日々是チナヲチ。
素人による中国観察。web上で集めたニュースに出鱈目な解釈を加えます。「中国は、ちょっとオシャレな北朝鮮 」(・∀・)





 いうまでもなく尖閣の一件。逮捕されていた中国人船長を、日本側は処分保留の形で釈放してしまいました。

 帰国した船長は英雄扱い。そして度し難いことに、中国外交部は「不法逮捕・拘留」に対する謝罪と賠償を日本政府に要求する、との声明まで発表しました。

 国民が怒っている?……その怒りを一体いつまで持続させることができるのでしょうか。かつて毒餃子問題でも日本国民は怒りました。しかし2年半を経た現在、当時のパワーがいまなお残っているといえるか、どうか。

 こういうことは、将棋でいえば一気呵成に詰むまで持っていかないといけないのです。そして日本にとって良き前例を残す。同時に、尖閣海域に領土問題など全く存在しないということ、日本が恫喝に屈しない国であることを世界に示さなければなりません。

 そのための絶好の機会を天から恵まれたのにもかかわらず、現実は真逆の展開。逮捕された船長は釈放。しかも中国から謝罪と賠償まで要求される。そういう前例を、日本政府は残してしまったのです。

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 9月22日、温家宝・首相が出てきて日本側を非難し、船長の即時・無条件釈放を求めましたね。同じ日に出された外交部声明には、とうとう「共同声明」が登場しました。……といっても、

「(日本は)中日間の第4の政治文書(日中共同声明2008年版)において、対話と協調によって問題の解決を図るとしたことと中日戦略的互恵関係の精神に深刻に違反している」

 という程度ですが、これによって中国は意図的かどうかはともかく、自らの退路を断ちました。もし日本が初志を貫徹していれば、この中国の不退転の決意を挫き、温家宝の面子を丸潰れにすることができたのです。

 http://news.xinhuanet.com/world/2010-09/22/c_12597295.htm

 それは南シナ海で中国との間に領土問題を抱えるASEAN諸国にとっても、モデルケースとなるかどうかは別として、勇気を与えることになっていた筈です。

 しかしながら、大事は去りました。

 しかも日本が折れたことでこの問題が終結したのではなく、中国側が新たな攻勢に転じています。「謝罪と賠償」要求がそれです。これまで頑な日本側の姿勢を改めることができなかった分、つまり面子を潰され続けた分、中国側の事後攻勢は苛烈なものになることでしょう。

 ――――

 私は今回の事件を、歴史的事態と捉えていました。

 恫喝に屈することなく「日本の司法に基づいて粛々と対処」することで、まずは尖閣問題での良き前例をつくり、今後へのアドバンテージとすることができる、というのがひとつ。

 そしてより重要なのは、中国の恫喝に屈しないことで、「特亜におもねる日本」という構造から脱却することができるという点です。

 日本には脅しが通用しないんだということを世界に示し、敗戦から一貫してきた望ましくない姿勢から一変する、ある意味「戦後」を終わらせる、という日本史的な、正に画期的事態を現実のものとする可能性を今回の一件は秘めていました。

 温家宝が出てきた、外交部が「日中共同声明」を持ち出した。……と来たあとに、フジタの社員4名が中国国内で逮捕されたというニュースに接したとき、逮捕された中の人には申し訳ありませんが、私は快哉を叫びました。

 なぜならこれは北朝鮮の常套手段であり、また中国が、米国との政治的取引のために民主化運動家を釈放したりするのと等質なものだからです。

 日本が折れなかったからこそ、中国は米国並みの扱いで対処するしかなかった。要するに中国の外交政策の中で、日本の格を上げざるを得なくなったということです。

 しかしながら。……もうやめましょう。愚痴になるだけですから。

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 いまこのブログを読んで下さっている皆さんも怒りと失望でやるせない気持ちになっていることでしょうが、どうか察して下さい。

 私は、私の生あるうちに、今回の一件で日本が初志を貫徹し、より良い日本へと一歩前進することを見届けたかったのです。

(良かった。これなら次世代にしっかりとバトンを渡せる。先代にも少しは顔向けができる)

 と安堵できる状況を、自らの目で見ておきたかった。

 無念です。





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 一昨日、つまり9月22日に「笑笑」茅場町駅前店での突発OFFにお集まり頂いたみなさん、本当にありがとうございました。

 楽しかったです。本当に楽しかった。みなさんのお話をたっぷりと聴けたことが、私にとって最大の収穫。

 ネット上、つまり当ブログにおいては簡潔なコメントという形でのリアクションしか得られないのですが、OFF会という形で膝を突き合わせると、とことん語り合うことができます。貴重な体験談で勉強することもできます。私にとって、こんなに嬉しいことはありません。

