『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 営巣、闌(たけなわ) !!! 』

2011-06-14 23:55:46 | Weblog
                


庭先に「夏櫨(なつはぜ)」が5~6本植えてある。
植え込んで5~6年経つ。 完璧に活着し、毎年スズラン花を房状に付けている。 して、今年は、抜群の花を持った!!!
今、盛りとばかりに薄いピンク色のスズラン花をブラ提げて居る・・・ ドウダンやウメモドキ、紫式部等のように芳香を漂わす訳でもないが、良質の流蜜が出ると見え、昆虫達が良く集まって来る!!! ドウダンやウメモドキ等より格上だろう?
訳は、ありとあらゆる昆虫を曳き付けるのだから推して知るべし! 4~5種類のアシナガバチ、蜜蜂(日本、西洋)、アカンバチ、コガタスズメバチ、ヘボちゃん、多くの花虻、それに蟻ン子等々・・・を誘っている!
昨日、今日は、別格の昆虫酒場と化した。
スズメバチ達は、営巣真っ盛り、流蜜運びを続けていた。

数年前からこの期を狙って可哀そうだが、大型スズメバチ達を処分して居る・・・ 訳は、密集住宅地。 住民達の秋の刺傷事故を未然に防ぐ為だ。
何時だったか200m先にデカイ、アカンバチの巣が有り住民が困り果てた事があった。 その時は、保健所ベースで処理して貰った。 そして、晩秋になるとヘボちゃんの餌場荒らしにも癖癖している・・・ 働きう蜂のハンティングが!!!
昨年も悪戦苦闘、女王蜂退治をしたが、残党兵が何処ぞ?で剥けたと見え、今年、この有り様となって居る・・・
数日前、アカンバチ9匹、コガタスズメバチ6匹を葬った。
「夏櫨」の最盛期を迎え、この流蜜吸いに狂ったように集まる!!!
朝方と夕方日暮れ時、よく訪れる!!!
昨日、今日で、アカンバチ8匹、コガタスズメバチ6匹を追加退治した。 
メキメキ上達したタモ振り? 宮本武蔵波の早業で掬い上げる!!! そして、ギュッとフンズケ一巻の終わり。 可哀そうな気もするが、住民の殺傷事故を考えると致し方ないだろう・・・
ヘボちゃんも、時々、訪れるが、大型スズメバチのような事はない! 察するに、こちらの方は、営巣確率が極端に低いのだと思われる・・・
アシナガバチの訪問も凄い!!! 見ていると、かなり遠方から飛来している。
という事は、「夏櫨」の流蜜は、昆虫達にとって欠かせられない幼児の餌なのだろう? 子育ては、蜜を中心に展開されている事がこれ等の現象で判る。
夕方、大型スズメバチの飛来は、大分、治まって来たように思った。 が、これに比べ、蜜蜂の飛来が夥しくなっている・・・ 飛行を見ていると2方向からの飛来が確認される。

明日は、カーペンターをしながらもう少し間引きをしようと、思っている。
変な話、こんな活動も地域住民の為??? この退治が無かったら大変な事になっていただろう?