フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

将棋は1勝1敗

2009-06-15 | 日記

今日は、以前から約束していた将棋を指した。2戦して1勝1敗である。自称4段相手に1勝出来て実に気分がよかった。

第1戦は、変則相矢倉戦形。序盤上手く指して、相手の角頭に歩成りが実現。圧勝模様の立ち上がりだ。角得になった。これで喜んだのが悪く、攻め急いでしまって、自滅してしまった。

第2戦は相振り飛車模様。相手が角道を通してきたのでこちらも角道を開ける。いつでも角交換可能という緊張した状態で駒組みが続いた。5筋の歩を突いてしまったため、相手に馬を作られるという苦しい展開になった。桂馬と香車がボロボロと取られ万事窮す。ここで諦めてしまわずに、我慢を重ねたのがよかった。自玉が1筋に追いやられたものの、相手に詰めろを掛け、ようやく1勝した。

対戦後近くの飲み屋で反省会を持つ。将棋に勝った後の酒ほど旨いものはない。おのずから微笑みがこぼれる。一方相手は悔しさをにじませた表情。第1戦もほとんど負けていたのが気に入らないらしい。何事によらず、冷静さ、我慢、諦めないことが最後の微笑をもたらす。技術は技術として磨く必要が有るが、それ以上に精神の在り様が求められる。