 しかも、コメントして下さるときのハンドルネームを尋ねると「いや、ROM専なんで」という答が多かったのにも感激しました。

 それにしても驚喜でした。前回同様、6席あるカウンターで飲んだのですが、今回は何と合計11名が屯集。何やらカウンターという空間を私たちで租界化してしまったようで(笑)。

 余計に椅子を持ってきてもらったり、カウンターに就けない人のためにキャスター付きのテーブルを中央に置いてもらったりと、店長代行の地区マネさんはじめ「笑笑」のスタッフにも大感謝です。私が目印に大人げない戦闘旗を掲げていたので、中国人店員どもは仏頂面でしたけど(笑)。

 私がいつもカウンター席を使うのは、酒量と懐具合がそれぞれ違うだろうから、という理由によるものです。割り勘にすると私の飲み代が皆さんに迷惑をかけてしまいますし(真剣)。それぞれが自腹なら、極端な話、ビール1杯で朝まで粘ることも、できるじゃないですか。

 今回は参加者の多くが覚悟を決めて(笑)集まって頂いたようで、7名がラストオーダーまで残り、店を出たのは午前4時半でした。

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 私は皆さんに迷惑をかけないようにと、飲む前に腹ごしらえを済ませ、今回は酒量もセーブして、焼酎のボトル3本を空にするにとどめました(前回は4本)。

 おかげで最後まで記憶が鮮明で、私が「ぽんた」さんに自白剤を盛られて、どのように身ぐるみ剥がされていくのかを知ることができたのも痛すぎる収穫。orz

 「大陸浪人」さん、席が離れてしまい最後までなかなか話ができず、申し訳ありませんでした。一人で出歩ける状態のうちなら密議に応じられますので、そのときはメールして下さい。

 「与三郎」さん(「イヨゾウ」さん=「五百三」さん?)、中国駐在時の苦労話など、もっと詳しくお伺いしたかったです。機会があれば今度は是非、じっくりと。

 「新人A」さん、菊川に続く御参加、ありがとうございました。朝までお付き合い頂いて、本当に光栄です。地下鉄、走ってました?

 「新人B」さんにはもっともっと語ってもらいたかったです。中国にはどんどん空母を造ってほしいところですね(笑)。

 「きぐつ」さん、それから「新人C」さん、「新人D」さん、「新人E」さん、それぞれとびきりの持ちネタがあったでしょうに、十分にお話しすることができなかったのは残念です。動けるうちになるべく機会を設けますので、そのときには是非、肚の内と胸中の思いを語って下さい。m(__)m

 「しらたま」さん、今回はお会いできませんでしたけど、次の機会に御縁があることを楽しみにしています。

 「ざる」さんと「ぽんた」さんには、もう何も申し上げることはありません(笑)。いつも顔を見せて下さるのでとても嬉しいです。

 「ざる」さんはいつも難しい質問をぶつけて下さるので、毎回が真剣勝負。それから今回「ぽんた」さんがお出でになるとは思っていなかったので、御登場は本当に嬉しい誤算でした。

 おかげで私も「ぽんた」さんのキャラをほぼ把握できたように思います(笑)。次回はこちらから攻勢をかけますので、逃げちゃいけませんよ(どーせ私が返り討ちに遭うんでしょうけどねw)。

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 ブログを書いてきて、本当によかったです。人生のおしまいに、こんな素晴らしいプレゼントが用意されているとは思いませんでした。……あ、もちろん今回が最後ではなく、一人で出歩けるうちは極力機会を設けるつもりです。

 特にいまは尖閣問題が現在進行形。その時間をOFF会で共有できることに喜びを感じています。今回の一件はその展開次第によっては、ある意味日本の「戦後」が終わるという歴史的転換点になるかも知れませんから。

 「御家人ヲチャー」さん、どうやら私は味をしめてしまったようです(笑)。





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 昨日から茅場町のビジネスホテルに宿泊しています。

 もちろん、中秋節である今夜を「笑笑」茅場町駅前店で独酌して過ごす(突発OFF)ためです。この店、本来なら拙宅からの徒歩圏内なのですが、私の航続距離が縮む一方であることに鑑み、万一に備えて店の近くに不時着場を確保した次第。

 先夜の突発OFFに参加して下さった皆さんには耳打ちしてありますが、私の宿痾はすでにレッドゾーンでして、たぶん皆さんが想像されているよりもヤバい状態にあります。ほどなくオーバーブーストに突入するでしょうから、そうなれば「あらえっさっさー」のカウントダウンが始まることになるでしょう。

