『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 ギョぇ~~~ 』

2010-12-21 01:03:39 | Weblog
               


昨日、今日と暖かい日が続いた!
暖かい日が続くと人間サイドにとっては有り難い! 

朝から遅れに遅れていた年賀状作りをする・・・ 遣り出せば一時間と掛からないのだが、時期が来ないと、中々、その気になれない! 毎年の事だが、①.ハツンブクちゃん、②.イワチドリちゃんの年賀状を作っている。
印刷は、ブログを書きながらする事にしている。 して、夜中だが、今、印刷中・・・

午後からサテアンに入った。
イワチドリの整理整頓と植え替え準備だ。
植え替え中、急に特殊ピンセットが必要になり、休眠女王蜂保管小屋に入った。 すると、何やらガリガリする齧り音がする?  ウウ~~~?   
ガリガリする保管管理箱の蓋を開けてみた。     ヘボだァ~~~    
このグリーンボックスに限り、時々、こういう事故が起きていた・・・
実は、今年、購入した竹籠、中国製 → ベトナム製 になり、造りが、実に、雑になっていた! 言うなれば、竹籤が太くなり、その上、作りが雑なので、穴凹だらけ!!!!! 女王蜂でも潜り出せる隙間が彼方此方に開いていた。 取り込み時、一応、ガム・テープで塞いだ積りだったが、まだ、不十分なのだろう? 何処ぞの隙間から潜り出したに違いない!!!
10数匹捕まえペット・ボトルに入れたが、飛び出して部屋の何処ぞへ潜り込んだ御仁も居る。
参ったなァ~~~     
寒波が訪れたら、総て、見直さねばならなくなった!!!     
グリーン・ボックスの中は?と言うと、一応、カンカン氷のペット・ボトルが5本も入っているのだが、今日の陽気はそれを上回る暑さだったんだろう? 実に珍しい現象だ!
時々、チェックを入れねば!!!と、反省しきり・・・ 彼女等の温度感度の鋭さには恐れ入る!!!

そう言えば、サテアンの中で残姫君達が、時々、羽音を響かせていた。 鉢の底や皿の下からザラザラ隠れ残党が出て来る・・・ コイツ等を、まだ、残してあるクシャクシャ新聞紙の中に入れ込むのだが、中には這い出して来る御仁も居る・・・
このような環境の中でイワチドリの植え替え作業をするのも乙なもんだ?       



     『 庭の片付け・・・ 』

2010-12-20 00:21:57 | Weblog
               


昨日の冷酒は効いた!!!    
夜中から朝になっても、昼になってもムカツキと吐き気が治らない!!! 当分の間、冷酒を思い出すだけでもウンザリする・・・      
そんな中、住所変更の説明会に出掛けた。 市の担当者からの説明会。
説明を聞いていると
昭和37年、全国的に住所を判り易くする法の改正があったと言う・・・
う~~~ン?と、昭和37年?、思い起こせば、yが某社に入社して3年程たった時代である! まだまだ、モノ不足、車もなければ、白黒20インチのチンマイテレビが出始めた時代である。 そして、食に関しては、実に、貧しい時代だった。 今のような豊食の時代ではなかった。 昼飯は、会社の食堂で@20円位の丼モノ。 ラーメンが@20円の時代だった。
初任給は、確か16500円、並みの会社は、12000~13000円で、高給をくれる部類に属していた。
そんな時代の法律を今の時代に施行しようと言うのだ! 誰が考えてもオカシイ? 時代錯誤も甚だしい!
変更理由はこうだ!
郵便会社や宅配業者に判り易い住所を提供する為! そして、向こう100年の計になると言う・・・
変更には、毎年、1000数百万円掛り、市の住所変更が済むまで延々と続けると言う・・・変更手続きは、業者に丸投げ! この他にも市の職員の年俸が幾ら掛っているか判らない?
変更を受ける市民は、住所と本籍が異なり、二重表示となる!!!
スッキリ表示は判らないでもないが、オイオイ!!!そんなにか価値のあるものかい? メリットは何ら感じ取れない!
修正区の住民から反発がドッと噴き出たのは言うまでもない!!! これに対する市のガード防備は話にならない! 行政っチュウモンダ! 大体、官僚の遣る仕事は無駄が多い! 人が居るから余分な事をやらかす! 当然、コストは掛る!!! コスト、即ち、税金だ!!!

