フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

一歩前進した第4回音楽練習会

2013-11-10 | フルート

 今日は、音楽練習会があった。八ヶ岳西側のohimajiさん宅で朝10時から行った。8月13日に第1回、9月21日に第2回、10月18日に第3回とやってきて、4回目の練習となる。ohimajiさん宅では、新たにワンちゃんの小屋と冬でも畑仕事ができる、大きなビニールハウスが出来上がっていた。いずれも、この間ohimajiさんが取り組んできた作品だ。

今後の日程などを確認した後、早速練習をはじめた。皆さん顔つきまで真剣になってきた。最初は合わせやすい曲からと、「故郷の人々」、「埴生の宿」をやる。ところが、この2曲がなかなかうまく合わないので苦労する。「埴生の宿」は、4分の2拍子だが、テンポが遅い曲なので、8分音符を一拍にとって演奏するのだが、どうもこれになれるのに苦労した。イントロの編曲もイマイチなので演奏しにくい曲だ。今回、フルート3人が二人ずつの組になってパート練習することにした。これをやると、合わせるコツがつかめてよかった。

続いて「母さんの歌」、これは曲もよく知っているうえに編曲もいいので、演奏しやすく、まずまずのまとまりだ。後はクレッシェンド、デクレッシェンドなど曲の飾りつけがほしいところだ。

ゆっくりやっていると、ここで一区切りを入れて昼食をとる。ohimajiさんの奥さんが、チラシ寿司と畑で育てた野菜の煮つけ、手作りの漬物などを出してくれた。おふくろの味を感じさせる、体にやさしいおいしい料理だった。残念なことに食べるのと話をするのに夢中になって、写真を撮るのを忘れてしまった。

食後は、「白い恋人たち」から始める。これは可もなく不可もない感じ。問題は次の「いつでも何度でも」だ。曲が長い上に、伴奏のスタッカートのリズム、転調する、トリルが随所にあるのでなかなか合い難く、前回苦労した曲だ。今回やってみると、さすがにみなさん練習を積んできていて、前回バラバラだったのが、だいぶまとまりがついてきた。これには、みなさん顔をほころばせていた。

続いて、フルートの二重奏をやる。ブルーベルさんとohimajiさんの「花は咲く」、ohimajiさんと山栗の「コンドルは飛んでいく~花祭り」は、まあまあの出来上がりだ。あとブルーベルさんと山栗の二重奏だが、「見上げてごらん夜の星を」を始めてやった。ブルーベルさんは初見なのだが、さすが、演奏である。山栗は何度か練習しているのだが、どうもまとまりのない演奏になるのが、つらいところだ。

それ以外に、もう少し、明るい曲はないか、ということで、今日初めて「1週間」をやってみた。難しい曲ではないので、初見でもだいたいOKだった。後はテンポアップとクレッシェンド、ができれば問題はないだろう。

最後に、もう一度全体を通して演奏してみた。前回と比べて、一歩前進したと実感できる仕上がりだ。ただ、これで30日の本番は無理なので、11月23日にもう一度練習することになった。