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 それはともかく、いま私はビジネスホテルに泊まっています。朝食から戻って一服していたつい先刻、隣室前の廊下で話している宿泊客2名の声がうるさいので耳を澄ませてみると、おおこれは紛れもない中国語。

 となれば、やることは決まっています。私はすぐ廊下に出て相手を睨みつけつつ、

「實在太吵了!支那豬閉嘴!……支・那・豬・閉・嘴!」

 と一喝(私の声の方がうるさいってばw)。すると奇襲に泡を喰ったのか、怒鳴られたうちの1名が慌てて拝む格好して私に謝り、連れとともに自室へ引っ込みました。むろんその背中に向けて、

「來生不做中國人,來世做豬都不做中國人」

 と浴びせてアフターケアも完了です。かくして天魔覆滅。今夜も信号旗ではなく戦闘旗を掲げますよー。……大人げないって?だから何?

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 さて今回の一件。

 ヲチを禁じられている私は前回のように取ってつけたような簡単なコメントしかできません。あんなの飾りです。偉い人には……じゃなくて、毎日最低4時間はかけて舐めるように記事漁りし続けなければ、私のような要領の悪い者には何事かが頭に浮かんで来ませんし、あれこれ書くことができません。

 だから今回も「メモ」であります。尖閣問題あるいは日中関係における中国側の運動律から考えられることを、思いつくままに列挙してみます。

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 ●中国側の誤算

 安倍さんや麻生さんが首相ならともかく、民主党政権だからちょっと脅かしてやれば……と考えてリアクションしたものの、日本側にはダメージとなっておらず、逮捕した船長を「法に則して粛々と対処する」という姿勢を中国側は翻させることが未だにできないままです。

 閣僚級の接触禁止だの、諸問題に関する協議の延期だの、民間交流の制限だの、中国人による日本観光の大幅キャンセルだの……と、具体策で揺さぶってきたのに、日本側の姿勢には変化なし。逆にAPECでの中国代表による表敬訪問を国交相から拒否されてしまいました。

 私は記事集めをしていませんから確言できませんが、門前払いを喰らって面子丸潰れのこの件ばかりはさすがに恥ずかしいのか、中国国内では報道されていないようです。

 民主党代表選でオザワが一敗地にまみれたことが、ここで効いているように思います。たぶん現内閣と中国の間には、政治的決着を図るためのパイプがまだ構築されていないのではないでしょうか。

 昨日(21日)の外交部報道官会見では、それまで船長の釈放を「要求する」としてきた中国側の物言いが「希望する」へとソフトになりました。ここにも打つ手が乏しくなった迷いが見られます。

 私見としては、次の声明は一転して強硬な言辞が並ぶように思います。

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 ●外交部声明の強硬度

 これについては前回もふれましたが、記憶違いなどもあるので改めて。

 中国政府が日中関係の現状に強い不満を持ったときに中国外交部の声明に登場する常套句があります。それが「中日間の3つの政治文書」云々(確かいまは4つ)、というもの。「3つの政治文書」とは「日中共同声明」「日中平和友好条約」「日中共同宣言」です。

 例えば2007年に李登輝・元台湾総統が来日したときには、

「中日関係を発展するカギは中日間の3つの政治文書の原則と精神を堅持することにある」

 という声明が出ています。これは本気の反発としてもまだヌルい方で、2003年末に森喜朗・前首相(当時)が台湾を訪問して李登輝氏らと会見したときには、

「『中日共同声明』など中日間で取り交わした3つの政治文書の基本原則を遵守するよう要求する」

 と、前者よりも強い調子になっています。「要求する」ときた訳です。

 中国が本当に怒り心頭なら、

「3つの政治文書の原則と精神に違反している」

 となるところであり、最高レベルなら、

「3つの政治文書の原則と精神に深刻に違反している」

 てなところでしょうか。以上はあくまでも経験則ですが、この「日中間の政治文書」云々が声明に登場しない時点では、強硬姿勢のようでいて、実はまだ本気度十分という訳ではないのです。

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 ●前原マンマーク

 「飴と鞭」のうち「鞭」が目下のところ通じそうにない現状。こういう状況になったときに中国がまず試みるのが分断工作です。

 悪玉と善玉という二色刷りの大好きな国ですから、まず前原外相を悪玉に仕立て上げてあれこれと非難します。

 一方で菅首相などその周囲の連中は善玉にして前原外相を孤立させ、「前原外相を黙らせれば全て丸く収まる」という雰囲気を作り上げるよう努める可能性があります。

 たぶん中国国内メディアではジャスコ岡田・前外相を引き合いに出し、中国脅威論を公然と展開させた「前科」も絡めての「前原叩き」が行われる可能性があります。

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 ●「対外強硬派」の蠢動

 中国側からみて事態が手詰まりめいてきた現在、考えられることは「対外強硬派」の台頭です。

 「対外強硬派」と敢えてカッコ付きなのは、真性の対外強硬派だけでなく、この件をテコにして胡錦涛政権を揺さぶってやろうと考えている反胡錦涛グループや、胡錦涛政権の政策によって利益を削られそうな既得権益層が戦列に加わることは必至だからです。

