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面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「デス・プルーフ in グラインドハウス」

2007年10月07日 | 映画
実はクエンティン・タランティーノ作品を観たことがなかった。
しかしB級大好き野郎を標榜するからには、避けて通ることは邪道の極み。
しかも、タランティーノ久々の力作にして、B級度全開!と聞けば観ずにおくてはない。

更に今回は、過日金券ショップにおいて「デス・プルーフ」と「プラネット・テラー」の鑑賞券二枚綴り2000円!という破格値のチケットを見つけた。
これはもう、神が自分に「今度はタランティーノ映画を観ろ!」と指示しているとしか考えられない!
(そんな発想が考えられない!?)

というわけで、遂に“タランティーノ・デビュー”を果たした本作。
最っっっ低の映画である!
あまりにくだらなさ過ぎて最高だっっっっっ!
経験したことがないほど唐突なラストシーン、席を立とうにも笑いが止まらなくて困った。
そして、一人で観に来たことを悔いた。
誰かと共に観て、連れは放っといて爆笑したかった。

それにしてもカート・ラッセル。
「ポセイドン」で見せた、あの勇気ある父親と対極にある怪演はスゴイ!

キッチリとしたストーリー展開が無いと耐えられない向きにはお勧めしない。
また、道義を重んじ、人の道に外れることに我慢なら無い諸兄姉は観てはならない。
とにかく、くだらなくてナンセンス。
下品で外道。
最低最悪の映画であり、面白すぎる。


デス・プルーフ in グラインドハウス
2007年/アメリカ  監督・製作・脚本・撮影:クエンティン・タランティーノ
製作:ロバート・ロドリゲス
出演:カート・ラッセル、ゾーイ・ベル、ロザリオ・ドーソン、ヴァネッサ・フェルリト、シドニー・タミーア・ポワチエ

牛糞からアイスクリーム

2007年10月07日 | ニュースから
牛のふんでバニラの香り、山本麻由さんにイグ・ノーベル賞(読売新聞) - goo ニュース


昨夜、ニュース番組で受賞の模様が放映されていた。
牛糞を徹底的に煮詰めるとバニラ香料のもととなる成分が抽出されるとか。

授賞式では、審査員達に牛糞から抽出されたバニラ香料入りの“バニラアイスクリーム”をふるまわれ、観客席から「食べろ!食べろ!」と囃したてられていた。
苦笑いしながらもパクリと一口食べ、親指でgood!とやってる審査員も。

イグノーベル賞は、科学ユーモア雑誌「奇抜な研究年報(Annals of Improbable Research)」が企画運営し、「まず人々を笑いで吹き出させ、次に考えさせる」研究に対して贈られる賞とのこと。
受賞後のテレビ局のインタビューには、
「牛糞から作られたアイスクリームには抵抗があると思うので、アロマなどに使えるバニラ香料が取れたと認識していただければ。」
などと苦笑いしながら話していたが、そんなアイスクリームを食べさせられた審査員の立場やいかに!?

こんなユーモア溢れる世界的な賞を日本人が受賞したことを、まずは喜びたい。