信託会社は、コールセンターで申込を受け付け、書類の受け渡しは郵送
のみとなります。分からないことは、コールセンターに電話して聴くことに
なります。
専業会社のうち、ジャパン・ペンション・ナビゲーターは、信託会社と同じ
取扱方法です。記入方法だけなら、三井住友銀行の窓口でも対応できる
とのことです。
農林中金全共連アセットマネジメントは、個人型DCを取り扱っている農協
へ電話して、その支店で手続きをします。郵送では取り扱いません。
証券会社は、岡三証券と日興年金コンサルティングと野村年金サポート&
サービスは、郵送とコールセンターでの対応です。
大和ペンション・コンサルティングは、申し込み書類は郵送で送られてきま
すが、提出は支店の窓口になります。商品の説明はコールセンターです。
SBIイー・トレード証券は、郵送とコールセンターでの対応です。が、今回
調査した中で、一番特徴があったのは、SBIイー・トレード証券ではないか
と思います。まず、最初に電話した時の、入り口での説明が一番整理され
ていました。
次は、手数料です。知らなかったので、これにはびっくりしました。何度か
聞きかえしてしまいました。安いです。
加入時に国民年金基金連合会への手数料が2,000円掛かりますが、これ
は、どの金融機関を利用しても同じです。SBIイー・トレード証券では、その
他に加入時に、更に1,050円必要です。このような加入時にプラスの手数
料というのは、多くはありませんが他の金融機関でもあります。毎月掛金
を拠出している間は、一般的には月額500円前後掛かります。掛金を拠出
しないで運用だけしている間(運用指図者)は、年額で4,000円前後が必要
です。(手数料は、掛金拠出時は毎月の掛金から、運用指図時は年1度年
金資産から差し引かれる。)
SBIイー・トレード証券では、年金資産が50万円以上ある場合とない場合で、
この二つの手数料が違います。
・年金資産が50万円以上・・・掛金拠出時→163円 運用指図時→63円
・年金資産が50万円未満・・・掛金拠出時→478円 運用指図時→378円
もちろん、個人型DCについては、手数料だけで選ぶわけではありませんが、
でも特筆に価すると思いました。
個人型DCの取扱金融機関は、こちらの国民年金基金連合会のホーム
ページにあります。
http://www.npfa.or.jp/401K/kanri/index.html
●確定拠出年金のことを、DCといいます。
DCは、defined contributionを略したものです。