 「要求する」が「希望する」へとクールダウンしたこと自体が「対外強硬派」にとっては胡錦涛政権を突き上げる材料。また、きょう9月22日は中国にとって家族の円満と団欒を象徴する中秋節という大事な日なのですが、それまでに逮捕された船長を帰国させることができなかったことも叩く材料になるかと思います。

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 ●ネット署名再び?

 「対外強硬派」による胡錦涛叩きとして考えられるのは、ネット世論を利用した反日活動です。

 ヲチをしていない私にはこの辺りの機微がつかめないのですが、2005年春の反日騒動のときのように、あるいは2008年春の対仏攘夷運動のときのように、「船長釈放ネット署名」から街頭署名・不買運動へと発展して最後は全国で反日デモ、というプロセスをたどる可能性は排除できないでしょう。

 むろんその背後では「対外強硬派」が糸を引いている訳で、ここまでくると今回の一件は、日中関係より中国国内の権力闘争メインへと変質していくことになります。

 ただし、デモがあまりに過熱すると「反日」が「反政府」に転じる恐れがあり、こうなると何が起こるかわかりません。デモが全国各地で頻発するようになると「対外強硬派」も手綱を絞れなくなるので、胡錦涛政権と手打ちを行い、互いに「中共人」であるからこそ得られる特権の保護に回るでしょう。

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 ●東海艦隊

 人民解放軍の海軍のうち、尖閣諸島の周辺海域は東海艦隊の担当となります。胡錦涛政権がこの東海艦隊をしっかり掌握できているかどうかは、事態の推移次第によっては重要なファクターとなってきます。

 この東海艦隊、約4年前に香港の民間団体が尖閣へと船を出したときには、尖閣諸島からわずか300kmのところで、民間団体の行動をバックアップするかの如く実弾射撃演習を行っています。

 この実弾射撃演習、前線部隊あるいは東海艦隊の独断なのか、党中央軍事委員会からの許可を得て行ったものかは私にはわかりません。

 尖閣諸島付近では日中ともども示威行為で日常的にやり合っているでしょうから、最前線の士気は日中双方ともに高いとみることができます。中国側の暴発という可能性も一応、頭に入れておくべきでしょう。

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 ●ニッポンを、守るために

 上で政治的パイプの未構築について言及しましたが、むろん、私は政治的決着には大反対です。国家の主権と国益に関わる問題ですから、日本政府はここ一番ばかりは筋を貫き通さなければなりません。中国側は経済的な揺さぶりを企図しているようですが、これで怪我をするのは日中双方。

 とにかく国家の主権と国益に関わる問題なのです。毅然とした態度を通すことで国民の生活に多少の影響が出ようとも、政府はそれを二次的問題としてあくまでも「国家」を優先し、一方で国民も「副作用」を受け入れて甘んじる必要があります。

 商売であれ何であれ、全ては、まずニッポンという国家があってこそ、なのです。

 思うに三国干渉から日露戦争までの時期における日本人には、国権の重さという側面があったにせよ、「臥薪嘗胆」を合言葉に「副作用」を受け入れる「頑張れニッポン」精神があったように思います。

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 まあとりあえず、こんなところで。温家宝も「船長を釈放しろ」云々と発言した、と新華社が速報していますが、この速報記事ではやはり「中日間の政治文書」に言及していないので、本格的な対抗措置はまだまだこれから、といったところでしょう。





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 N山医師、誠に申し訳ありませんです。つい禁を破って「新華網」(国営通信社電子版)と「人民網」(党中央機関紙電子版)をのぞいてしまいました。

 だってウズウズするじゃありませんか。えーと、そのほか「中青網」「環球網」「中新網」も、チラチラと。1時間もみてやしませんよ。30分そこそこ。

 ざっとした感想を申し上げます。

 中国側が外交部による恫喝と同時に、諸問題の協議の延期や交流活動の中止などを発表したのが昨日か一昨日かは忘れましたが、今日9月21日付の紙面やネット上の動きは正午時点では特に目立ったものはありませんでした。

