青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

生態図鑑:中国(および周辺地域)の蝶(14)

2010-09-29 13:22:31 | チョウ


【月・水・金】中国の花/中国野生植物図鑑
【火・木・土】中国の蝶/中国蝶類生態図鑑
【月・木】日本列島および近隣地域の野生アジサイ
【水】中国大陸(&台湾・南西諸島)のセミ
【火・金(・日)】ElvisとBeatlesの狭間で~Johnny Tillotsonの時代
【随時(当面は土曜または日曜を予定)】中国旅行情報
【随時(当分は毎日)】My Sentimental Journey
【一時休載】屋久島はどこにある?(東シナ海周縁紀行)
【一時休載】屋久島はどこにある?(長江流域遡行紀行)

  青山潤三・花岡文子
メールアドレスjaoyama10@yahoo.co.jp

★今日は下記の⑤シリーズです。
「日本列島および近隣地域の野生アジサイ」及び「中国大陸(&台湾・南西諸島)のセミ」はしばらくお休みします。更新する記事が多く、一日にこれ以上の更新は無理。あやこ




生態図鑑:中国(および周辺地域)の蝶(14)
図鑑【未完成】:中国(および周辺地域)の野生植物(17)
中国旅行情報(7)
ElvisとBeatlesのはざまで~Johnny Tillotsonの時代(12)
My Sentimental Journey(35)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





生態図鑑:中国(および周辺地域)の蝶(14)

No.008 秋の梅里雪山のBlues【3=番外編】ゴマシジミの仲間

シジミチョウ科Lygaenidae/ヒメシジミ亜科Polyommatinae/ヒメシジミ族Polyommatini/ゴマシジミ類Zizzeria Sect.
四川省Sichuan/二朗山Mt.Erlang中腹/標高alt.2700m/2010年8月10日 【④~⑥を除く】

明永氷河の下の草原で9月10日に観察した、Blue各種の紹介のついでに、どうせなら日本(本土)に産するBlueの5つのグループを紹介しておこうと思ったのだけれど、表題にそぐわなくなってしまった。今回の写真は、“秋の梅里雪山”とは、全く無関係です。























少し前に、四川省二朗山で撮影した、ウスアオゴマダラシジミです。原則、撮影後にしか採集しないことにしているのですが、うっかり網に入ってしまった(写真②③)。その後、キイチゴ類の花に吸蜜に訪れた個体(①)があったので、生態写真を撮影出来たのだけれど、採集品も一緒に紹介しておきます。なお、昨年の同時期には、西嶺雪山でもキイチゴに産卵に来た♀を観察しています。

なお、以前紹介した、春と夏に出現する、ゴマシジミ(カバイロシジミ)群の2種も、併せて再掲しておきます。キララオオルリシジミ(写真④⑤雲南省維西2010.5.18)。ヒメオオルリシジミ(写真⑥四川省雅江東郊2010/09/25、写真⑦雲南省翁水村2010/09/25)。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

図鑑【未完成】:中国(および周辺地域)の野生植物(16)

2010-09-29 13:17:29 | その他の植物
図鑑【未完成】:中国(および周辺地域)の野生植物(16)

No.003シオガマギク属の各種Pedicularis spp.【10】

ゴマノハグサ科Scrophulariaceae(またはハマウツボ科Orobanchaceae)/シオガマギク連(仮称)/シオガマギク属Pedicularis
中国各地(主に四川・雲南)West Chaina/1989~2010


55 2010.7.31 四川省Sichuan巴朗山唖口Mt.Ba-Lang Alt.4700m



56 2010.7.31 四川省Sichuan巴朗山唖口Mt.Ba-Lang Alt.4700m



57 2010.7.31 四川省Sichuan巴朗山唖口Mt.Ba-Lang Alt.4700m



58 2010.7.31 四川省Sichuan巴朗山唖口Mt.Ba-Lang Alt.4700m



59 2010.7.31 四川省Sichuan巴朗山唖口Mt.Ba-Lang Alt.4700m



60 2010.7.31 四川省Sichuan巴朗山唖口Mt.Ba-Lang Alt.4700m



61 2010.7.31 四川省Sichuan巴朗山唖口Mt.Ba-Lang Alt.4700m





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国旅行情報(7)

2010-09-29 13:05:39 | 自然、中国、花、蝶、
めこん雲南省・香格里拉から梅里雪山へ

4~5カ月前に、「あしたのたび」というのをアップしたのを覚えていますか?