多分、民間だとこのようなプロジェクトは遣らないだろう? 

この結末はどうなるか判らないが、こういう作業は無駄事だ!
教えてやった。
昭和37年代に比べ時代は大変革し、市販コンピューター、インターネットは、飛躍的に進化し、今では、Google や Yahoo で地図検索するとJust in time でタチドコロにどんな田舎でもピタリ住所表示がされ、当時、制定した法律等陳腐化も甚だしいよ!!!と・・・
Google earth 等では、「ストリート・マップ」と言うのがあってソコソコの大都会だと、立体画像が提供されている程だ!!! この画像には恐れ入る!!! 恐れ入ると言うより恐ろしい!!! 洗濯物まで映し出されている!!! 
こういうシステムが組み上がっていて、日本中、いや世界中、どんな田舎でも住所を入れれば   バッチリ!
「お役人さん、少しは勉強してよ!!!」と、嫌みを言ってやった。 お金を掛けてやる意味が何処にあるのだろう? 国や地方、金が無く、予算編成で四苦八苦している・・・ 当に、事業仕訳をして貰いたいものである。 少し、意地悪爺さんをして体質転換をして遣ろう?と、思っている。 そう言えば、名古屋市や鹿児島でもイザコザが起きているような?

家の周りが綺麗になり出した。
落ち葉の整理、屋根や樋の清掃、それにヘボちゃんが汚し捲ってくれたサテアンの清掃と、腐敗物:捨て子の洗浄をした。
清掃をしていると、何処からともなく、女王様がコロコロ出て来る・・・ これを狙って百舌鳥野郎が出没する・・・何となく可哀相なので、与えない事にしている。
明日も落ち葉掻きをし、畑に運べば新年を迎える準備が出来る。





     『 最後の忘年会・・・ 』

2010-12-18 22:59:30 | Weblog
               


老い耄れ爺、年は取っても忘年会と言うモノがある! 今日は朝から「忘年会」なるものに出掛けた・・・
この忘年会、汽車で出掛けるからさァ~大変!!! 一日仕事である。

朝、10時半、倅に駅まで車で送って貰う・・・
11時少し前の汽車に乗る・・・ 諏訪行きだ・・・・・
昼からの忘年会と言うのは、この会合だけだろう?
12時から飲み会が始まった・・・
そしてこの飲み会、延々、4時まで続く・・・ 実に和やかな雰囲気だ! 
最近、景気が落ち込み、何処の企業も経営は苦しいという・・・ そんな中での忘年会。 海外進出を拒み続けてきた企業も滔々東南アジアへ出ざるを得なくなったという。そして、これからは、世界市場での戦い!と、示達された。
ううう~~~ン!!!
日本国内には仕事が無くなり、海外で仕事を見付けるしか生きる道なし!と、言われた。
正規従業員、どのように判断されたか? yは、来るものが来た!!!と、聞き入った。 さて、このような状況の中で如何様に知恵を出していくか? 老い耄れとてウカウカしていられない状況を迎えた・・・

遡る事15年以上前、現役の時代、東南アジア戦略を真剣に考えた。 ここで生き永らえるには?
ここで書き立てるのも変だが、幾つかの秘策があった。 この秘策は、人それぞれ、違うだろう?
この秘策が、今現在、仕事の無い日本にあって威力を発揮する事となる・・・
変な話であるが、中国を中心とする地域では、仕事がゴチャマンと有るというのだ!!! これを東南アジア・ビジネスと言う・・・

こんな話題で4時間の忘年会が終始した・・・

2次会に付き合い、家に帰って来たのは7時を回っていた・・・丁々場の忘年会!!!
老い耄れにとって刺激ある忘年会となった。 このような状況下、皺皺(しわしわ)の老い耄れ、如何なる知恵を生み出さねばならないか?来年は試練の年となりそうだ・・・
この世の中、目まぐるしく時が動いている・・・         

     『 今年、最後の泥んこ遊び? 』

2010-12-17 23:24:43 | Weblog
              


今年、最後の泥んこ遊びになるかも知れない陶芸教室に行って来た。
今朝の寒さは今冬一番だった!!! -4℃まで下がった!!! 当然、辺りは霜で真っ白! そして、朝から快晴だった。
泥んこ遊びに向かう安曇野、丁度、北アルプス連峰に向かって突き進む・・・
それこそ真っ白な新雪を頂いた北アルプス連峰が、眩しい! 手前から、穂高連峰、常念、燕、横通、爺ガ岳、五龍、鹿島槍、白馬三山へと峯峰は繋がる・・・ 皆々、真っ青な空の下で昨日の新雪が輝く!!!

