フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

初冠雪した山々

2019-10-23 | アダージョの森

雨模様の日が続いた今年の秋だが、今朝は久しぶりに素晴らしい天気になった。

外気温は8℃とぐっと冷えてきた。これから、雑木林はみるみる紅葉していくことだろう。

南アルプスの山々が赤く輝いている。森の中から出て山々を望むことにしよう。

甲斐駒ヶ岳 堂々とした姿にしばし見とれる

北岳は、はっきりと白く雪化粧して、奥のほうに輝いている。

地蔵岳のオベリスクがくっきりと目立つ

北側に目を向けると八ヶ岳も赤く輝いている

赤岳と横岳 喘ぎながら赤岳を目指した登山道が目に入る

蕎麦畑では、2度目の花だろうか、可憐に咲いている。

部屋に戻ると、向かいの林に朝陽が射してきた



赤岳の初冠雪~リゾナーレ~白州にある美しい庭

2019-10-22 | 八ヶ岳

清里に来ていた友人たちは、今日小淵沢から大阪に帰るので、それまでの間、八ヶ岳界隈をドライブする。

なんと、昨夜降った雨が赤岳では雪になっていた。今年の初冠雪だ。

お二人はパンが好きということで、パン屋巡りをする。大泉の「コンプレ堂」に行った後、富士見の「カントリーキッチン」まで車を走らせた。しばらく来ていなかった「カントリーキッチン」は、並んでいるパンが、なんとなく変わったように感じた。

 

「昼食はどうする?」と聞くと、お蕎麦が食べたいというので、小淵沢に帰る道の途中にある「おっこと亭」に寄ることにした。

昨日と今日連続の蕎麦となったが、なんとお二人も昨日の昼は蕎麦だったらしい。折角、そば処に来たので、蕎麦を味わって帰りたいとのことだ。

蕎麦がたっぷりの大盛りを注文する。そば汁が並と同じ量なのは、納得がいかないが、まあいいか。昨日食べた「そば処 さと」と比べて、果たしてどちらが美味しいのか、よくわからなかったが、そう考えているうちに食べ終わってしまった。のど越しはすこぶるいい。

野菜天ぷらも綺麗にあがっている。

その後、小淵沢のリゾナーレに寄る。施設内は、すっかり、ハロウィーンムードになっていた。

お二人は、しばらくリゾナーレを楽しんだ後、小淵沢からJRで大阪へ帰るとのこと。ここでお二人とお別れした。

 

 その後、Kitahoさんに紹介されて、白州にあるHさん宅の庭を訪ねた。秋も終わりになろうとしているので、庭の花は終わっていたが、入り口を入ると広くて、手入れのいきとどいた芝生の庭が現れた。そして、驚いたことに、庭はハロウィーンの飾りがされていて、実に楽しい雰囲気だ。今にも沢山の子供たちが出てきそうなのだが、そうではなくて、これはHさんご夫婦がアメリカ暮らしが長く、ハロウィーンを楽しむ習慣があるからとのことだ。

 部屋の中に入らせていただくと、さらに驚いたことに、沢山のフクロウの置物が飾られていた。大きいものから小さいものまで、タペストリーもあればステンドグラスもある。お聞きすると海外のアンティークショップなどで、買い集めてきたとのこと。

庭には立派な枝垂桜があり、来年の春、それらが美しく咲くころに改めて寄せていただきますといって、ご夫婦とお別れした。


バラの剪定と施肥

2019-10-21 | アダージョの森

清里に来ている友人は、今日はお二人で周辺をサイクリングするということになり、私は、バラの剪定を行うことになった。

そのためにわざわざKitahoさんにお越しいただき、じきじきの指導を受ける。というよりも、私になり替わって、庭作業そのものををやっていただいた。

小屋の東側に植えたニュードーンが夏の間にどんどん成長し、枝が回りに暴れた状態になっている。それをどう剪定したらいいものか、Kitahoさんに教えていただいた。

「不必要な枝はどんどんカットしましょう」といって、北側の法面に伸びている長い枝は主幹からの生え際からカットしたのには驚いた。折角太い枝が出ているのにもったいないと思うのだが・・小屋の壁にはわせるということからすると、それは、余分な枝で、バラのエネルギーを消耗させるので置いておくとよくないらしい。そのほか、内側にある枝や、鉛筆より細い枝もどんどんカットしていく。

最終的には、3本ほどの太い枝を残して、これを誘引していくことになった。果たして、来春、本当に大きくなってくれるのだろうか、と一抹の不安が頭をよぎる。

続いて、株から30センチほど離れたところに穴を掘り、鹿沼土と牛糞堆肥、鶏糞をブレンドして埋め込んだ。もともとの赤土は保水力がなく、全く養分もないので、バラの根が成長しないのだ。