あや子さんは、このタイトルに、何だか“もったい”を付けていましたけれど(笑)、意味するところは、明日出発予定の道筋を、以前撮影したカットを寄せ集めて、先に紹介しておきます、という即物的な意味合いに過ぎませんでした(皆さんがこの画面をご覧の頃は、僕も同じ場所を通行中です、と)。

ところが、実道路が不通で、予定していた地(奔子欄→徳欽→梅里雪山)に向かうことが出来なかったのです。なんと“明日”のはずが、半年近く後になってしまいました。あや子さんの“勿体”も、もしかしたら意味をなしてくるのかも知れません。

つい先日「中国蝶類生態図鑑」で紹介していた“小型ヒョウモン”や、今紹介中(たまたま今日の項だけ別)の“Blue”が、今回訪ねてきた“あしたのたび”の成果なのです。実は、今もまだ道路は不通(改修工事中)で、今回行くことが出来たのは、僅か一週間の“作業休止?”期間に運良く当たったからのようで、また当分は通行止めになってしまうそうです。

通って見て分かったですね。通行止めの理由が。それはもう酷いものです。場所を区切って工事をして行けば良いのに、百数十㎞に亘る(標高にして1800mから4300mの)道路を、一度に大改修しようとしている。今まででも、それなりに快適な道だったのです。何故さらに改修する必要があるのか、と思うのですが、“梅里雪山”を、雲南(&チベット)観光の、よりメジャーな目玉にするつもりなのでしょうね。

中国では、工事中の道路(おおむね高速道路)の上を、走らせるのです。これはもう、苦行としか言いようがありません。今回も、何度もバスの天井に頭をぶつけそうになりながら、通常7時間の行程を12時間かけて、目的地(徳欽)に辿りついたのですが、数日前に同じ道を通ったという日本人は、28時間がかりだった由。

完成の暁には、さぞかし立派な“山岳ハイウエィー”が出現するのでしょうが、この行程のハイライトたるべき、白馬雪山のハイウエィー部分が、一部トンネルになってしまうようなのです。ちょっと残念ですね。

ということで、改めて“150日後のあした”の旅を紹介して行くことにしましょう。


①これは出発の前日。シャングリラ到着直前、雨あがりの小中甸にて(昨日のブログ参照)。



②朝の古城。



③中甸の町外れの納拍海は、水が干上がってただの草原の時も多いのだけれど、今は見事な湖。これは何かの養殖(教えて貰ったのだけれど忘れてしまった、確か美味しいものだった気が)。



④すぐに工事中のデコボコ道になります。尼西の集落の先、不思議な山の麓を過ぎた辺りから、長江岸に向けての標高差1500m近くの下りとなります。虎跳峡~小中甸の道と違って、山の斜面は乾燥した低木林で、大抵は晴れています。下り切った所で、民家がちらほら現れます。



⑤幸福村です。



⑥幸福村の、春蕾小学校。



⑦やがて長江本流に合流。普段はバスの車窓に一瞬よぎるだけなのですが、今回はここで1時間余停滞。撮影には1分もあれば充分なのに、1時間は長すぎます。でも、ここで20時間近く!待たされたという件の日本人氏に比べれば、まだましなのだけれど。



⑧長江岸の奔子欄から、白馬(白芒)雪山の峠に登り、徳欽を経由してメコン河岸に下る、標高差併せて5000mのアップダウンが、この行程のハイライトですが、今回紹介はパス。その間も写真のごとく、いちいち岩をどけつつ進んで行きます。ちなみに、「白馬雪山」「白芒雪山」どちらが正しいか、現地の人に尋ねたところ、「本来はチベット語で両方とも当て字、どっちでも構わない」とのことでした。



⑨メコン河(中国内は“湄公河”)。



⑩氷河の下に、明永の集落があります。



⑪今回は、梅里雪山は雲の中、一瞬頂上が見えました。



⑫ガキども。撮影前に、傑作な(というと本人に失礼か)小ドラマがあったのですが、コメントそのうち。



⑬⑭もう秋です。春~夏に来れば、チョウたちが無数に舞っていることでしょう。来年こそは。












コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ElvisとBeatlesのはざまで~Johnny Tillotsonの時代(12)