陶芸館に着いた。
今日は、誰も来て居なかった。
一人でコツコツと手び練りする・・・ 4個捻った所でお昼となる。 先生と二人きりのお昼である。
1時間近く雑談をしながらゆっくりとしたご飯を・・・
そして、先日来、約束していた陶芸館の赤松の手入れに掛る。 自然のホッタラカシの松! 形が、全く、出来ていない!!! これを料理するという訳だ!
先生に伝授しながら整枝、ヒネっ葉外し、をする。 快晴だったが、風が冷たい。 危なっかしい脚立に乗り、どうにか剪定作業が終わったのは、3時を回っていた。 赤松は、見違えるような姿を呈している!!!    

先生は、「陶芸館のシンボルが出来た!」と言って大喜び!
来春、ミドリ摘みをバッチリすれば、1年後にはソコソコの松に仕上がるだろう・・・

3時過ぎからペースを上げ、7点セットの鉢を作り上げて来た。 寄り道したので、若干の粘土が余っているが、もしかして、チョコット出掛けるかも知れない?
結局、今日は、誰も来なく、先生と二人きりの寂しい日だった。
陶芸館は、冬の間、休館!!! 2ヶ月間、少々、寂しいが、休みでは致し方ない! 今日の焼き上がりは、来春になるだろう・・・
脂が乗り掛けた時点でお休み!!! 何となく惜しまれるが、手捻りの感触は、指先に記憶された! 来春も大丈夫だろう?

安曇野からの帰路は、大渋滞だった! こんな田舎でも大渋滞になる!!! 郊外に工場が進出するようになり、帰宅時間とかち合うと大変だ! 年末の気世話さを助長させた時間帯だった・・・


     『 冬本番、百舌鳥君と!!! 』

2010-12-16 19:51:43 | Weblog
              


今日は真冬並みの寒さだった。 お天道様も余り出ず、北風の強い寒い日だった。 
切り落とした柿の枝を何とか処理してしまおうと懸命に鋸を振るう!!! 一時も休まず動き回る。 無様な話だが、鼻水が、一日中、垂れ下がっていた! それ程冷え込んだ!
夕方には山のようにあった枝、完璧に切断、束ねられ、猫の額程のセンゼイ畑の隅に陳列した。 内心、ホッとした事は言うまでもない!!!
後、柿の葉を掻き集め、畑と熊谷草に掛けてやれば外の仕事は終わる。

yが懸命に鋸を振るっていると、あの人懐こい百舌鳥野郎が遊びに来てyの直ぐ脇に居座る。 動いた拍子に柿の落ち葉の中から蟲を見付け出すと言う技を覚えているようだ・・・
「ピシ~ピシ~ピシ~~~」と、口笛を吹き手招きすると、盛んに尻尾を振っている・・・ 常に、老い耄れ爺の近辺に居る。
百舌鳥野郎の眼力は鋭い!!!
数回、yの直ぐ脇に来て、何かを拾う!!! 咥えているのは蟲らしい!!! 食べる時は何処ぞへ飛び食べている。 そして、また、やって来る。
明日明後日は野暮用があるので、遊んで貰えないが、今度は、カメラ持参で遊んで貰おう… 奇妙な習性が観察出来るかも?
毎日、こんな光景が見られるので、暫くの間は百舌鳥君も居座ってくれるだろう?
可愛らしい一番の仲間だ!!!

