広津柳浪「雨」については、2013年6月のブログに書きました。「柳浪」、、、素敵な号です。“柳と浪”は、彼の作品の中に漂う、“鬱々とした中の仄かな温かさ”の表象でもあります。
斎藤緑雨。別号は「正直正太夫」と「江東みどり」。「緑」が好きな人みたいですね。、、、透き通るように優しく鋭い彼の“ショート・アフォリズム”に、“緑の雨”はぴったりです。
東京は、一週間連続ほぼ快晴です。毎日傘を持ち歩いているのですが(たぶん持って来なかったときに雨降るんでしょうね、笑)。
ここ数年のことだと思います。天気予報が、当たらなくなった。否、「予報」の役割を果たさなくなった。ネガティブな方向にアナウンスすることを、(結果として)大衆が要求しているからです。災害を通知できなかったとき(ポジティブな報道が外れたとき)へのバッシング。「予測が当たらない」という批判は甘んじて受ける。しかし「実態を当てることが出来なかった」ということに対する責任を負うことだけは、絶対に回避せねばならない。
世の中全てが、(ある意味日本がリーダーシップをとって)「責任逃れ社会の構築」に向けて、ひた走っているように思えます。