フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

音を響かせよう (フルートレッスン 11月第1回)

2014-11-05 | フルート

今朝6時半の外気温は2℃、畑にはうっすらと霜が降りている。朝起きるとまずは、薪ストーブに火を入れる ようになった。

今日は11月第1回目のフルートレッスンがあるので明野の「チャミタクハウス」を訪ねる。
3日の「きいてけしコンサートVOL.12」について、しばし話をする。

レッスンは、ケーラーMedium Difficult NO2の曲をやる。ゆっくり吹けば、何とか曲は繋がるのだが、音が問題となった。

鈴木先生は「ソノリテ」を出してこられて、「これをやりましょう」と音作りの練習をする。まずは構え方だが、口の先 で音を出すのではなく、口腔内に空間を作って響かせる、下顎を引いて、空気をフルートの中に吹き込む。

次に、最強音~最弱音のパターンで、中音のFから、半音ずつ上向し、4点Cまで行くと、今度は下へ下降する

高音に上がるときにも、吹き方が変わらないようにする。ともすれば、息を強く吹き込んで高音を鳴らそうとしてしまう癖があるので、それを矯正しなければならない。

最強音が問題で、先生の音の強さに驚いた。私はいくら強く吹いても、それほど大きな音は鳴らないのだ。

腹の支えが弱い、息が効果的にフルートの管の中に入っていない、など考えられれるが、そもそも、普段の練習で大きな音を出していない、ということが分かった。

一人で部屋で練習しているのではそんなに大きな音はいらないので、大きな音を出す習慣ができていないのだ。
これらのことは、言わば、もっと早い段階で練習しておかなければならない課題であったが、何故か、真剣に取り組んでこなかったことの”つけ”が、今回ってきたということか。

色づいてきた庭の五色カズラ