 中国側はとりあえず言うだけのことを言って、日本側の出方を探る、といった姿勢かと思われます。その上でまた何か吠えついてくるでしょう。

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 ただ私のみたところ、21日正午時点までに出た外交部による声明はいずれも大したものではなく、及び腰とはいいませんが本気度の伴う強硬姿勢ではありません。

「小泉首相時代のときよりも関係が悪化している。国交を樹立した1972年以来で最悪の状態だ」

 という中国側の専門家の談話をコドモの新聞『環球時報』あたりが報じ、それを日本のメディアが真に受けて騒いだりもしていますが、これはあくまでも個人的な見解。

「1972年に結ばれた日中共同声明の……」

 というフレーズが外交部声明に出て来ない限りは大したことはありません。まずは、

「日中共同声明の精神に反しかねない」
「日中共同声明の精神に反する」
「日中共同声明に違反する恐れがある」

 という順番でエスカレートして、本気度十分なら、

「日中共同声明に違反する」

 と言ってくるでしょう。様式美とでもいいましょうか。中国というのはこの点において、実にわかりやすい国なのです。

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 で、中国側が待ちに待っていた日本側の反応が出ましたね。



 ●中国副局長の国交相表敬、見合わせ申し入れ(読売新聞 2010/09/21/12:26)

 馬淵国土交通相は21日の閣議後の記者会見で、22日から奈良市で始まるアジア太平洋経済協力会議(APEC)観光相会合で、同日予定していた中国の祝善忠・国家旅遊副局長による国交相への表敬訪問を見合わせるよう申し入れたことを明らかにした。

 馬淵国交相は理由について「外交上の課題を理解しながら、諸般の事情を考慮した」と説明するにとどまった。尖閣諸島沖の日本領海内での中国漁船衝突事件を巡り、日中間の緊張感が高まっていることに関連して判断したものとみられる。

 副局長はすでに来日しており、APEC観光相会合には出席する見通しだ。

 APEC観光相会合は23日までの日程で、各国が観光産業をどのように経済成長に結びつけるかなどを協議する予定だ。



 うひょひょ。これはまた大きな釣り針を、何ともシレッとした表情で日本政府は垂らしたものです。今夜までに中国は喰いついてくるか、どうか。ともあれボールは再び中国側へと投げ返された格好です。

 ところで、日本は今回の事件に関し、現在までに中国の駐日大使を呼び出しているのでしょうか?駐中国日本大使館の丹羽大使も何度も呼び出されてノコノコ出ていく必要はないでしょう。仮病を使って無視するべきです。ついでに公使も病気になって、参事官あたりが応対すれば済むことではないでしょうか。相手の面子は潰してあげないといけません。

 まあ夜までに中国側がどういう対応を示してくるのか、酒でも飲みながら待つことにします。

 ……あ、私は今夜、たぶん小川町にいます。敬愛する前「笑笑」茅場町駅前店の店長さんが大抜擢され立ち上げを任された新店舗が本日オープンしますので。半額サービスだって話ですし、初日に顔を見せて激励しておきたいですし。





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 尖閣諸島をめぐる一件は皆さん御存知のことと思います。

 とりあえずいえることは、この海域に領土問題などは全く存在しないということです。尖閣諸島は日本固有の領土であり、中国も『人民日報』のコラムでそれを是認したことがあります。実際、沖縄とともに米国から尖閣諸島が返還されたとき、どこからも異論は出ませんでした。

 ところが、国連の傘下組織がこの海域で石油が出る可能性がある、とのレポートを発表してから、中国と中華民国(台湾)の両政府がにわかに「あれはウチのものだ」と言い出しました。約40年ほど前のことです。

 いま中国政府や台湾の民間団体が行っていることは要するに侵略行為の一環であって、尖閣諸島が日本固有の領土であることを思えば、例えば民間団体が東京上陸を企図した行動に出るようなものです。上陸に成功すれば五星紅旗か青天白日旗を振り回して「ここは俺たちのものだ!」というパフォーマンスを行うことでしょう。

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 今回の例に則せば、東京湾での違法操業&巡視船への衝突を行った自称漁船の船長が、当然ながら日本側に逮捕され、日本の司法で裁かれようとしているときに、中国が怒号し日本大使を4回も呼びつけ、さらに要人訪日の中止や諸問題に関する協議の停止といった対抗措置を打ち出して、

「船長を今すぐ、無条件で釈放しろ」

 という理解に苦しむ屁理屈で日本側にねじ込んできている訳です。荒唐無稽としかいいようがありません。

 「ヲチ」を医師から厳禁されている私は中国国内発の情報集めができず、このため残念ながら、中国側の内部事情を推測する術はありません。日本への対抗措置をどういう内容にするか、デッドラインをどこに置くのか、「民間団体」を動かすのかどうか、庶民レベルでの「反日」気運をどこまで高めるか、といったことについては皆目わからないのです。


