フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

フルート合宿に向け自主練

2009-06-04 | フルート

今週土日の、フルート合宿が迫ってきた。定期演奏会は7月5日なので、丁度1ヶ月前に合宿して集中的に練習することになっている。

今夜は、先ず、ドボルザークの弦楽セレナーデ。第1楽章は大分出来るようになってきた。一部に運指を間違えるところがあるが、大体OKだ。第2楽章、この哀愁を帯びたメロディーを演奏するのは、なかなか難しい。つかえてしまうと、全く雰囲気を壊してしまうので困る。第3楽章、スケルッツオ、春5月の空にひばりが舞い上がるような雰囲気をどう出すか、軽さが全てである。何事につけ軽く演奏することほど難しいことはない。第4楽章、このゆっくりしたテンポをどうコントロールするかがポイント。たまに早いフレーズが入るのでややこしい。何度か練習して、いけるようになった。問題は第5楽章。このアウフタクトが上手く決まらなければ、全て台無しだ。テンポのコントロールも難しい。

次に、エルガーの「威風堂々」。行進曲なので、リズムが命。次に、主旋律をいかに堂々と歌うか。Pから入り、FFへ。この盛り上がりを作る。すると自分も盛り上がってくる。16部音符のリズムを刻むのが、慌てて、上手くいかない。落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせる。

練習を終え、ワインを飲む。「レ・グラニティエール・ブラン」。この仏、コートデュタルン2007年産の白ワインは、軽~るくどこまでも軽い。やや緑っぽく、味、香りはフルーティ。葡萄は、モーザック、ランドゥレル、ソーヴィニヨン。今日1日の疲れが癒される。