おっちゃんのウオーキング日誌

日々のウオーキングや出来事を綴ります。

四国遍路雑感

2006年10月17日 20時23分40秒 | 四国遍路の旅・土佐・伊予編
柿の実


柿の実も赤く色付いてきた。小鳥が突つきに来るので、カメラを構えて待ちはじめたら、小鳥はこなくなってしまった。

四国遍路雑感

あるドライブインでの出来事、お遍路さんお休みくださいと表示がある長椅子の置いてあるところがあった。その前で休んでいけと手招きする者あり、中年の遍路の男性である。そばへ行くと長椅子の前の地面には経文、数珠その他のものが無造作に放り出されていた、私が指を差すと、その者はひらひらと書面を出し自分は鯖大師の認定するところの者である、お前に聞く、何のために遍路をするかと詰問口調で言い出した。目つきも尋常ならざるものを感じ、私は失礼するとその場を辞した。五十メートルも行くと後を追ってきて何事か大声でわめいている、なおも無視をして進むと、その者はあきらめたのか引き返した。ドライブインで人の多いところであるから良いが、人のいない山の中で遭遇したらと思うと、ぞっとする出来事であった。もし地面にほうり出されている物を踏んだりしたら難癖をつけるつもりであったかも知れない。
「遍路をしている人だから善人である」とは限らないことである。

ある店での出来事、ものを売る店が全然ないところであった、そこに手作りのパンなどを売る店があった、昼もすぎていたのでパンなど買おうと頼んだが売り切れたとのつれない返事だった。遍路には物を売りたくない、という意思を感じた。
遍路を嫌う人もいることを銘記すべし。

又、親切な人も多いのも事実だ。
安和乃里での小銭のご接待、そえみみずでのおばあちゃんのご接待、札所でのお茶とせんべいのご接待、美馬での資料のご接待、安宿でのご主人と息子さんのご接待、宿での洗濯のご接待、宇和島城でのみかんのご接待、数えるときりが無いくらいだった。
そして徳島と広島の人たちの激励にも元気づけられました。



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2 コメント

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残念なことです (おっちゃん)
2006-10-18 21:32:43
残念な事ですが本当です。

気を付けるに越した事はありません。
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追いはぎ (machan)
2006-10-18 17:23:55
昔は追いはぎが出たことでしょうが

今の世の中に 恐ろしい仮面をかぶったお遍路さんがいるんですね 恐ろしい

今まで山の中では恐ろしいことにも出会うかととも思っていましたが

人里では絶対 お遍路さんとすれ違っても話しかけられても危険を感じたことはありませんでした 甘かったです

でも 善意を信じて歩きたいです
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