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『ファンタスティック・フォー銀河の危機』ダラダラ続編

2008-02-24 22:57:03 | SF
ファンタスティック・フォー銀河の危機
FANTASTIC FOUR RISE OF THE SILVER SURFER(2007年アメリカ)
 監督 ティム・ストーリー
 脚本 マーク・フロスト、ドン・ペイン
 出演 ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルパ、クリス・エヴァンス、マイケル・チクリス、ジュリアン・マクマフォン

 ■ストーリー■
 謎のエネルギー体が地球にやってくる。そのエネルギー体の通ったあとには巨大なクレーターができていた。アメリカ軍はことの重要性からエネルギーが来る場所をMrファンタスティックことリチャーズ博士に調査を依頼するのだった。しかし、リチャーズとスーの結婚式がまじかにせまっていたため、スーが怒らないようリチャーズは密かにレーダーを開発するのだった。結婚式当日、謎のエネルギー体はニューヨークの結婚式をやっている場所に現れるのだった。

 ■感想■
 2005年の『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』の続編。
 監督は前作に引き続きティム・ストーリー。脚本はマーク・フロスト、ドン・ペイン。マーク・フロストは前作『ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]』以外に、TVシリーズ「ツインピークス」の製作総指揮、脚本を書いてます。ドン・ペインは『Gガール破壊的な彼女』(06年)の脚本を書いてます。

 前作は、軽いノリでいかにもコミックの映画化って感じで楽しめたんですけど、今作はどうも重たい感じに!前作はランニングタイムが106分で、今作は92分と14分も短くなっているのに、前作の方が軽快で退屈しないで面白かったです。
 前作は、キャラクターの紹介編や、誕生のいきさつなども描いているから自然と色々と内容をつめこまなければならないから、自然と長くならざるを無いんですけどね。それにしても、続編の今作は92分なのに長く感じさせるなんて!

 これは脚本家の1人がマイケル・フランスからドン・ペインに変わったってことも影響してるんでしょうかね??マイケル・フランスは『007ゴールデン・アイ』(95年)の原案で一躍メジャーになった脚本家です。その他にも『クリフハンガー』(93年)、『ハルク』(03年)、『パニッシャー』(04年)の脚本も書いてます。

 テーマもシルヴァー・サーファーが出てくるんで重たくなりがちなテーマなんですけどね!地球の危機が描かれるはずのテーマなのに、独身サヨナラパーティのエピソードとか、ジェシカ・アルパとの結婚式のエピソードとか、軽いエピソードが浮きまくり!これって、SF的な要素とラブコメにたいな要素が相容れないまま進んでいきます!
 ここは、やっぱりアメリカンコミックに慣れた脚本家の方が良かったんじゃないんですかね??前作も軽いタッチのシーンが色々とあったんですけど、ストーリーを邪魔しないで笑いの息抜きのシーンみたいな感じで、うまくストーリーに馴染んでいたんですけどね。逆にそれが前作の魅力みたいな感じになってたんですけどね。

 大体、シルヴァーサーファーを出す意味があったんでしょうかね??シルヴァーサーファーって、惑星を破壊するギャラクタスの部下って設定だから、ストーリー的には、絶対に重たいのに、こんなラブコメみたいな作品に登場させられちゃって!コメディ系のシーン抜きで85分くらいの作品に仕上げた方が良かったかも!45点
ファンタスティック・フォー:銀河の危機 (特別編/初回生産分限定特典ディスク付・2枚組)

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