昨夜は、雪になり、一時は、凄く、吹雪いていた!!! 辺りの山は、一面、雪景色!!! そして、終日寒く、庭の日陰の雪は、夕方まで残っていた。 愈々、冬将軍到来だ!
朝から鼻水を垂らしながらサテアンで最後の回収作業をした。 第2サテアンを総て見終わるのに12時まで掛った。 これで大方の回収が済み、ホッとしている所である。
今年は、回収作業をサボり、初冬になってからとした。 この越冬が巧く行くようなら大改革だと思っている。 回収作業は時間を要し、松の手入れと並行して進めるのは老い耄れにとって負担が大き過ぎる!
何年も前から合理化を考えていたが、今年、思い切って実行してみた。
今、Top 画像に「キイジス」の休眠姿を連載しているが、色々な寝姿を撮るのに、結構、骨が折れる・・・
昆虫の一般的な撮影は、50mmか100mmマクロレンズを使うのが常識。 気の効いた人で180mmマクロ・レンズを持っている場合がある・・・ 180mmマクロとなると、結構、どこのメーカーのモノを買っても高価になる。 福沢さんが、最低、10枚は必要となる!!! しかし、遠方から1:1倍率の画像が収められるので、逃げ足の早い御仁や、危険な蟲を撮影するのに適している。 又、小鳥の撮影には欠かせない一品だ!
そして、1:1、詰り、等倍以上の画像を撮りたい場合、1.××倍等、レンズを逆さに付け倍率を上げる事が出来るが、オート・フォーカス効かないとか、取り付けアダプターが必要になるとか、不便を伴う!!!
そして、2倍以上の画像を撮りたい場合、この世の中には「 Canon MP-E 65 」と、いうマクロレンズしか売っていない!!! これは高価なレンズで、5倍率まで倍率を上げて撮影する事が出来る!
もう6~7年前になるが、ヘボちゃんの顔写真や諸器官を撮影したいが為に購入する事にした。 以来、1~2回/年位の使用頻度しかないが、時々、引っ張り出し使っている。今日、アップした「キイジス」の顔写真は、「 MP-E 65 」に依るものである。
このレンズは、焦点深度が極めて浅く、しかも、オート・フォーカスではない為、極めて厄介なレンズである。 色々と試みたが、リング・ストロボが無いと、これまた撮影に困難を伴う!
従って、動いている蟲を撮るとなると超困難! しかし、物凄い分解能を持っていて、ヘボちゃんの複眼の子眼が撮れるのには恐れ入った。
今年の冬は、時間が取れそうなので、また、子眼撮影を試みて見たい!と、思っている。
まだ、撮影未熟の頃、ヘボちゃんの諸器官の拡大画像撮影に挑戦したが、驚くべき数々の発見があった。 雄蜂の触角「柄節」にある白い紋様!(これを“極楽紋”と名付けた)、これを見出した時は青天の霹靂だった!!!
何故、雄蜂にだけ付いているのか?まだまだ、解明していないが、何か?訳があるに違いない? 邪推好きの老い耄れ、交尾時に使うメス(女王蜂)感知の器官があるのでは?と想像したくなる・・・
鈎爪の撮影も試みたが、驚くべき発見があった。
「 shy・・・、 the Vespula 」(続編)購入の読者諸君、これ等諸器官の拡大写真を見ているだろうが、皆、「 Canon MP-E 65 マクロレンズ 」の御利益(ごりやく)によるものである。
言うなれば、顕微鏡的写真(画像)が撮影出来るという訳である!!!
このような撮影が出来るのも Canon の抜きん出た技術力の賜物!と、感謝している・・・
序だから、解説しておこう・・・
来春、8~12mmの魚眼レンズが Canon から発売される!!!
これもyにとって魅力溢れるレンズで、昆虫撮影には欠かせない!!! ヘボちゃんの撮影には被写体:ヘボちゃんが小さ過ぎるので、向かないかも知れない?が、蝶等には適応するだろう? それでも使い道はある・・・ 購入を検討しているが、来年3月が待ち遠しい・・・ 早く出ないかなァ~~~~
要求を満たさない魚眼レンズの代わりと言っては何だが、「蟲の目レンズ」を自己開発するしか道はない? 今年の冬、マスター・レンズのよりイイ物を探したいと思っている・・・ 今の所、「蟲の目レンズ」機構として、Pentax の上を行くシステムは見い出せていない!!!
Canon 系で何とかならないものか?と・・・ レンズの種類が豊富なCanonで・・・