2010-09-29 13:02:31 | アメリカン・ポップスearly60’s

“狭間のシンガー”24人衆の紹介 ⑤ 『チャビー・チェッカーとボビー・ライデル』


Chubby Checker 62位 
1941.10.3 South Carolina出身
ザ・ツィスト/リンボロック


Bobby Rydel 108位 
1942.4.26 Philadelphia出身
ワイルドワン/青春スィンギンスクール


【Cameo-Parkwayレーベルの、2大看板スター】

たった今、marierenさんの「リッキー・ネルソンに恋して」を訪ねたら、ジョニーの新しい動画が紹介されていました。「ウイズアウト・ユー」。改めて紹介した理由は、ジョニーの曲なのに、なぜか動画画像にボビー・ライデルが使われていて、それが面白い?から、ということらしいのです(中国ではYou-Tubeが見られないので残念!)。

ということで、第3のボビー、ライデル君です。いや、トップが“ダーリン”というのは分かります。でも、なぜ2番目が“ヴィー”で、“ライデル”が3番目なのか? リアルタイムでの実績は両者完全に互角(ヴィー104位、ライデル108位、ヴィーは60年代後半に、ちょこちょこと顔を出して点数を加えたので、“ポップス黄金時代”の実績ではライデルのほうが上かも知れない)ですが、その後の評価(というよりも知名度)では、どうも常にヴィーの後塵を排しているように思えます。“スリー・ボビー”も、いつの間にやら“ヴィントン”と取り換えられていたり、、、、。ライデル君、なんだか、世間の認識が今一つ、ということらしい。

1964年の大ヒット曲に、「ネイビー・ブルー」という、明るく楽しい“ガール・ポップス”があります。ダイアン・リネイの(ほぼ)一発ヒット(正確には、この後「キッス・ミー・セイラー」のチャート・ヒットあり)。でも彼女は、その後も延々と、現在(65才)に至るまで現役で活動していて、立派な自分のH.P.まで持っているのです。社会の中に占める音楽の比重が高いアメリカに於いては、並大抵の才能や努力では、頭角を現すことは難しい、と以前に記しましたが、逆に言えば、一発でもトップ10クラスのヒット曲があれば、一生食っていけるわけです。

彼女のH.P.は楽しいですよ。いかにも良家の“お嬢さん”。どうやら「ネイビー・ブルー」でのブレイクは、“並大抵の才能や努力”とは無関係に、運とコネだけで掴んだのではないかと、そんな気がしてきます。いろんなスターたちとの2ショット写真が貼り付けられてあって、それが「スター同士の2ショット」というのではなくて、明らかに「“スター”と“ミーハーファン”の2ショット」のノリなのです。「with“オリジナル”ローリング・ストーンズ」とか、「with“オリジナル”シュプリームス」とか、「with4シーズンスの“3人”とボビー・ゴールスボローとコニー・フランシス」とか、、、。

むろん、「withチャビ・チェッカー」とか、「withジョニー・ティロットソン」などもあるのですが、圧倒的に多いのが、「withボビー・ライデル」。背広をきちんと着こんだジョニーとかしこまって写っている2ショットとは対照的に、上半身裸に近いボビーと寝転んだままの2ショットだったりして、ほとんど “バカカップル”というノリ。彼ら2人が特別な関係にあったとのかどうかとかは無関係に、ライデル君のキャラクターが、軽い(よく言えば天真爛漫)と、それだけのことだと思う。彼は、同じ頃、アン・マーグレットと「バイバイ・バーディー」で共演していて、僕はリアルタイムでその映画を見ているのだけれど、覚えているのは、アン・マーグレットの色っぽさばかり(純情極まりない少年だった僕には、刺激が強すぎて、ひと月ほど興奮が収まらなかったです)。本来はライデル君を見るのが目的だったはずなのに、彼の印象はこれっぽちも残っていないのです。

今回の紹介は、スリー・ボビーの2人、ということで、ヴィーとライデルの組み合わせでも良かったのでしょうし、“フィラデルフィアの2大ヤングスター”と位置付られていた、フランキー・アヴァロンとの組み合わせでも良かったわけです。でも、ボビー・ライデルとくれば、やはり同じカメオ&パークウエイ・レーベルのトップスター、チャビー・チェッカーとの組み合わせ、ということになるでしょう(彼ら4人に、最後に紹介する予定のジミー・クラントンを加えた5人は、どの組み合わせでもしっくりくるように思うのですが)。

チャビー・チェッカーも、軽い(天真爛漫!)という点では、ライデルに引けを取りません。良くも悪くも、2人とも騒がしく楽しい曲が真骨頂。この“24人衆”の選定基準は “Popチャートへのランク曲がR&Bチャートランク曲の2/3を上回らない”として、実質的に黒人シンガーに対しハードルを上げている(その理由は以前に記しました)のですが、それでも線引きに引っかからなかったのが、チェッカー君です。彼がいかにポピュラーな存在なのかが分かります。

