フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

センブリ 日があたらなければ頑なに花は開かない

2019-10-26 | アダージョの森

庭のあちらこちらにセンブリが咲いている。

センブリはアダージョの森の自生の山野草だ。最初は、北の花壇の森の中に見られたが、その後、樹木を伐採していくと、徐々に株数が増えてきた。
 
 

小さい花だが、姿がきりっとしていて、りりしい感じだ。その上、光が当たらないと、どうしても花弁を開かないという頑なさがあるのも面白い。

 

古くから健胃剤の民間薬として利用されている。
「湯の中で千回降りだしても苦味が残る」ところからセンブリと名付けられという。服用したことはないが、相当苦いのであろうな。
 

 

センブリ(千振)
リンドウ科 センブリ属の二年草
学名:Swertia japonica Makino