ 厚労省通知(朝日新聞) - goo ニュース


通知文書の内容自体は、そんなに悪いことでもない。
医療費節減の一手段として、生活保護受給者への投薬に際してジェネリックを推進する、というのは間違いではないだろう。

しかしこれが、「正当な理由なく価格の高い先発品を使い、後発品への変更指示に従わなかった場合は保護の停止または廃止を検討する」という通知になったとき、各都道府県では“渡りに船”とばかりに適用することが予想されるのが恐い。
生活保護費支出の削減に躍起になっている自治体が多い今、医療機関にかかっている生活保護者に対して過去の医薬品の状況を探り、「恒常的にジェネリックを使わずにいた」として保護費打ち切りに走る役人が続出するだろう。
現場の役人にとって、いかに担当する生活保護費を減らしたかが評価されるのだから、その削減策として使えるものは何でも使うに違いない。

高級外車を乗り回したり、海外旅行に行きまくったりと贅沢な生活を送りながら生活保護費を受け続けている人間も少なくないはず。
本当の生活保護費の節減は、本当に必要としている人に対する必要な支給を徹底することにこそある。
そこを徹底死守せずして、闇雲に生活保護費の打ち切りに走らせるような通知は出されるべきではない。


給食費

2008年04月30日 | ニュースから
給食費滞納10万人…事前申込書・給料差し押さえも(朝日新聞) - goo ニュース


以前から話題になっているが、給食費を払わないバカ親が依然としてはびこっているようだ。
払えるのに、払わない。
督促されて初めて払う。
当り前のことができない親に、子供に対して社会のルールを教えることができるのか?
いや、こんな親には「社会のルールを守る」という意識は無く、従って子供にそんなことを教える気も無いだろう。
そして子供が悪さをすれば、学校が教育しないからだと怒る。
「親」という概念が消え去った日本に未来はあるのか…?