 最近の尖閣関係の動向を見て、思わず以前のことを思い出してしまいました。お近くにいながらなかなかお目にかかれず焦燥感に駆られるのですが、昨今の状況を見ていると、やはり御家人さんにはまだまだ一肌脱いでいただきたいとか思ってしまいます…



 ……と、前回のエントリーに私にとっては「90」さんともども6年来の古馴染みである「足軽」さんからコメントを頂きました。足軽さん、お役に立てず申し訳ありません。私とて怒髪衝天、この時機に手をこまねいて見ているしかない自分の情けなさに忸怩たる気持ちで一杯です。

 ただし、日本に対する何らかの危機感を持っている方々と実際に顔を合わせて、その思いを共有しつつ、意見交換して互いの現状認識や問題意識を高めていくことはできます。

 靖国神社でのOFF会で「野辺送り」された私がなおも「突発OFF」を開くのは、「ヲチ」を禁じられたいまの私にはそのくらいのことしかできないからです(実際にもう毎日記事集めをするだけの体力はありません)。また、皆さんとはまだまだ話し足りないことがたくさんある、御意見を拝聴したいことがまだまだ残っている、という思いもあります。

 そんな訳で、これからも私にその体力が残されている間は、不定期に「突発OFF」を開くことがあるかと思います。

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 閑話休題。尖閣諸島をめぐる問題について、まず私たちでもやれることはやっていくべきだと思うのですが、如何でしょうか?


 ●国民に誇りを…国交相、衝突巡視船乗組員を激励(読売新聞 2010/09/16/15:12)

 前原国土交通相は16日、沖縄県石垣市を訪れ、尖閣諸島沖の日本領海内(東シナ海)で中国漁船と衝突し、損傷した第11管区海上保安本部(那覇)の巡視船2隻を視察した。

 前原国交相は「この海域に領土問題はない。我々の使命を粛々と果たしていくことが国民に誇りを与える」と乗組員を激励した。

 巡視船は「よなくに」(1000トン)と「みずき」(180トン)。衝突によって船体の外板がへこんだり、手すり支柱が破損したりした。前原国交相は巡視船に乗り込み、当時の状況について説明を受けた。

 11管が公務執行妨害容疑で逮捕した中国人船長・●其雄(せんきゆう)容疑者(41)の釈放の可能性について、前原国交相は視察後、報道陣に「日本の法律に反すれば、毅然と対応していく」と述べた。(●は「擔」のつくりの部分)



 現場の士気を高めることになるであろう担当閣僚によるタイムリーなこうした行動はGJ!であります。かつて「中国脅威論」を公然と語った前原氏が、「逮捕」に関する最高責任者から今度は外相に転じて中国側とどうやり合うのか、当然のことながら、毅然とした対応をお願いしたいところです。

 逮捕した船長の扱いに対しては「日本国の法に則って粛々と処理する」という趣旨の発言を外相就任後も行っていますから、媚中派満載の民主党にあってもスタンスを崩すことなく頑張ってほしいと思います。

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 ところで、私たちにもできること。一人でも多くの日本人の声援を現場に届けることに他なりません。

 ●海上保安庁HP

 ●第十一管区海上保安本部HP(投書BOX)

 「防人にエールを」であります。国土交通省にもメールを出した方が良いのでしょうけど、ちょっと手が回りませんでした。有志の方、フォローよろしくお願いします。m(__)m





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 「馴染み客」「常連」といえるかどうかはともかく、私には「はなの舞」菊川店と同様、足繁く通っていた(こちらは徒歩圏内)「笑笑」茅場町駅前店という居酒屋があります。

 ここも店長さんの人柄が好きで、また中国人アルバイトを上手に使いこなしているのにいつも感心しながら飲んでいたのですが、このほど、その店長さんが異動することになってしまいました。

 今度は小川町に新規開店する居酒屋の店長を任されるそうで、入社9カ月目にして新店舗立ち上げを託されるというのですから、これは大抜擢。

 で、明日9月11日(土)がLast Dayということなので、私は感謝と祝福の意味を込めて、独酌で店長さんの「壮行会」をやることにしました。……ええ、先日の「御家人壮行会」に味をしめた訳ではありません。

 これまた一期一会でありまして、万一、私が小川町の新規店舗へ挨拶に行けなくなったら明日が最後になってしまうので、店長さんの顔をよくよく見ておこう、という思いによるものであります。

