庭のアオハダに赤い実がなっている。
モチノキ科なので、クロガネモチに似た赤い実だ。
樹皮が薄く、爪先で削ぐと青緑色した内皮が現れるので、青膚(アオハダ)と呼ばれる。
アオハダは雌雄別株なので実が成るのはもちろん雌木だけということになる。
ところが、雌木は雄木と同じようにあると思っていたら、これが驚くほど少ない。
これにはどういう自然の原理があるのだろうか。種の保存ということを考えると、雌が多いほうがいいと思うのだが・・
あるいは、男~雄が多いことにより、より雄の競争が厳しくなり、強い個体が生まれる可能性があるからだろうか。
アオハダの世界でも雄は厳しい競争にさらされているのだな。
この庭~森でもほとんどが雄木で、2019年秋では8本の個体を確認しているが、果たしてこれからも増えるだろうか。
アオハダ(青膚)
モチノキ科 モチノキ属
学名:Ilex macropoda