先週、厚生年金基金の加入者の方から、お電話をいただきました。
「基金から年金を受け取るつもりでいたが、大丈夫だろうか?」という内容です。
基金の財務状況や、その基金がどうしようとしているかが分からないと、詳しくは
お答えできなのですが、一般的な内容で、説明させていただきました。
まず、基金から年金で受け取るという事ですが、内訳は、
基金の加算部分+基本部分となります。
次に、基本部分は、
基本上乗せ部分+厚生年金の報酬比例部分(基金が国の年金を代行している部分)
に分けることができます。
このうち、基金が解散しても影響を受けないのは、
厚生年金の報酬比例部分(基金が国の年金を代行している部分)
です。
基金独自の給付は、加算部分と基本上乗せ部分です。
基金が解散になると、加算部分と基本上乗せ部分は、基金の残余財産があれば、加入者、
受給待機者、年金受給者に分配されます。
しかし、基金の財務状況によっては、この残余財産がない場合もあります。
国の厚生年金の代行部分のお金を、国に返却すると残余財産が全くないということも珍しく
ありません。
基金の資産が国に返却する代行部分のお金以下の場合は、その不足分は事業主が補てん
することになっていますから、厚生年金の年金額は、基金の解散などによって減額などされず
守られます。
気になる場合、不安に思われること等ありましたら、下記の電話番号に、ご連絡ください。
自分の加入している基金はどうなるのだろう?年金は大丈夫か?と、不安におもっている
方は多いはずです。
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組合、あるいは従業員仲間での勉強会等もご検討ください。
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