フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

アキノギンリョウソウ 今年は群生している

2019-10-04 | アダージョの森

少し以前の写真になりますが、森の中にアキノギンリョウソウ=ギンリョウソウモドキがニョキニョキ咲いている。

ギンリョウソウモドキというのが正式名だが、「モドキ」というのはかわいそうなので、別名のアキノギンリョウソウと呼ぶようにしている。

透明感のある白色をしている

「咲いている」という言葉のイメージではないが、茎の先で横を向いているのが花だ。

今年は例年になく個体数が多く、群生しているという雰囲気だ

森の中の他でも咲いているのだが、こんなに多くはない。群生するのにはどんな条件があるのだろうか

生物の死体(落ち葉、枯れ枝、動物など)を分解する菌類と共生している腐食植物だ。
なんとなく愛嬌のある形だが不気味な雰囲気も漂っている。

側にはイチヤクソウの葉が出てきている。

 

 
ギンリョウソウモドキ(銀竜草擬)
学名:Monotropa uniflora
ツツジ科シャクジョウソウ属の多年草。
別名:アキノギンリョウソウ