『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 終焉を迎えた“ヘボ”ちゃん・・・ 』

2010-12-09 20:04:58 | Weblog
              


朝から冷え込んで居た!
こういう日は女王蜂を捕まえるのに好都合!!! 
第2サテアンに入る。 前にも書いたようにこのハウスには山の巨大巣2巣と家の飼い蜂を入れてある。 山の巨大巣は途轍もない通いだったが、持ち込んだ際には終焉を迎えていたようだ! 
何れも標高の高い1500m地点、1100m地点から1100m地点の山に移し、飼育箱で自然に飼っていたものである。 遠方なので、当然、餌の供給はしなかった。 晩秋、これが途轍もない通いを呈していた。 ゾロゾロの出入りで、巣から出たヘボちゃんは、一気に20~30mの上空に舞い上がり何処かに消えて行っていた! 長年の経験からこのような通いを見た事が無かった。
だから、順調にいけば、相当数の女王蜂が取れると踏んでいた。

全般的に、今年、発育が遅れていたので、山からの持ち込みを、敢えて、遅らせていた。
急に冷え込んで来て、11/3、文化の日に運び込みを計画した。 当日、5時過ぎ、山の飼育場に着くと、この巨大巣、通いが極端に鈍り、沢山の働き蜂が、飼育箱の外周部に真っ黒になる程屯しているではないか?
一瞬、??????  理解に苦しんだ。
お隣の巨大巣も以前見た程の通いではなかった。
でも、騙し騙し働き蜂を追い込み連れて来た。 こんな状態だから、持ち込んでも通いは、過って見て来た程のモノではなかった! でも、ソコソコには通い1週間ほどで終焉を迎えてしまった。
ここへ、我家の2巣を入れてやった。 当然、賑やかになったのは言うまでもない!!!

今日、このハウス:サテアンの最終回収をした。 600匹程捕まえ、寒い事も手伝い、略、静かになった。
午後、大阪の鬼面児さんが送って下さった高級品「イワチドリ」のポット苗を消毒し、植え替え、サテアンの清掃に入った。 死に果てた働き蜂や雄蜂の死骸を掃き集め外に捨てる。 夥しい数だ! そして、鉢の上にバラ撒かれている捨て子蜂の子を掻き集め、これも外に捨てる。 序に、イワチドリの枯れ柄も集め、綺麗にする・・・この頃から霙になり出した。
サビーので、鼻水が滴り落ちる・・・
霙と共に、帳(とばり)が降り出した。 薄暗い。 背中の痛む老い耄れ体に鞭打って飼育箱を外に出す。 何れも、土とワヤの崩れ落ちたか巣に蜂のションベンが混じり、これが腐敗!!!実に、臭い!!! まるで溝(どぶ)の臭いだ! 謂わば、汚物処理!!!
これを8箱運び出す。 序に、底側からコロニーの発育状態を覗く・・・
何れも予測通りに状態だったが、山から運び込んだ2巣は別格デカかった!!! 取り分け、先程、縷々述べた超巨大巣は、ドクちゃんの飼育箱の底まで達していて、しかも、これが真っ角だった!!!!! こんな巨大巣は見た事が無い!!! 詳細は、後日、解析する積りで居るが、デカイデカイ巣に展開していた。
女王蜂の捕獲数からして、恐らく、この巣は終焉を迎えていただろう? 持ち込み時、通いがガタ落ちになっていた事、数え切れない働き蜂が、巣外に屯していた事を考えると頷ける・・・
イヤァ~、それにしても超デカだった!

毎年、思うのだが、yが飼う山の飼育場は、餌が豊富と見え、飼育箱で、土を入れて飼えば、途方もなく大きくする!!! 苦労して、庭先で飼うトップクラスより遥かに抜きん出ている!!! これから、飼育作戦を変更しなければいけないかも知れない!
即ち、家では、観賞用に、少々、置き、後は、山手に分散させるという策だ! 来年、試みようと思っている。 ただ、気を付けねばならないのは、仮面ライダー(オオスズメバチ)と貂(テン)、鼬(イタチ)対策を施す必要がある! 

残り、第1サテアンの女王蜂をを拾い集めれば、今年のヘボ活動は終わる・・・ 何となく、寂しい季節を迎える事になる。
でも、我々、荒れ暮れた人間社会より完璧に世代交代して次世代にバトンタッチしている事に拍手を送りたい!!!    
昨今の政治政(まつりごと)、尖閣諸島の漁船激突珍事と画像漏洩、海老蔵さん事件、韓国領土爆撃珍事、馬鹿げたロシア大統領北方領土訪問戯言等見たり聞いたりしているだけでもヘボちゃんよりオツル行動をしている・・・ 実に嘆かわしく、恥ずかしい限りだ!      
そう言えば、我町にも、実に馬鹿げた「町名変更」の話が市当局から投げかけられて居る・・・           如何なるメリットがあるのだろう? 税金の無駄使いと言わざるを得ない!!!        
昨年来、不通になっている橋の修復を1日も早くしてくれた方が、余程、住民サービスと言うモノだ!

    頭は生きている内に使わなくては!!!!!   昨今、娑婆は、馬鹿げた、嘆かわしい振る舞いが多過ぎる・・・