ご存じの通り、チャビー・チェッカーの名は芸名。ポップス系R&Bシンガーの大先輩、ファッツ・ドミノと対にして名付けられたというのは有名な話です。ファッツ(太った)=チャビー(小太り)、ドミノ=チェス(共にゲーム)。

でも、ドミノには、一曲もNo.1ヒット(Pop)が無いのですね(No.1ヒットを持たないNo.1のシンガー?)。ボビー・ライデル、ジョニー・ティロットソン、ジーン・ピットニーという面々が、「No.1ヒットを持たないメジャー歌手」の上位に、名を連ねています。

No.1ヒット、ということで言えば、「史上最大のNo.1ヒット」の保持者が、チャビー・チェッカーです。1960年と1961年に、2度No.1の座に着いた「ザ・ツイスト」。No.1の座についた後、一度Hot100から姿を消して、再びNo.1に登りつめた曲というのは、後にも先にもこの曲だけ。(現在ではチャート方式が変わってしまったので)永久に破られない記録です。他にもう1曲のNo.1ヒット(61年の「ポニー・タイム」)を持っていますが、僕は「リンボロック」(62年Pop 2位)が好き。B面の「ポパイ・ザ・ヒッチハイカー」(Pop 19位)もいいですね。太り気味の体を軽快に揺すって、ウキウキするように唄う姿には、つい微笑んでしまいます。

ボビー・ライデルでは「青春スインギンスクール」(60年Pop 5位)かな? いずれにしろ2人とも、底抜けに明るく、賑やかで楽しいヒット曲が満載です。そうそう、2人一緒に歌った「ジングルベル・ロック」(61年Pop 21位)と言ったヒット曲もありましたね。

2人とも、ビートルズの登場を機に、一気に萎んでしまった口です。ライデルは、64年初頭、しばらくぶりのトップ10ヒット「フォーゲット・ヒム」(Pop 4位AC 3位)で、この後“ライデル時代”が続くか?と思いきや、その後はPop40位以下の4曲だけ(ラストヒットは、65年の「ダイアナ」Pop 98位)でお終い、(ビートルズとティストの重なる)チェッカーも、65年の「レッツ・ドゥ・ザ・フレディー」(Pop 40位)が最後のメジャーヒットで、似たり寄ったりの境遇と言えます。

でも、現役から退いたわけではありません。チェッカーは、80年代に入って、黒人少年3人組の「ファッツ・ボーイ」と共に「ザ・ツイスト(ヤ・ツイスト)」を三度目のチャートに送り込んでいます。ライデルは、76年に「スエイ」のディスコヴァージョンをACチャートに送り込むと共に、クラブシンガーとして、活躍を続けているそうです。最近の動画を見ると、ボビーは渋い小父さんに、チャビーも貫禄たっぷり、でも相変わらず賑やかな歌を歌い続けています。

そうそう、marierenさんは、今日、もうひとつ動画を紹介していましたね。“シャナナ”に出演中の、Johnny Tillotson1。“シャナナ”は、Chubby Checkerヴァージョンも(You-Tubeで)アップされています。こちらも大変楽しいので、皆さん、ぜひ見て下さいね。

Chubby Checker
59.05.18(Billboard Hot100初登場日付け)-65.05.29(一年間以内の連続ヒット最終日付け)
連続ヒット内のHot100ランク曲数:31曲
同Top40ランク曲数: 21曲
同Best10ランク曲数: 07曲
通算Hot100ランク曲+C&W・R&B・AC 各単独チャートイン曲の総数:35曲
4チャートのBest10ランク曲総数:07曲


Bobby Rydell
59.06.29(Billboard Hot100初登場日付け)-65.02.13(一年間以内の連続ヒット最終日付け)
連続ヒット内のHot100ランク曲数:30曲
同Top40ランク曲数:19曲
同Best10ランク曲数:06曲
通算Hot100ランク曲+C&W・R&B・AC 各単独チャートイン曲の総数:31曲
4チャートのBest10ランク曲総数:06曲

今日は、曲の紹介は無し。次の機会に改めて



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

My Sentimental Journey(36)

2010-09-29 11:29:26 |  東拉紀行 塔公
東拉紀行 2010.8.9 ⑨

僕にもおすそ分け。これがとても美味しい!



隣のお母さんと姉妹。



男の子がいたぞ!写真取らせて!!でも照れ屋なのです。



女の子のほうが強いようです(負けてあげている)。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする