葉梨法務大臣が、死刑の印を押すしか仕事がないと言って、問題となっている。
法務省は、一番金のない省庁である。
全国で、法務省が行なう事業で、社明運動がある。正式には、「社会を明るくする運動」で、横浜市では区役所でやるのだが、予算が一切出ない。
そこで、地域のPTAや区社協の予算でやることになる。
法務省は、ポスターとチラシを配布するだけで、さすがに主催とは言わずに、主唱と言っている。
夏休みの直前に地域で映画会が行なわれることがあるが、これは社明運動である。
私は、小学校の時、美空ひばりの『たけくらべ』を学校の野外で見たことがあるが、これはそうだったと思う。
『たけくらべ』は、新東宝、五所平之助監督で、岸惠子や市川染五郎らが出た秀作だった。