夕方になっても西山は、吹雪いていた。 さぞかし、積雪は多いのだろう!
この吹雪、中央アルプス界隈まで広がっているから冬型が強い証拠だ!!! 昨日から続いている・・・
昨日は、FDAのジェット機が我家の直上空を飛んでいた! 手が届きそうな高さだ!!! 空煙る上空からニョッと出て来ると凄さを覚える!!! 物凄い迫力だ!!!
今日は、風の所為だろうか?非常に高い上空飛行だった。 この差は何だろう?と、気になる・・・
年内、天気のいい日に空港まで、一度、出掛けようと思っている。 偶に、727に似たジェット機が飛んでいる・・・ オヤッ?と、思う事があるが、どうやら別会社のチャーター機ではないか?と、睨んでいる。 この秋口から2日、見た事があったが、これも低い上空を何回も遊覧飛行しているや?に見えた。 727は、実に、格好いい!!! 東山の中腹を悠然と飛んでいる姿を見ると、yもチャーター機に乗って見たい気がしてきた・・・
過って、同型機に何回となく乗った事があったが、上昇力が、実に、優れた飛行機だった。
そうだ、来週中に天気のいい日を見計らって弁当持ちで出掛けよう・・・

遣る事が次から次へと湧いて来る年末である・・・


     『 柿の選定作業・・・ 』

2010-12-15 20:38:14 | Weblog
              


柿の剪定作業、順調に飛ばしている・・・
朝方、Hira さんが、奥さんと柿の穂木を取りに来た。 久し振りに Hira さん御夫婦に行き合った!
話によると、「富裕」甘柿を食べ、種を庭にホカシテ置いたら芽が出て適当な大きさになっているという・・・ 実も成るが、どういう訳か?渋柿で、吊るし柿にもならない代物だという・・・ それで、y所の渋柿を穂木にしたいというのだ!
沢山、ベストの穂木が取れるように仰山持って行った。 朝方から木に登り、新鮮な穂木を持って行ったので、上手くいけば成功するかも知れない?

朝から危険な個所の選定に入る・・・ この暮に来て、木から転げ落ちた!等と言われたくない!!! 老骨に鞭打って左手でガッチリした枝に掴まり、利き腕の右手で鋸を走らせる・・・
鋸は、抜群に切れるよう研いであるので、シャッシャッと切れ味は抜群だ!!!
取敢えず、下に溜まっていた枝を午前中にカタズケた。

昼、イッペー飲んでいたが、木の登る!
30枝程切り落としただろうか? 一部、危険な場所は、脚立も使い、総て、切り落とした。 20m程に伸びていたボヤボヤはスカッと天空が見える程に切り落とされた。
気になっていた剪定が終わり、肩の荷が降り、ホッとした。
暗くなるまで切り落とした枝の切断と束ねをし始めたが、簡単に終わるような量ではない!!! 多分、明日、一日掛るだろう・・・ 何処からカタズケたらいいか?途方に暮れる。
近々、隣接している一位、マルメロも剪定しよう!と、思っている。
スカッとした庭に変貌する・・・    

明日は、気分晴れ晴れの日となるだろうか?

     『 冷たい雨の中、泥ンコ遊びに! 』

2010-12-14 23:46:11 | Weblog
              


昨夜から冷たい雨が降り続いている・・・ 雪にならなくて良かったァ~~~   
この時期何が起こるか判らない。 一昨日、倅がタイヤ交換をしていた。 序にyの Pajero のタイヤも交換して呉れるという・・・ 今迄スタンドに持ち込んでいたが、助かる~~~ 交換代@4000円を遣る!と、約束をした。 同じ4000円を払っても家で遣り遂げた方が時間的に超好都合だ! 何せ、タイヤがデカイので、1回に4本積み込めないのが欠点だ! そして交換も2本づつ交換、2往復しないと交換に結びつかない!!! これに2時間近く掛る!
して、今年は、楽して交換出来た・・・   
だから、何時、雪が来ても怖くない!!!

