青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

アパートの裏山- Nature of Misty Hill青梅市霞丘陵の自然2021.3.27

2021-03-30 14:44:57 | コロナ 差別問題と民主化運動 身近な自然


★訂正とお詫び
3月30日09:00に投稿しました、「 アパートの裏山-青梅市霞丘陵の自然 2021.3.24(下)」は、3月26日に既に投稿しておりました記事により、削除しました。応援をくださった方、申し訳ありませんでした。




読者の方々に質問です(僕は頭が悪いので、教えて頂ければ幸いです)。

【Ⅰ】
マスクは、なぜ必要なのですか?

【Ⅱ】
「沖縄に対する日本」
「台湾・チベット・ウイグルに対する中国」
の違いを教えて下さい。

*ブログ記事の冒頭に、この質問を繰り返し続けます。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
 
午前中(2021.3.27)天気が良かったので、18年目にして3度連続の裏山行き。
 
いやぁ、参った!!
 
ここは「美しい日本」だから、しようがないんですけれどね。
 
3日前には、丘陵公園?入口にタンポポの花が咲き乱れていて、いろんな蝶が飛びかっていたのに、、、、跡形もなく消え去っている。
 
勝手に生えてきた雑草、、、、、邪魔だから除草したわけだ。
 
まあ、美しい日本なので、当然かもしれません。
 
まもなく、(整然と植え込まれた)真っ赤な園芸ツツジに、一面が覆いつくされます。そりゃもう見事で美しいですよ。皆、“素晴らしい!”と感動すること必至です。
 
そこに雑草生えていれば困るし、、、、。
 
人間が選抜して品種改良して自分たちで育んだ園芸植物や野菜・果物は、自分たちが望む通りの存在です。安全で、そして“皆が素敵と思う”という共通概念の上に成り立っています。人々の愛情の籠った「美しい自然*」であり、(自分たちの世界に於ける)平和・自由・幸福の象徴でもあります。
*たぶん、一般概念での「自然」は、「人間以外の生物」の実質ほぼ同義語。
 
一方、人間の意図とは無関係に、勝手に生えている雑草。人間の居住地とは別空間に存在する(いわゆる)「野草」はともかく、人の陣地に勝手に入り込んだ「雑草」は、迷惑な存在です。
 
人の陣地に人間の思惑とは関係なく生える植物の99%は「外来帰化種」(中には在来分布種の“出戻り帰化”という存在もあるのですが、それについては別の機会に説明します)で、謂わば、犯罪者のようなものです。
 
まあ、通常目にする雑草は(一ランク上の「野草」と思われているものの一部も含め)国外からの帰化植物で、在来種よりは目立つ存在です。園芸種でなくとも概ね派手で鮮やかですから、それなりに「綺麗!」と(「自然」の一員とひっくるめて考えたうえで)喜ぶ人もいるでしょうね。
 
本当の在来植物は、(“ちやほや”されている高山植物とか熱帯性の種とかを除き)概ねごく地味な、一般的には見向きもされないだろう存在です。
 
もっとも、それがお国(環境庁)指定の「絶滅ナントカ類」だったら、一転してVIP待遇になるのですが、、、、。
 
そうでもない限り、なんか得体の知れない、触っちゃアブナイ、食べちゃいけない、邪魔者として認識されています。
 
もっとも、人間の管理下にある野菜や果物や穀物や薬草などにしたところで、最近は人類からの評価ハードルが高くなって、徹底したリスク管理の結果、排除されてしまうものもあります。
 
リスク判定基準は今後もどんどん上がって行くでしょうから、そのうち、人類が食べることが可能な植物は、無くなってしまうのではないかと。それに、、、いくらリスク排除したところで、本来の目的の「健康」に結びつくとは思えないのですが。 
 
青梅には、結構裕福な住民(概ね「健康マニア」か「リスク排除主義者」)が多いようですね。いわゆる「中流」の人々。貯金ゼロ(正確には10円とか100円)で、一日の食費が200円という僕から見れば、皆「小金持ち」です。
 
どの家の庭(玄関脇とか)にも、カラフルな花や緑が満載です。「小さな幸福」「他人のことは知らん」「人間以外の事はどうでも良い」といったフィーリングが、バッチリ伝わってきます。
 
いいんじゃないですか。美しい日本だから、そんな人が沢山いても。
 
でも国民「全員」が同じような「感性」「価値観」でいる。実質上「そうであらねばならない」ということ(無意識強要同調空気)が怖いです。否定をすれば、(暗黙の了解の上)まるで人間としての心を持ち合わせていないように見做されてしまう、、、、。
 
