フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

全く気付かなかったセリ科の花 ノダケ

2014-10-01 | アダージョの森

アダージョの森の南側花壇=Harmony Gardenに、葉の形が変わっているが、何かよくわからない「雑草」が生えている。これまでは、大きなる前に抜いてしまっていた。今年の春「駄楽庵」さんという、山野草ガーデンを訪ねたときに、あれ、この花がありますねというと、「かわいい花ですよ」と教えていただいた。

その時は、花も花の名前も全く知らなかった。

それで、一度花を見てみようと、大きくなるに任せていた。すると、変わった形の袋に包まれた花芽が上がってきて、いつの間にかその袋がパカッと開き、茶色のセリのような花をつけた。なるほど、面白い花だと思い、調べてみるとノダケということが分かった。

ノダケの語源は、直立し、葉柄の基部が袋状に膨らんでいる茎の様子が竹に似ているから、と言われている。単なる「雑草」と思いこんでいたが、山野草の新たな発見の喜びを味わわせてくれた。

学名:Angelica decursiva セリ科シシウド属