面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

満員劇場御礼座「そこをなんとか」

2009年12月15日 | よもやま
12日の土曜日、ほぼ1年ぶりに満員劇場御礼座の公演を観に行った。
今回は「そこをなんとか」。

満員劇場御礼座は、サラリーマンやOLその他(?)の社会人メンバーによる劇団で、略して「満劇」。
最近、唯一必ず公演を観に行っている劇団である。
毎回と言っても、年に1回しか無いねんけどね(たまにそれも無いことも…)

今回は、「お願い」をテーマにしたオムニバス形式。
1話完結で6つの物語が展開した。
とにもかくにも、相変わらず単純に面白い!
全体を通じて笑えるのだが、特に毎回、どこかでハマって思い切り笑ってしまう♪

今回ハマったのは、緑ファンタさんのライブというテイの「私に謝ってください」。
夜眠るときに過去のある場面を思い出しては、あの時こう言われて言い返せなかったことが腹が立つというもの。
往年のフォークソングを彷彿とさせるような、歌の合い間に語りがある、さだまさしテイストの曲(?)が連発される。
あんなことこんなことを小学2年生まで遡って“思い出し怒り”するのだが、そんな「もうよろしいやん、そんな昔のこと」的なツッコミどころが楽しく、心斎橋ラムネさんのコーラスも絶妙の逸品。
妙~に歌にハマってしまって、“KY爆笑”したところもあった。

とある小島の居酒屋で、島民と一緒に飲むことになった東京から旅行で来た大学生が遭遇する奇妙な体験を描いた、オカルト風SFテイストの「どうか明日もいてください」。
ある男の部屋にある日用品達の会話という“童話劇”「時には思い出してください」。

その他3編も独特の味わいがあって、あっという間の約2時間。
“フォークライブ”以外のそれぞれの物語は、ニヤリふふんあるいは思わず「うわ」と口にしてしまう、などのオチが用意されているのが心地よい。

今回は、マイミクさんでもあるライス大さんが出演されなかったのが残念だった(チケットの出演と場内整理・案内のみにご出演(?))。
また、ベタな動きと台詞回しで笑わせてもらう淀川フーヨーハイさんの出演が1話のみだったのも少々物足りず…

それでも、今回もまた十分楽しい時間を過ごせた「そこをなんとか」。
次回もまた観に行かねば!
なので劇団には、そこをなんとかまた大阪で公演してください、とお願いしたい。

満員劇場御礼座
http://www.mangeki.com/



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