そんなことを考えつつ、(というか考えても仕方がないので)少し先に歩を進めます。
 






木陰に僕の大好きな、正真正銘の在来野生種“センボンヤリ”が咲いているのを見つけました。野生のミニチュア「ガーベラ」です。ちょっと機嫌を直しました(中国大陸産の種については近日中に紹介予定)。
 


今日最初に出会った蝶は、今年出会った2頭目のモンシロチョウ。24日の一回目はオス、今日はメス。
 


続いてスジグロチョウ。こちらもメス。三日前はオスばかりだったのですが。
 
それにしても、素晴らしい(←皮肉ではなく本心)環境ですね。早春の陽ざしと、爽やかな風。聞こえるのは、その風の音と小鳥(ヤマガラ?)の声だけ。
 


ヤマザクラの咲く(ほとんど人の通らない)山道を、マスクしたまま歩く、恐怖のマスクマン(女性)。
 
何が何でもルールを守る(マスク必着)、(他人、というよりも「空気」への)思い遣りの国、日本ですから、マスクしたまま一人で山道歩いていても、誰も不思議に思わない。
 
いいと思いますよ。いろんなポリシーがあっても。マスクで顔隠したい。まあパンツとかブラジャーみたいなものと思えば、それも有りでしょうから。
 
それ自体はアリなのですが、、、、誰も“おかしい”と思わない空気を作り出しているのが怖い。仮に思ってはいても、それを口に出せば、まるで犯罪者か精神異常者のごとく排除されかねない(犯罪者や精神異常者が排除されることこそ、そもそもおかしい)。「この(空気読めない)人、変」みたいな空気の充満が怖い。
 


山路のヤマザクラには、誰も見向きもしないようです。そんなの知らん、必要ないと。5分も歩けば、駐車場脇のグレート・ビューティフルなソメイヨシノの並木が待っているので。
 


グレート・ビューティフルなソメイヨシノの脇の草原で、今日もモンキチョウを撮影します。
 


自撮りしときました(自分の顔を見るというのは、あんまり気分の良くないもんですね、、、読者の方もイヤでしょうけれど)。「当たり前のことを理解が出来ない」変な人、というか(元々頭の悪い)痴呆老人(もうすぐ73歳の誕生日)です。
 
ちなみに、この辺りのタンポポは、まだ排除されていません。何故か(入口に生えていた排除されてしまった群落も含め)全てニホンタンポポ(カントウタンポポ)のようです。セイヨウタンポポは、なぜかこの一帯では全く見かけません。
 

今日も飽きずに、モンキチョウを撮影します。
 






メスの産卵。手前の草に隠れて良く分からないけれど、産み付けているのはレンゲソウです。
 


産卵を終えて、暫し一休み。
 
 

なかなかどうして、綺麗な蝶だとは思いませんか?
 




静止時は絶対に翅を開かないモンキチョウの撮影法は、順光と透視光の2パターンがあります。
 

 


いつの間にか隣にオスがやって来ていた。
 
 

痛恨の失敗。広角レンズで写そうとしたこと(カメラが壊れているので、レンズ付け替えるたびに一々初期化せねばなりません)。せっかく左右均等に並んでくれたのだけれど、碌な写真が撮れなかった。余計なことはするもんじゃないです。
 


やっぱり、(グラビア美女にも負けてないと思うんで)ポートレイト徹した方が良い、と思い直し、再び写しまくります。でも、左右に並んではくれない。
 


モンキチョウ・メス
 


モンキチョウ・オス
 


キチョウ(キタキチョウ)
 




入口に戻ってきました。三日前と同じくルリタテハが特攻飛来。
 


今日の入口。
 


三日前。
 
・・・・・・・・・・・・・
 
不思議というか、腑に落ちぬことがあります。
 
セイヨウタンポポを全く見かけない(さっき駅前に一株生えていましたが)。この辺りに生えているのは、本当にニホンタンポポ(カントウタンポポ)ばかりなのでしょうか?印象的にはそうは思えない(ニホンタンポポに見えない個体も多い)のですが、でも総苞片は立ち上がらずに寝ているし、、、。
 
もう一つ。モンキチョウの雌雄を、3日間、各一時間以上観察し続けていて、例のメス→オスの“逆追飛翔”に一度も出会えないでいます。これまでの経験では、モンキチョウの雌雄がいれば、ほぼ必ずこの行動が見られるはずなのに、なんででしょうか?
 