雨の中、合羽を着て剪定枝をゴミ収集場所に出す。 その数、8束! まだまだ、沢山あるが、積み込み拒絶を恐れて小出しにして行く・・・ 業者も、この方が楽だろう…
そして、遅くなったが、泥んこ遊びに出掛ける・・・ 陶芸館に付いたら11時を回っていた。
粘土3㎏をお願いして蘭鉢の制作に入る。
仲間のおネーさんはもう来て居た・・・ 安房峠の裏、平湯から来て居る。 若いおネーさんだが、熱心で、作風は幅広い! よく苔玉鉢を造っているので、何時も参考に!と、見せて貰っている。 今日は、大作:土鍋を造っていた。 中々、凝っていて大作。 よくよく見ると、鍋に飾りまで付いている・・・
安房峠の雪の様子等聞きながら手を動かす…
午後から、別人のおばちゃん2人がやって来た! 皆、お馴染みになり、やァ~やァ~~~と、挨拶をする。 午後は先生も加わって賑やかに談笑しながら手を動かす。 海老蔵さんの話になったが、皆、冷ややかだった。 結論は、喧嘩両成敗!ドロン!!!と、言う所か?と・・・

帰り際、平湯のおね~さんが、「備前の土」を皆に呉れた。 車で出掛け、土を買って来たらしい・・・
備前焼は、登り窯で焼くのが常識とか? だから釉薬を使わなくてもあの色合いが出るのだ!と、先生が教えてくれた。 電気窯や灯油窯で焼くとあの備前焼独特の色合いは出ないそうだ!!! 強力な松の松根油に依ってあの紋様が出るという・・・ 先生が工夫して登り窯風の色合いが出る手法を考えてくれるという・・・ 作品を木や藁等で包んで焼くと備前焼風になると話していた・・・
年末から2月いっぱい休館となる。 して、来春が楽しみ・・・それまでにこの土で何を造るか考えておかなくちゃ~~~ 備前の土はキメが細かいという・・・
最後の追い込み、また、金曜日に出掛けようと思っている・・・

先日造った作品が6セットで来て居た。 これを貰って家路に着いた。

     『 思わぬ反応が!!! 』

2010-12-13 23:37:20 | Weblog
              


朝から冷たい雨が降っていた。そして、今も降り続いている・・・ 雪にならなければいいが・・・
朝の内、切り落とした柿の枝処理をしていた。 余りにもの量!!! 小さく刻んで処理業者に渡さなければならない。
遣り始めて1時間もすると雨は本降りになってきた。 こう強い雨では外の仕事が出来ない! 慌ててサテアンに飛び込み、イワチドリやウチョウランの枯れ木処理をする。 これも量が多いので一仕事だ! 昼ご飯を食べ、午後も続ける・・・
この作業は夕方まで続いた… それから置場のスペース造りを始める! 今年仕入れた苗の置き場確保の為だ。
こんな軽作業でも夕方まで掛ってしまった。

さて、柿の剪定作業を続けているが、親友:Hiraさんから面白い情報が飛び込んで来た。
過木の接ぎ木を試み、何本も付いたというのだ!!!       Hiraさんにこのような技があったとは知らなかった。 そして、y所の穂木(ほぎ)を欲しいと申し込んで来た!!! 今、バサバサ切っている最中なので、御廉い御用!!!  幾らでもある!!! 来る日を指定してくれたので、切り立てを持っていって貰おうと思う! より新鮮な穂木の方が接ぎ木にはイイだろう?
自慢話でもないが、y所の柿は、倅が小学校卒業記念に頂いて来たものを庭の西隅に植えて置いたもので、もう、30数年近く、毎年、柿を収穫し続けて来た。 熟柿にしても吊るシンボウにしても、実に、美味しい柿で、しかも種が無いのが特徴だ。 穂木にすればいい柿が成るだろう! メールに依れば、接ぎ木は百発百中だというから恐れ入った!!!    
継木の事で思い出した。 
終戦直後、田舎では、柿は、貴重な果物だった!!! 熟柿にしても吊るシンボウにしても、実に高尚な果物だった。 今では不味いとされる「馬糞柿」でも飛ぶように売れる需要だった。 吊るシンボウ等は超高級食品!!! お大臣の家しか作れなかった。 だから、吊るし柿泥棒が横行していた・・・
yの家では、専ら熟し柿で食し、お正月の逸品の一つだった。 当地では、「甲州丸」と言う種無しの柿が主流で、サワしても、熟しても美味しい柿だった。
何処でどう覚えて来たのか?親父さんは柿の接ぎ木が上手で、「アマンドウ(小渋柿)」の苗木(台木)に継ぐと、3年目には成り出した。「桃栗3年柿8年」と言うが、柿も接ぎ木した場合は、2~3年で成り出す事を学んだものだ!!!
親父さんに教わってyも接ぎ木した事がある。 「アマンドウ」の台木に、より優秀な柿の穂木を継ぐと、穂木から優秀な柿が取れるという術だ! 小刀で台木と穂木の用水形成層を鋭利な刃物で切り出しそれを巧く合わせ、強く縛って油紙を巻いておくと用水形成層が癒着するという術だ!!! 誰が編み出したか?凄い術だと思う・・・
当時、何処の家でも柿は貴重食品で、尊かった!!! だから、不味い、「馬糞柿」でも親父さんは、蔦木坂まで買い出しに出掛けていた・・・ 重たい柿を俵に入れ、蔦木坂を背負い上げていた・・・

