青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

未来の想い出

2022-10-06 21:08:02 | コロナ、差別問題と民主化運動、アメリカン・ポップス




読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。



【Ⅰ】

マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】

「沖縄に対する日本」

「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」

の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。



・・・・・・・・・・



何故か、ワンダ・ジャクソンWanda Jacksonにハマっています。

日本の大衆には全く浸透していないC&W音楽ですが、(昨日90歳で亡くなったロレッタ・リンは知らなくても)この人の名は知っている人が(一定年代以上の人には)結構いるのではないかと思われます。

「女エルヴィス・プレスリー」「ロカビリーの女王」ですね。

デビューは70年近く前(カントリーでの初ヒットはエルヴィスより1年早い1954年)、まだ10代だったその頃(1950年代中期)が、彼女の全盛期である、、、、と(一般的日本人からは)認識されているはずです。



Wanda Jackson - Fujiyama Mama (stereo) - YouTube

ロックンロールの軽快なリズムに乗って、

〽 ハ~ァ! ナァガサキ ヒィロシマ トゥ~、、、、フジヤマ ママ、 チョットバカ(と聞こえる) フジヤマヤマ、、、、

1957年のシングルリリース、チャートヒットにはなっていないのですが、ロカビリーの極致ともいえるノリの良さ(以前にも紹介しました)。

まあ、今だったら、ご法度なのでしょうが。



Right or Wrong by Wanda Jackson - 1961 (with lyrics) - YouTube

僕も、「きわ物的存在」としてしか捉えていなかったのですが、でも、1961年にカントリーとポップでクロス・オーバー大ヒット(C&W9位/Pops29位/Adult9位)したこの曲のことは知っていました(のちのロニー・ドーブによるカバー・ヒットのこともあって)。ジャクソン自身の作詞作曲です。案外才能のある人なんだ、、、と気にはなっていた。昨年ジョニー・ティロットソンの「涙ながらに」を「歌手生活最後のリリース」として発表した(その時にもブログで紹介しました)ことで、改めて様々な曲を聴き直してみたら、刷り込みの思いとは裏腹に、意外にオーソドックスな歌唱なんですね。



The King Is Coming - YouTube 見ることができません。



Cowboy Yodel - YouTube



Together Again - YouTube



Wanda Jackson - Jealous Heart (1966). - YouTube

一番ハマっているのがこの曲です。オリジナルはジェニー・ルー・カーソン1944年のスタンダード・カントリー。僕の世代にとっては、1966年初頭のコニー・フランシスのカバーヒット(コニーの最後のメジャーヒット、ポップス47位、アダルト10位)。その同じ66年に、ワンダもカバーしています。コニー版のような派手さや色気はないのだけれど、、、素朴さが僕の心に沁み込みます。



Wanda Jackson - It Keeps Right On A Hurtin' - YouTube

70年間の歌手生活で、それぞれ100枚近いシングルとアルバムを発表し続けてきたワンダが、最後のリリースとしてシングル盤のA面曲に選んでくれたのがジョニーのこの曲。ジョニーにとっては、53年前、エルヴィスがこの曲をカバーしてくれたことが最高の誇りなのですが、“女エルヴィス”ワンダ・ジャクソン85歳の最後のカバーチョイスは、それ以上の誇りであることに間違いありません。



入れ墨のバックミュージシャンのパンクな若者たちと、オーソドックス極まりない本人の歌唱との狭間に、若き日(70年前)を彷彿とさせる秘めたる熱気が感じ取れます。





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