 てな訳で、突発OFF。当日の17時過ぎくらいから私は指定席であるカウンターの隅っこで独酌しておりますので、おヒマな方はどうぞ。もし隣に座って頂ければ、雑談の相手くらいは務めます。面白い話なんて何もできないですけど。

 タグ:丸刈り、ポロシャツ、フリチベカンバッジ、短パン、黒メガネ、備前焼焼酎マグ、信号旗。





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 8月30日のことです。ファン歴38年、私が愛してやまない日立野球部が都市対抗野球大会の1回戦にて優勝候補筆頭のJR九州に2-4で負けてしまいました。

 惜敗、とかでなく明らかな采配ミスによる敗北なので、ネット裏にて観戦していた私は予定通り、試合終了の挨拶で選手たちとともに本塁前に並んだ日立の監督に向けて、

「スズキ!腹切れ!腹切れスズキ!」

 とネットにとりついて怒声を浴びせました。何せ地方球場ではなく東京ドームですから、歓声のなか奴の耳に届いたかどうかはわかりません。それでも私はしばらく怒鳴り続けました。

 そのあと東京ドームで最後となる社歌を歌って、東京ドームで最後となる応援団同士のエールの交換をやって、……あとはもう何もすることがないのでさっさと球場を後にしました。

 日立が負けると、私の夏は終わります。「また来年」と言うことのできない今年ばかりは私も気合が入っていて、4月から公式戦やオープン戦15試合ばかりを日立市はじめ関東各地に出向いては観戦しました。

 6月末の北関東地区予選では見事第一代表の座を勝ち取り、補強選手に富士重工の有力選手を加えて近年まれにみる強力な布陣となりました。事実上のオフィシャルブックである『サンデー毎日』の都市対抗特集号では、7人の担当記者のうち4人が日立を優勝候補の「大穴」に挙げてくれました。

 ああされど天意かくのごとし。

「神明はただ平素の鍛錬につとめ戦はずしてすでに勝てる者に勝利の栄冠を授くると同時に、一勝に満足して治平に安んずる者よりただちにこれをうばふ。古人曰く、勝って兜の緒を締めよ、と」

 正にその通りでありました。外に出た私は通路に代表32チームを紹介するパネルが並んでいるのを発見。パネル1枚で1チームを紹介していて、監督の写真も出ています。目ざとく日立のパネルを見つけた私は、

(あの糞野郎)

 という思いが一気にあふれ出してきて、私の最後の夏をあっけなく終わらせてしまった張本人に対し、180秒ほどフーリガンになりました。

 狼藉三昧のあとも腹の虫は収まりません。仕方なく帰路は道を曲げて、前日に飲んだ菊川の居酒屋で焼酎「黒霧島」のボトルを空にしてから帰宅しました。



 ……以上は、私の事情です。いまは夏が終わってしまったので、自分の中で改めて季節を画すべく日程前倒しで大津というところへ来ています。分不相応にも、琵琶湖と比叡山を窓一杯に望める宿屋の33階の部屋でこれを書いています。

 で、ここからが本題です。日立は負けてしまいましたが、その前日に靖国神社で行われたイベント「御家人壮行会」(海軍カレーを食べて御家人を野辺送りするOFF)は、私の生涯最後の夏を飾るには余りに贅沢すぎる内容となりました。

 集まるのはせいぜい十数名と踏んで私は遊就館茶室のテーブルを3つ予約していたのですが、幹事役となって下さったpiyoさんが「20名オーバーは確実」というので急遽段取りを変更したりしたものの、実際には約30名もの方が参加して下さり、私はもう胸が一杯になってしまいました。

 これでは分身の術で御家人を7人くらい現出せしめないと、皆さんひとりひとりとお話をすることができません。私は自分が果報者だと感激する以前に、この世に生まれた甲斐があった、と大袈裟でなく心からそう思いました。

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 まずは参集殿に集合した参加者が「昇殿参拝組」と「普通の参拝組」に分かれ、前者はpiyoさんが先導、後者はオフィシャルものをこなすのが苦手な私が先鋒を務める形で参拝を執り行いました。私の方は拝殿のほか、知る人ぞ知る元宮(靖国神社の母体)と鎮霊社(世界の戦没者と賊軍認定された人の魂を鎮める場所)にもお参りを済ませ、人数が増えたので靖国会館の会議室のような部屋「偕行の間」にて「昇殿参拝組」と合流しました。

 本当はそこに海軍カレーと飲み物を運んでもらう予定だったのですが、参加者が多いのに驚いた遊就館茶室の店長さんが店の一部を私たちの貸し切りにするというアドリブ技を使ってくれたおかげで、思いがけず零戦を望みつつ海軍カレーに舌鼓を打つことができた次第。

