厚生年金基金の運用利回りの改善は、解散を促すか?
これは、???です。
運用環境の好転により、代行割れ基金が基金全体の約25%と、平成11年度末
から半減しているそうです。
これにより、基金は解散しやすくなっているか?
解散を促すか?
これまで、厚生年金基金、特に総合型基金が、解散しないで残っているのは、
「そのうち運用がうまくいく。」という楽観的な、言葉を変えて言えば、無責任な
態度だったからではないでしょうか。
一息ついたと安心してしまわないか心配です。
一時的に代行割れを免れたと言っても、積立不足である状況には変わりあり
ません。
つまり、解散した時、加入者や受給者等への基金からの独自給付は大幅に
減額される、あるいはほとんどゼロになってしまう基金が大部分です。
基金独自の給付への負担は、事業主だけが行い、厚生年金保険料のように
労使折半ではないですが。。。
でも、その事業主負担の掛金は、会社の利益から支払っています。
それを生み出しているのは、事業主だけではありません。
会社のお金を無駄に使い、従業員の老後生活に不安を与えた、といったら
いいすぎでしょうか?
代行割れを免れたからといって、基金は積立不足、つまり余計な掛金を払って
います。基金を継続させ、余分な掛金を払い、元が取れるなら別ですが、それは
難しいです。
これ以上、先延ばしにするのは、賢明な判断ではないと思います。
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