フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

初めての「フルート三重奏&ギター」無事終える

2013-11-30 | フルート

今日はいよいよ、「第4回清里落語会 桂扇生師匠」高座の前座の「ミニコンサート」の本番当日だ。場所は、「ゲストハウス ミュー」。

朝のうち、自宅で軽く練習した後、午後は「ミュー」さんで「ゲネプロ」をやる。開場は椅子が並べられてすっかり出来上がっていた。そこで、本番通りの練習を1時間ほどやる。3時からお客さんが集まりだしてきた。開演前の3時30分には、会場はほぼ満員となった。


「コンドルは飛んでいく~花祭り」の演奏を終えた後、私の方から私たちのカルテット「ブルーベル&八ヶ岳ダン爺ーズ」の紹介をする。その後「母さんの歌」「白い恋人たち」「花は咲く」「一週間」を5曲を演奏した。演奏の間に、TMTMさん、ブルーベルさん、Ohimajiさんが、各々自己紹介を行った。

1曲演奏が終わると暖かい拍手をいただいた。最後に、桂師匠の高座へつなぐように「笑点のテーマ」を演奏すると、みなさん手拍子で、雰囲気を盛り上げてくれた。終わってみて、やはり本番は緊張して、小さいミスは多々あるものの、全体として「まずまずの出来」だった。

4時からはいよいよ、桂扇生師匠の登壇。「出されていた野草茶」を、「ミューさんがその辺で摘んできた草の茶だから飲むのに自信がない」と....。

1題目は「長短」。気の長い長さんと、むやみに気短な短七の噺。幼馴染の二人は性格が正反対だが、なぜか気が合う。キセルで煙草を吸う演技は、さすがプロだ。短七の着物が煙草で煙出してしまって、30分の噺が終わる。15分の休憩の間は、飲物食べ物を楽しむ。「ワンドリンク付き」というものの、コーヒー、紅茶、野草茶の飲物だけではなく、ケーキとサンドイッチ、それに赤・白のワインもついていた。

2題目は、古典落語の定番「宿屋の富」。神田馬喰町のはやらない宿屋にやってきた男が、実際は金がないのだが、「金がありすぎて千両箱の使い道に困っている」とほらを吹く。それならと、宿屋の主人から売れ残った富くじを一分で買わされる。それが一等の千両を当てて、男も宿屋の主人も腰が抜ける、という話。富くじが当たったことが分かった瞬間の驚きの表現、が実に面白く、うならせる演技だった。

「ミューさん」での演奏と高座が終わった後は、アダージョの森に戻り、反省会となった。元気よく「乾杯!」の掛け声の後は、おでんと餃子、その他を肴に(準備していただいた方々ありがとうございました)、今日の演奏の反省、音楽談義、八ヶ岳ライフなどに花が咲いた。

気が付くと10時半を回っていたので、お開きとなった。外に出ると、一面の星空だった。