続いて、南側にあるキフツゲートやポールズヒマラヤンムスク、ルージュピエール・ドゥ・ロンサール、ツクシイバラ「花車」・「宵宮」などの剪定を行う。細い枝はどんどんカットした。Kitahoさんよると、春には、それなりの花が咲いたポールズヒマラヤンムスクの成長が思わしくない、とのこと。これも思い切って細い枝をカットししっかりしたシュートの成長を促すことになった。

そのためにも、この冬には、バラの柵の南側にあるシラカバや、その向こうにあるヤマザクラを伐採することも考えなければならない。

南側花壇が寂しくなってきた。わずかに、左からサワフジバカマ 黄色のポットマム(ティエラ) ダリアが咲いている。

昼になったので作業を中断して、お蕎麦を食べに行く。

今日は、R141清里交差点の少し北側にある「そば処 さと」に行く。野菜天ぷらとざるそばを注文した。以前は何度か行った蕎麦屋さんだが、最近行っていなかった。今回食べてみて、なかなか美味しい蕎麦だということが分かった。店の雰囲気もいいし、近くなのでこれからは立ち寄ってみることにしよう。

食後も引き続きバラの剪定を行った後、部屋に入り、Kitahoさんに持ってきていただいた「パプアニューギニア・シグリ・AA」を味わいながら、庭造りや八ヶ岳界隈の情報など、いろいろの話題で花を咲かせた。


美し森からまきば公園までのハイキング~庭でバーベキュー

2019-10-20 | 人々との交流

昨日の雨が上がり、今日は、まずまずの天気になった。牧場通りからの八ヶ岳が美しい

友人たち二人と、今日は美し森からまきば公園までのハイキングに出かけた。

まずは、今日のコースを確認しよう。森と牧場の楽しいコースだ。

紅葉が始まっている静かな森の中を歩く

ほどなく、羽衣の池に到着。池というよりは小さな池塘だ。周囲には木道が作られている。

黄葉し始めたカラマツ林の中を歩く、実に清々しく気持ちがいい。

どんどん下ってくると、天女山への標識が現れた。

ここが問題の個所だ。ハイキングガイドには「川を渡る」~川俣川、とあったのだが、なんと、昨日の雨で増水していて、飛び石伝いに行くことができない。仕方がないので靴を脱いで素足になり文字通り「川を渡る」ことになった。ひんやりした水は気持ちが良かったが、石を踏むので足裏が痛い痛い。

これが、このハイキングの一番の思い出になった。

そこから、少し登ると、マユミが美しい高原に出てきた。

八ヶ岳牧場の牛たちがのんびりと草を食んでいた。

牛にじっと見つめられる。ここから八ヶ岳牧場を下り、車道に出てきて、迎えの車を待つこと10分。

アダージョの森に戻り、早速、バーベキューを始める。

炭を熾すのに少し時間がかかったが、炭がいい調子になってきたので、どんどん肉や野菜を焼く。

美味しく焼きあがったところで、待ちかねた乾杯だ。

竹輪と卵の燻製もできあがった。

肉もいいが、ニジマスの塩焼きはやはりおいしい。

庭の木々も少し色づいてきた中、バーベキューは暗くなるまで続いた。


秋の清里に友人二人がやってきた

2019-10-19 | 人々との交流

今日は、大阪からフルートの友人二人がやってきた。今日と明日は清泉寮でポールラッシュ祭がある。あいにくの天気だが、お二人は清里で色々やりたいことがあるので、ポールラッシュ祭は足元の悪い今日に行くことになった。それでも、雨はやんでいるので、まあまあ祭りを楽しむことができた。

それに、台風の影響が残り、東京方面からの高速道が不通でJRも止まっていて、例年よりお客さんが少なかったので、ゆっくりできた。例年なら、大変な人出に遭遇するところだった。

清泉寮の入り口に、ぴっかぴっかのトラクターがデンと飾られている。

10時から祭りは始まった。女性ボーカルの演奏で会場の雰囲気が高まる。

牛肉が豪快に焼かれていて、あたりは、旨い香りが漂っている。

私が食べたソーセージの盛り合わせ。

料理を食べ、いろんな店を見回ったところで、清泉寮を後にし、続いて、八ヶ岳倶楽部に行く。

ここはざっと案内しただけで、レストランには入らなかった。

続いて、不思議な空間「夢宇谷」を訪ねた。焼き物好きにはたまらないところで、色んな作品が所狭しと置かれている。私も久しぶりだったので、新鮮な気持ちで作品を楽しむことができた。

最後に訪ねたのは「萌え木の村」。木々やカラーリーフが色づいていた。残念ながら、空が重く曇っているので、景色はイマイチだった。

ここで、地ビールを軽く飲んで談笑した。お酒の飲めない妻に運転を代わり、お二人をペンションにお連れした。