Hiraさんからのメールを見て、「柿の接ぎ木」!ツイツイ懐かしくなり、カキコしたくなった。
3年後には、y所の美味しい柿が成り出すだろう? 接ぎ木の御成功を祈る!!!       

     『 徒長について考える・・・ 』

2010-12-13 00:01:37 | Weblog
              


柿の木が巨木になったのには驚いた! 幹回りが30cmにもなった。
幹回りが太るに連れ木の樹勢が付いて来た。 もう5~6年経つだろうか?家のメンテナンスをしている時バッサリ切って貰った。
かなり思い切った剪定だったので、芽が吹くか?心配したが、心配するまでもなく新芽がバンバン吹いて来た・・・ 当年の実の成り方はなかったが、翌年、そこから吹いた徒長子に実がなったのは言うまでもない。「
そこからのヒコバエ:徒長子が、年々、大きくなり、空を覆うばかりになった。 さァ~大変!!! 徒長子が、隣の屋敷に入り込むようになる。 そして、これにアメリカシロヒトリ」が集る!!! 事の他好物のようだ!!! 徒長子が10数mの天空まで伸びるようになり、老い耄れには手が負えなくなった。 このテッペン近傍に「アメリカシロヒトリ」が集まるからさァ~大変!!! そして、ここで剥けるようになる!!!
その内に近所から苦情が舞い込むようになる・・・
夏場、2日掛りで、「アメリカシロヒトリ」の退治を兼ねて、剪定するものの、葉が多いので用意の沙汰ではなかった。

こんな経緯があり、今、柿の木の剪定作業をしているのである。
木の上に登り、四方八方に伸びた幹に掴まり、枝切りをするが、何と、この徒長子が7~8mにも及ぶので、さァ~大変だ!
今日で、剪定作業を2日間やった。 そして枝の処理!!! 50cm程の束にしてゴミ収集車へ出す予定・・・
こんな作業を終日やった。 当然、鋸の使い方がプロ並みになる。 ヘボちゃんの生掘り時使用にと、ダイヤモンド鑢で研いであるからシャッシャッと切れる! お他人様が見れば、随分危なっかしい作業をしているが、当人にしてみれば、真剣そのものである!!!
一度剪定作業に入ると、剪定枝で身動きが取れない! 仕方なく、枝の整理をする!!! この束が50束にもなった。 そして、まだまだ、作業が残っている。
100束近くになるだろうと踏んでいる! 奴豪い数だ!!!

御存知の方、多いだろうが、強剪定すると、ヒコバエ:徒長子の伸びは早く、図太くなる! これを数年放置しようものなら、7~8mは、優に伸び、手の施しようがない! 闊葉樹は、皆、こういう性質を持っている。
「榛(はん)の木」と、言う木を御存知だろうか?
yが子供の頃、多くの農家は、田圃の脇にハンノキ林を持っていて、榛の木の徒長子を刈り込み、これを田圃に入れ、有機肥料としてきた・・・ だから、田圃の脇にあるハンノキ林は、幹が太く、幹からヤボイ:徒長子が伸びていた。
関東平野に行くと、「藪オヤジ」と言う楢の木林がある・・・ 里山の一角を担っているのだ。 これも地上1m位の個所から切り、そこからヒコバエを出させ、これを薪にするという風習があった。 原理は、皆、同じだ!
強剪定し、その箇所からヒコバエ:徒長子を出させ、これを薪やシイタケの原木にすると、いうモノだ!
我家の柿の木は、丁度、ハンノキや楢の「藪オヤジ」見たいに伸びて居た・・・
徒長子の手入れは、毎年しないと、大変な事になる。

今日の作業は、こんな事を思い出しながらの作業だった。
断わっておくが、松は、生長点が松葉の間にあるので、このような徒長子にはならない! 木に依って、マチマチだ!  木の習性を知っていると、色々な試みが体験できる・・・   
それにしても奴豪い量の剪定枝だった! ア~~~、疲れた!

