『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 ヤニ蟲? 』

2011-06-13 21:18:54 | Weblog
             


約束していた「ヤニ蟲」の話が延び延びになってしまった。   
別に他意があった訳でもない!

このの存在は、もう、彼是、4~5年前から知っている。
変な野郎が飼育箱の蓋に居付いて居る!と、観察だけしていた・・・
最近は、歳の所為か?異常な奴等には、非常に関心を持つようになった。 それで、今日、取り上げた訳である・・・

初冬、山の飼育箱の清掃に出掛けると、毎年、この「ヤニ蟲」の行列を見て来た・・・
飼育箱の上にはプラスチックの波トタンを敷き雨を防いでいる。 
波トタンを外すと、蓋とこの波トタンの間に、毎年、まっ黒気の脂(やに)の塊が行列をなし、敷き詰められていた! この真っ黒気の脂状物質は、粘り気があり、その中に幼虫が産み付けられていた。 幼虫で冬を越す休眠態勢を採っている中々の知恵者だ!
これが毎年だったので、鎌で掻き落として来た・・・
昨年は、迷人?蜂狂:極トン爺とて不作で飼育を余儀なくされたので、初冬、山に出掛ける事は無かった。
それで、数日前、飼育箱の掃除に出掛けたのである。
この時、例年の「ヤニ蟲」をまたもや発見!!!   
今年はハテな?     
少々、悪戯心が働いた!
一通り諸道具を用意していたので、このヤニ列に鑿(のみ)を入れてみた。 出て来たのは終令幼虫だった! 
蛹はヘコヘコ動いて居る!!! 蛾の仲間にしては繭が無い!!! 行列させて産み付けられている所を見ると何となく蜂の仲間では? と、推論して見た!
幼虫や蛹を覆っている黒い脂状物質は、ややベトベトしている粘りこい物質である!!!
多分、蛹が羽化する際は、この脂状物質を食い破って出て来るに違いない!
どんな昆虫が出て来るか、非常に、興味深い・・・

駄目元で、この脂状物質を鑿で掻き、一応、家に持ち帰ったが、果たして・・・
   賢明なる読者諸君でコイツが何者であるか?御存知の方がおられたら、是非、教えて欲しい!!!

持ち帰った「マルハナバチ」、羽化が進んでいて色々と観察出来、興味深い観察が進んで居る・・・ オモシレ~~~生態を持っているねェ~~~      コイツの生態研究、面白いかも? その内にノメリ込むかも知れない!