フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

秋の日の音楽の集い

2012-09-10 | 人々との交流

朝のうち曇り空だったが、次第に空が晴れてきた。今日は、朝から八ヶ岳西麓のTMTMさん宅で音楽の集いがあるので出かける。私たち夫婦とKさん、N子さん、それにohimajiさんを途中で乗せて、TMTMさん宅には10時過ぎに到着した。

私とohimajiさんは早速フルートの二重奏の練習をした。中川良平編曲「フルート二重奏曲集VOL.1」から「ダニー・ボーイ」「庭の千草」「リュートのための古代舞曲」「チャイコフスキー交響曲第6番悲愴より」など。その後、TMTMさんの奥さんのピアノ伴奏で「愛の挨拶」「バッハ・ポロネーズ」を練習した。

そうこうするうちに、aostaさんご夫婦が到着したので、音楽練習は一旦中断してガーデンパーティとなる。庭にはガゼボにデッキとアーチが備え付けられていて、俄然雰囲気がよくなっている。

中央には新たにタイルが敷かれていて、ガーデンパーティの準備がはじまった。TMTMさんは、石窯に火をれて、いつでもピザが焼ける準備をしていただいていた。

皆さん持ち寄りの料理をテーブルに並べると、準備完了。

このころになると、運よく空が晴れてきて、ガーデンパーティにはうってつけの気候となった。まずはビールで乾杯しよう。

続いてお待ちかねのTMTMさんの石窯焼きピザ。今日のピザは、ピザ生地の厚さといい、トッピングと言い、味が格段に美味しくなっている。石窯で焦げたピザの縁の味がなんともいえない。

パーティの途中で、シャンパン「モエ・エ・シャンドン」を開けるのを忘れていた。皆さんのグラスに注いで改めて乾杯する。これが実に美味しいシャンパンだ。

私たちの楽しい雰囲気に誘われてヤマガラが餌をついばみにやってきた。TMTMさんが手で餌を与えるほど仲良くなっているとのことで、試してみると、確かにヤマガラが手に乗ってヒマワリの種をついばむのには一同驚いてしまった。

次々と焼きたてのピザがテーブルに運ばれてくるのが嬉しい。お腹が満たされたところで、部屋に入り、合奏の練習となる。アルコールが入ってからの演奏は、ワイワイガヤガヤと楽しいバンドになった。「パフ」「グリーンスリーブズ」「コンドルは飛んでいく」などを演奏する。

ohimajiさんが持ち込んだコントラバスが人気で、ベースが鳴ると俄然演奏に深みが出てきた。

演奏がひと区切りついたところで、夕食時間となる。

パンやご飯を食べる方、左党には「ズブロッカ」が出てきた。ウォッカにバイソングラスが入ったアルコール度数40度のズブロッカは冷凍庫の中でキリリと冷えていたので、そのままグラスで飲もう。口に含むと強烈なアルコールと桜餅のような香りが口の中に広がった。

お酒を飲みながら「倍音」の話など音楽談議に花が咲いた。いつ果てるかもしれない楽しい音楽の集いは、ようやく9時過ぎにお開きとなった。