     『 秘境:奥飛騨温泉郷! 』

2010-12-11 21:13:24 | Weblog
                


天気が変わりそうだ! 朝から暗い!!!
急の話だが、倅に温泉行きを誘われた。 近場の「白骨」にしよう!と、言う事だった。
朝の内に昨日の剪定柿枝を幾分でも処理しようと鋸をギコギコ動かす・・・ 蘭舎:サテアンのイワチドリの枯れ葉も僅かだが処理した。
11時家を出る。
島島谷に入ると小雨が降り出した。 渓谷を遡るに従い雨は強くなる。 そして、一昨日の雪が目立つようになる。 奈川ダム近傍は深い雪だった。 倅と雑談している内に、「「白骨」を止め、どうせだから奥飛騨にしよう!」と、急遽、行く先を替える事にした。
中の湯を越え、安房峠に差し掛かると雪は、ますます、多くなる・・・ 30cmは積もっただろうか?
安房峠は、近年、トンネルが開き、岐阜県、高山が非常に近くなった。 安房トンネルは、現在、実験中で、無料化されている・・・ アッという間にトンネルを抜け、平湯を右に折れ奥飛騨に向かう! 新穂高温泉だ! 松本から見て、西穂の裏に当たる!
そこに、日本一大きな露天風呂があるというのだ! 佳留萱(かるかや)の湯といい、外から見ても湯煙が濛々と立ち上がっていた。
今日の奥飛騨は、気温2℃、小雨模様だった。
少々、温めだが200坪程の野天風呂が鎌田川に沿って広がっていた。
小雨に打たれながら微温湯に30~40分浸かる! 野天風呂から見る西穂の山脈は、雲や霧に煙り、実に、幻想的!!! 稜線がハッキリ見える個所もある。
一昨年だったか、家族旅行をこの奥でした。 この時も雪の中だった。

今年も、実に、よく動いた!!! 「スガレ追ひ」の疲れや「庭木の手入れ」の疲れが、年末に来てドッと出た! 今日出掛けて来たのは、この疲れを癒す目的もあった。 そして、雲や霧に煙る山脈を見ながら、急峻な山肌だがOさんと「スガレ追ひ」をして見たい!!!等とトンデモナイ空想を走らせる。 Oさんとなら出来そうな気がして来たのである・・・
山肌は、石ゴッツの土目で、ヘボちゃん等営巣しそうもないと考えられるが、ついつい、当てにもならない発想が出て来てしまう・・・ 老い耄れ蜂狂チュ~もんだ!!!  アハハ!!!      
初冬から早春にかけての奥飛騨は、実に、幻想的な世界に包まれている・・・

湯治をしていると、腹が減って来た!
湯当りしない内にと露天風呂を出る。 食堂を探し、駆け込む。 奥飛騨のラーメンは高かったが、空腹の所為か?実に、美味かった。
雪にならない内にと、雪道を飛ばし帰路に就く・・・ 道中の深い渓谷は、雪景色に染まり、雲とガスに包まれ、実に、幻想的な世界を醸し出していた。 何となく、今年の癒しが出来た!と・・・ 倅に感謝しなくちゃァ~~~       
イイ!湯湯治だったよ~~~ 首の張りも軽くなったようだ?


昨日、「マクロ・レンズ」の話を書いた。
「Canon MP-E 65」 マクロレンズの威力をどうしても紹介したかった。
このレンズで4倍まで拡大すると、Top 画像のように複眼の子眼が、見え出して来る!!! 子眼の連なり、実に、美しい!!! 焦点深度が超浅いので、焦点を当てた所しかピントが合わない!!! その周辺はボケる、これ、また、惚れ惚れの感動・・・ ボケ味を愛するマクロ愛好家に好かれる由縁かも知れない?