日々是チナヲチ。
素人による中国観察。web上で集めたニュースに出鱈目な解釈を加えます。「中国は、ちょっとオシャレな北朝鮮 」(・∀・)





 8月15日の尖閣諸島上陸を目指して進められてきた香港保釣行動委員会(騒ぎ屋香港人の選挙事務所)による船出計画(選挙運動)に狂いが生じた模様です。きょう(8月8日)の香港紙『蘋果日報』や『星島日報』電子版が報じています。8月15日から逆算して予定されていた8月12日の出港は無理になったようです。

 事実だとすれば、中共当局による圧力という可能性が限りなく大きいです(笑)。

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 報道によると、香港保釣行動委員会はボロ漁船を購入してこれを「保釣2号」と命名、広東省・汕尾市の馬公鎮にて修理・整備・改装など必要な準備作業を行っていたものの同船を出港させることができず、この分では香港に回航して予定されていた12日に出港、というスケジュールが時間的に無理になったとのこと。

 「保釣2号」が汕尾市から出港できない理由について、香港保釣行動委員会の柯華・主席は、

「現時点で計画取り止めの理由を話すことには差し支えがある」
「しばらくしてからこの件について公に説明する」

 とコメント。はいはい圧力圧力?……『星島日報』電子版がどうやらそうらしいニュアンスの報道をしています。それによると、香港保釣行動委員会のメンバーが「保釣2号」を香港に回航すべく昨日(8月7日)、汕尾市に出向き、地元公安出入境部門で手続きを済ませようとしたところ、それが果たせなかったとのこと。

「保釣2号は香港海事処で登録手続きを済ませており、購入にあたっても法律の手続きに則っている。香港への回航に問題が出ることはないと確信している」

 と香港紙『明報』(2006/08/08)に柯華は語っていますが、中共政権が未だに「依法治国」(法治主義の確立)を大目標に掲げている「法制あれど法治なし」のお国柄であることを忘れていたようです。

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 以上、詳細は続報待ちですが取急ぎ速報した次第。ちなみに今回の上陸計画は香港に呼応して米国華僑や台湾人を乗せた漁船多数が台湾から出港する手筈になっています。こちらの計画にも影響が出るかどうかは目下のところ不明です。

 ●『明報』(2006/08/08)
 http://hk.news.yahoo.com/060807/12/1r1m8.html

 ●『星島日報電子版』(2006/08/08/13:30)
 http://hk.news.yahoo.com/060808/60/1r2hu.html



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