「不思議な現象」というのは「事実」を解き明かしてないだけで、ちゃんとロジカルに考えれば、答えが用意されている、、、のかも知れませんね。
 
例えばカントウタンポポ。僕にとってニホンタンポポといえばカンサイタンポポがメインになるので、セイヨウタンポポに比べればずっとひ弱な印象を持っているのだけれど、カントウタンポポは案外こんなものかも(それにしては豪壮すぎる、という思いもありますが)。
 
セイヨウタンポポが見られないことについては、何らかの理由で勢力が再逆転したのかも知れません。いわゆる「帰化植物の繁栄マックスからのリバウンド現象」、公的機関による「ニホンタンポポ増殖推奨」、、、、。単にこの地域に、もともと発育状況の良いカントウタンポポが多く生えているだけなのかも知れないし。
 
モンキチョウの追飛について。“逆パターン追飛翔”は、非常に目立つわけです。そのため、いつ見てもそれを行っているように印象付けられる。でも、トータルに見渡せば、「していない期間」も結構あるのではないでしょうか?今はその時期に当たる、と言うわけです。オスの成熟度とか、地形や気象や時間的な関係とか、、、、。
 
でも、なんか腑に落ちない。
 
以下、むろん冗談ですけれど(笑)。
 
僕は100年間ほど眠っていたのではないかと。
 
100年前と違って、「今」は、本来のニホンタンポポは絶滅してしまった。セイヨウタンポポとも違う別の外来植物が帰化し、あるいは様々な形での交雑なりを経るなどして、何らかの理由で成された未知の変異型に置き換わってしまっている。
 
モンキチョウも絶滅してしまった。それに代わって今飛んでいるのは、国外からやってきたモトモンキチョウ。なので、特有の“逆追飛翔”も行わない。
 
Sfのネタにもならない下らん話ですが、、、、(笑)。ロジカルに説明するより、こっちのほうが楽しいことは確かです。
 
*日本のモンキチョウは、ヨーロッパのモンキチョウ(ただし東端の黒海西岸のみに分布する少数派)より、ヨーロッパでは主流を為すモトモンキチョウColias hyaleやミナミモンキチョウColias australisに、より外観が似ています(ヨーロッパ北半部には日本の高山蝶のミヤマモンキチョウも結構広く普通にいる)。
 
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霞丘陵を、「霞・丘陵(キュウリョウ)」ではなく、「霞丘(カスミオカ)・陵」と呼んでしまう人がいそうです。それでタイトルに「霞」を分離挿入しました。
 
英語力に乏しい僕なので、迷ったことが3つ。
Hazyにするか、Mistyにするか。
頭にTheを付けるか。
後ろにSを付けるか。
(分かる人がいれば教えて下さい)
 
いずれにしろ僕は、英語のHillと言う言葉が、なんとなく好きなのです。
というのは、アメリカン・ポップス(といっても1940年代の作品)の大好きな楽曲のひとつが、
“ブルーベリー・ヒル”
“モッキンバード・ヒル”
ハンク・ウイリアムスの“マンション・オブ・ザ・ヒル”も良いけれど、未練たらしい失恋歌よりも、ウキウキした気分と、得も言えぬ懐かしさを感じるこの2曲ですね。
 
ここで紹介する予定でいたのですけれど、両曲ともお気に入りのバージョンが山ほどあって、迷いに迷ってなかなか決まらない。結局、大ヒットバージョン、前者がパティ・ペイジ、後者はファッツ・ドミノ(1951年と56年に共にビルボード2位)にすることにした。でも、それなら誰でも知ってるでしょうから、(一字一字張り付けねばならぬあや子さんの手間を考慮して)またの機会にします。
 
・・・・・・・・・・
 
照ノ富士関、優勝(&再大関昇進)おめでとう!
序二段陥落からの、奇跡としか言いようのない復活劇*、へそ曲がりの僕も、ヤフコメの皆さん同様に(珍しく素直に)感動しています。
 
ついでに勝南桜、自己記録の89連敗を更新する90連敗(通算3勝224敗1休)、、、これも、そう簡単に出来ることじゃないですね(対戦相手が可哀そう、凄いプレッシャー)。
 
*一応、「へそ曲がり」ということで、斜めの意見も付け加えておきます。
 
大復活は、みんなが言うように、それほど凄いことだとは思はない。照ノ富士の実力を鑑みれば、勝って当然。
 
凄いのは「辞めなかった事」です。
 
2021.3.28記
 
・・・・・・・・・・・・
 
追記
 
香港
コロナ
ミャンマー
、、、、
繋がっていますね。
いろんな意味で。
ほんとうに、とてつもなく複雑な、いろんな意味で、、、。
 
人類の転換期かも知れません。
(アフリカや中東は日本に直結しないけれど、ミャンマーは直結する)









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