面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

三塁塁審の不可解な行動。

2010年04月12日 | 野球
記念の445号はビデオ判定、大歓声が鉄人包む(読売新聞) - goo ニュース


ホームランかどうか見極めが難しい打球についてビデオ判定が導入され、より正確なジャッジが見込めるようにはなっているが、それが逆に審判員の質の低下を招くことにならないだろうか?

テレビ中継を見ていたのだが、この金本の打球は明らかにレフトのポールの金網に当たってグラウンド内へ落ちてきたものであり、紛れもないホームランだった。
打球の落下地点付近の観客(タイガースファン)も大喜びしていたのは言うまでもないが、それよりもなによりも、打球がグラウンド内に落ちてきたその時に、三塁塁審が腕をクルクルと回し、ホームランのジャッジを下していた。
それはハッキリとテレビ画面に映りこんでいた。
にも関わらず、金本が二塁ベース上に立ち尽くしているのを見て、「え?なんで??」と思った視聴者は多かったはず。
そして真弓監督が抗議に出たが、一度は主審に説得されてベンチへと引き下がったように見え、更に二塁から金本がアピールする様子に押されたように(見えた)再び審判に抗議を始めると、とうとうビデオ判定となって試合が中断した。

いや、ビデオ判定する前に、三塁塁審は一度ホームランのジャッジを下しているではないか!?
ボールインプレーとなっているところを中断させ、ホームランであることを塁審がしっかり主張すればそれで済んだものを、あの腕の動きはなんだったのだ?
「ホームランやと思ったんやけど…なんかプレーが続いてるし、まあいいか…」
というようなエエ加減なジャッジを下されては、選手はおろか、球場の観客や中継をテレビで見ている視聴者はたまったものではない。

三塁塁審を務めた審判員には、猛省を促したい。