猫じじいのブログ

子どもたちや若者や弱者のために役立てばと、人権、思想、宗教、政治、教育、科学、精神医学について、自分の考えを述べます。

新型コロナワクチン接種で 不要な副反応のリスクは避けるべき

2021-06-09 22:36:03 | 新型コロナウイルス

新型コロナのワクチン個別接種の予約が6月7日の夜11時にとれた。今月の29日に1回目の接種を、3週間後に2回目の接種をうける。NPOで、中学生、高校生、二十歳過ぎの若者を対面で指導しているので、自分はワクチン接種を受けるべきと思っている。明日は、NPOのスタッフのPCR検査が予定されている。

接種が現実的になると、ワクチン接種の副反応も気になる。数ヵ月前には、大した副反応はないとメディアで言われていたが、ワクチン接種が日本でも進むと、副反応が、ほかのワクチンより強いことがあきらかになってきた。

私がびっくりしているのは、先行した医療従事者のワクチン接種で死者が出たことである。本来接種を受けるべきでない体質あるいは体調の人が、同調圧力で接種を受けたのではないか、と私は疑っている。また、ワクチンの副反応は15分内に出るから、副反応がでたら、すぐ応急手当をすれば大丈夫だと言われていたが、それもあてはまらなかったのではないか。

私が気にあるのは、その後の報道がないことである。死者が出たのは、予診が不適切だったのか、副反応が出たときの応急手当がまずかったのか、確率的に死者がでるのは仕方がないのか、明らかにすべきである。

3年前、私は、カテーテル治療で、冠動脈の石灰化部分をドリルで粉砕し、ステントをいれるのに、冠動脈を突き破って開胸手術を要するリスクとそれで死亡するリスクを受容し、同意書を書いた。

このように、本来、リスクがあきらかにされ、メリットとリスクとを本人が天秤にかけて、接種をうけるべきである。集団免疫ができ、感染蔓延を終わらすには、60%台の接種率で良いのだから、同調圧力に流されるのではなく、予診を徹底させ、不要な苦痛、不要な死を避けるべきである。

TBS『ひるおび』でウィルス学者北村義浩が、事前にリスクがある体質の人を知るのは難しいと言っていた。アナフィラキシーを以前に起こした人は接種していけない、体調が悪ければキャンセルする、1回目の接種で大きな副反応が出た人は2回目の接種を受けない、そこまでしか、言えないという。かかりつけ医がリスクを判断するといっても、北村が言ったこと以上のアドバイスはできないと思う。

[補注]ファイザー社製ワクチンの接種を受けることができない人受けるに当たり注意が必要な人のリストがあるのに先ほど気づいた。広範囲の症状を挙げており、私も何箇所か該当している。予診票はそれらの一部しかカバーしていないのが、不可解である。予診票は接種の同意書を兼ねており、リスクを受容したことになる。

これまでの副反応の話をテレビで聞くと、2回目の接種での発熱が一番ありふれた副反応らしい。37.5度を超える発熱は半分の人に出ているという。私が今度個別接種をうける小児科医院でも、希望者には解熱剤を配るとなっている。

私は解熱剤を希望するつもりだ。そして、接種前の体調管理に注意し、万一、接種直前に体調を崩せば、接種を取り消し、再予約をする。だって、私の予測では、ワクチンがあまっており、そして、60%台の人が2回接種すれば、国民の集団免疫ができるのだから。

大企業では職場接種をおこなうことになっているが、同調圧力のもと無茶な接種が行われないように願う。不要なリスクを避けることは、決して悪いことではない。

[補遺]