『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 娑婆は、広い・・・ 』

2007-03-26 23:18:27 | Weblog
        

とんだハプニングにも出会い、兎に角、2日間で550km走った。
安房峠~高山は2往復した事になった・・・  何たるコッチャイ!!!
土砂降りの中、野天風呂に浸かりながら、いろんな事を考えた。 
先ずは、自然界の偉大さ!!!
此処の野天風呂は4箇所から硫黄鉱泉が、滾々と湧き出ている・・・ 毎分何立方メートルになるだろうか? 凄い量である!!!
穂高山系に降った雨・雪が地中に浸み込み、これが長い年月を掛け、伏流水となって渓谷の彼方此方に湧き出ているのである。
その間、この火山帯のマグマの近くを通る事によって加熱され、温泉と化すのだ!!! これが1箇所や2箇所ではない!!! 至る所から噴出しているのだ!!!そして、これを利用した温泉場だらけ・・・
宿泊した所は新穂高温泉、言うなれば、上高地の裏側に位置し、丁度、穂高連峰:西穂、奥穂の西側に当る・・・
焼岳は、今も活火山で、噴煙を僅か噴き上げているが、鉱脈は同じだろうか?
『 shy・・・、the Vespula 』で地球の生い立ちから昆虫の誕生までを判り易く書いたが、ついつい、この中のマグマを思い出した。
渓谷深く自然界にドップリ浸かると、地球の素晴しさ・偉大さをシミジミと考え直した。
ふと、この渓谷にも“ヘボ”ちゃんが居るのでは?、何んて、またまた、悪い病気が頭を持ち上げてくる・・・
いや、絶対居る筈!!! それにしても急峻な渓谷駄々ナァーーー!!!
そして、渓谷は、石だらけだった・・・
本当の所、今回の旅は、ヒョットすると“ヘボ”の新天地が存在するのでは?、何て、欲も無くは無かった???
 
松本~白川郷の間には候補地となりそうな場所が存在した・・・
もう少し若ければ、多少、無謀な事もするだろうが、今の老い耄れには、そのような欲は消え失せつつある・・・
野天風呂でドボンを仕出かす老い耄れ、上さんや倅からの信頼は、ゼロに近い・・・
何時も、山でノタレ死ぬのでは!!!と冷やかされる・・・     
一昨日の晩もそうだった!!!
それにして、娑婆は広いネェーーー 行くかどうかは別にして、候補地を2~3考えてみた・・・
こう言う事を想像するだけでも楽しくなる・・・

それにしても、今年、雪が少なかった・・・
安房峠の近傍で70~80cm程度の雪を見た丈で、後は、雪らしい雪を見出せなかった・・・ 
今夏の水不足が、今から、思い知らされる・・・      

     『 マグマのパワー・・・ 』

2007-03-26 01:15:39 | Weblog
        

1月から何処か温泉郷に行きたい・・・と、家族で話してきた。
それが奥飛騨~白川郷と決まり、泊りは、新穂高温泉とした・・・

この一週間、週末は、雨降りらしい事が天気予報で判っていた。 でも、予約で・・・
昨日、松本を9時に出た。そして、一路、白川郷へ・・・と
ルートは、行き当たりバッタリ・・・ 158~41~471~360で白川郷とした・・・
高山~古川までは順調だった。360号線に入った辺りから、雨がポツポツ・・・
360号線には岩魚か山女釣りの釣り人で溢れていた。
後10kmと言う地点に来ると様子が一変!!! ただでさえ狭い道に雪があるではないか? そして、滔々、身動きが取れなくなってしまった!!!  
ナンジャイ!!!コリャァーーー!!! 道中、標識一つ無い!!!
この地域の人達から見れば常識かも知れないが、この道は、どうやら冬季間通れないらしい??? 
それにしても国土交通省なのか岐阜県の担当課、不親切極まりない!!!   
雪が30~40cmもあり、退き帰すしか道がない!!!  
Uターンした所で、付近に蕗の薹が有るのに気付き、雪の中から40~50個摘み取り、高山まで戻った。
何だかんだで、2時を廻っていた。
そして、雨の中、y的に、お気に入りの小京都:飛騨高山のお土産街を散策し、安房峠入り口まで引き返し、新穂高温泉に着いたのは4時を廻っていた・・・随分と、徒労の多い日になってしまった。
マグマのパワーを感じつつ、硫黄の香りの効いた野天風呂に1時間近く入り、美味しい夕食!!!  
そして、オシム・サッカー,ハゲタカと写りの極めて悪いTV見て、また、野天風呂へ・・・
辺りは、かなり暗く、雨は、土砂降り!!!  物凄い降りだった。
ここでハプニングが勃発!!!
踏み石だと思って踏み込んだ足の下には、それらしき物がなく、ドボーーーン!!!  着地様に左サイドに大横転!!! 
湯の中へザブーーーン!!!  アワワ・・・ 
漸く、湯の中から顔を出した時には、左足の膝小僧、膝小僧、踵がやや傷む!!!
薄暗い電灯に曝して見ると、血が滲んでいる!!! 脛・踵にも・・・
矢張り俺は老い耄れ爺イーなのか?   
此の侭帰ると上さん、倅にカラカワレルのが読み取れた・・・

暫く、土砂降りの雨に打たれながら考え事をした。
先ず、イイワケ対策・・・     
滾々と湧き出る高温の温泉。つまり、マグマと浸透水の因果関係!!!
この辺に“ヘボ”ちゃんは居ないだろうか? 等など・・・
過って小谷の野天風呂の庭園から“ヘボ”が、噴き出ているのに2度も出会っている・・・ 碌でもネェー事を思い出す・・・ 
蜂狂ッチュウもんだ! アハハ・・・ それにしても足が少し痛てーナァーーー

部屋に帰ると案の定、カラカワれた!!!  クソーーー   

今朝は、朝から雨降りと視界が効かない為、ロープウエェーは、諦め、白川郷へ行く事にした。再度の高山行き・・・
白川郷まで遠かった事、遠かった事!!!
17~8年前の記憶が幾らか甦ってきた・・・ 凄い遺産が残っているんですネェーーー どうやら、五箇山と白川郷が交じり合っていて、中々、記憶が読み揚って来なかった。 でもでも・・・
yは、田舎っぺの所為か?都会より、このような山村の方が好み・・・
今は、観光客も多くなり収入もソコソコなのだろうが、一世代前、此処には、どんな生活が有ったのだろう?
一寸、関心が湧いている・・・  

して、2日間のドライブは、爺が、550km。。。
ドウダイ!!!、まだ、老い耄れてイネーーーぞ!!!