 「偕行の間」では飲み物が来るまでの間、各自が簡単な自己紹介を行いました。私は、自分よりひと回りも二回りも年上の方がいらして恐縮したり、コメントして下さるときのハンドルネームを明かしてくれて「ああこの人が」と思ったり。

 「壮行会」は「偕行の間」→「遊就館茶室」→「参道の茶屋」と場を移しつつ、常に談論風発。色々な方とお話しすることができて感無量でした。さらに、見知らぬ方同士がこのOFF会を媒介にして親睦を深めていく光景を目にすることもでき、私は「ああ良かった。この会を開いて本当に良かった」と改めて思いました。

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 今回のOFF会を告知するにあたり、私はこのOFF会が、

「私と当ブログにとっての最後の仕事」
「このイベントの主役は、出席者の皆さんです」

 と、これまでに書いてきました。

 ブログ主の体調悪化により、当ブログが本来の活動を続けることができなくなりました。

 ブログ主は、私は、ほどなく死にます。

 そこで、私の手にあるバトンを、皆さんに託したかったのです。皆さん一人ひとりと手を握り、「後を頼みます」と申し上げておきたかったのです。

 今回参加された方々の思いが、完全に一致することはないでしょう。ただし、最大公約数のようなものはある筈です。

「日本人に本来あるべき日本人の姿を取り戻させる」
「日本をもっと良い国にして次世代にタスキをつなぐ」

 そういった思いを共有して、さらに各自が共有している仲間がいることをこの会で再認識して、より心強く自分なりの何事かを日々積み重ねていける契機になれば、というのが「野辺送り」に名を借りた、今回の主題です。

 会を辞して行く皆さんが、ひとりひとり私のところへ足を運んで下さり、力強く私の手を握ってくれました。別れ難い思いとともに、自分は何と恵まれた奴だろうと思いました。

 最後になりましたが、今OFF会の開催にあたり、幹事役に徹して下さったpiyoさん、dongzeさん、のとさんに御礼申し上げます。



 さてここからは、最後の最後。

 有志12名が都営新宿線・菊川駅前の居酒屋「はなの舞」へとさらに場を移しました。「はなの舞」は海鮮居酒屋の全国チェーンですが、この菊川店に限っては、全店共通のメニューとは別の、日替わりの手書きメニューが充実しており、店長さん、料理長さんのこだわりと意気を感じさせるので、私は近所でもないのにしばしばこの店で独酌します。

 今回は人数が多いため宴会コースでまとめてしまいましたが、機会があれば是非皆さん足を運んで、店長さんのプロ意識に接してみて下さい。

 閑話休題。予想もしなかった「御家人・地獄編」の幕が開きました。私はここで独酌するときは日本酒なら五合か一升、焼酎ならグラス2杯かボトル1本と酒量を決めているのですが、今回ばかりは勝手が違ったのです。

 My徳利&Myぐい飲み持参の私は最初から一升飲むつもりで臨み、実際一升飲んでしまったようですが、宴会では皆さんから質問責めに遭い、また私も余計なことを喋ったりしつつ、七合目あたりから呂律が回らなくなってきている自分に気付きました。こりゃいかんと思ったのは、飲むばかりでロクに食べていないことです。刺身一切れと「shinji7n1」さん?がよそってくれたサラダしか腹に入っていません。

 慌てて肉団子を2つ3つ口へと運んだのですが、時すでに遅し。20年ぶりの宴会で、私は生涯2度目の酔態を晒してしまいました。新選組が斬り込んできた訳でもないのに勝手に「階段落ち」の芸(てか事故)を披露したり……いい歳をしてお恥ずかしい限りです(笑)。これはトラウマになりそうだったので、東京を発つ前夜(一昨日)に独酌で一升飲んできました。払拭!

 このあと、「新人A」さんたちに介添えされてタクシーに乗せられた覚えがあるのですが、そこから先は記憶がありません。気がついたら翌朝で、自宅のベッドできちんと寝間着姿で寝ていました。前夜の着衣はクローゼットにちゃんとかけられてありました。

 レシート類その他から推測するに、私は一方通行が多く複雑な帰路について運転手さんをナビゲートして自宅近くのコンビニにたどりつき、そこで私にとっての「締め」である三ツ矢サイダーとバニラアイスを買って帰宅し、シャワーを浴びてからそれらを食し、出かけるときに「終了」させておいた愛機マクブクプロを立ち上げて最後にメールチェックをしてから床に就いたようです。

 ……てな訳で、不時着することもなく無事帰還致しました。同行の皆さん、御迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。m(__)m







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