フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

華奢な草姿から釣鐘状の花が イワシャジン

2014-10-02 | アダージョの森

日本原産の植物だ。初夏に驚くほど細い茎が立ち上がってきて、それが徐々に大きくなる。どう見ても花を咲かせるようような太さはないが、いつとはなく小さな蕾が膨らんで来て、秋になり花を咲かせる。

釣鐘形の花をぶら下げるように付け、先端が5つに切れ込んでいる。草姿は繊細なので、あまり長く育たないなと思っていたが、毎年毎年、かかざすに咲いてくれるのがうれしい。それものそのはず、原産地では山地の岩場にへばりついて咲いているらしい。実に強健な花だ。

学名:Adenophora takedae

キキョウ科イワシャジン属