昨日は東京都心部でも雪が降りました。
私は早々に寝てしまったので盛大に降り出したところしか見ていないのですが、今日の午前中に散歩した際、水天宮の本殿の屋根に雪がそれなりに積もっていたり、人形町~小伝馬町~馬喰町と歩いた際に日の当たらない部分にちょっとした雪塊が残っていたりしました。
つい更新を滞らせてしまいましたが、1月の私は御殿場でマターリと年始を過ごしてから、最後の「旅仕事」である「北海道」「奈良」をこなして帰京して一息入れたあと、自らを労る意味で、神宿る里・旧八束郡八雲村大字熊野を中心に、車中泊も含めて一週間ばかり出かけておりました。
いま、臍を噛んでおります。出発を一週間遅らせていれば現地で雪景を拝めたのに、という憾みです。まあ毎日好天で暖かかったおかげで、出雲神話から戦国時代に至るまでの旧八雲村の史跡の数々を堪能することができたのですけど。
明日は2月3日。出雲国一之宮・熊野大社では節分祭で盛大に雅楽が奏されることでしょう。人出を嫌うので敢えて閑散期を狙ってスケジュールを立てたのですが、天候のこともあり現地に行って初めて知った雅楽に関することもあり、いまは少し後悔しています。
ともあれ2月であります。これから1カ月、私は「身辺整理」と「自主トレ」に明け暮れることになりそうです。前者は晩年にふさわしい生活にシフトすべく本業副業の再編成を行うことであり、後者は素人による中国観察の本格再開に向けた始動作業のようなもの(まだ「キャンプイン」できる状態ではありません)。
私の場合、神田神保町の「すずらん通り」といえば内山書店と東方書店ということになるのですが、先日その内山書店と階上のアジア文庫にて、「自主トレ」に必要なものをごっそり買い込んできました。
「記事漁り」に対してN医師の解禁令がまだ出ないままなので、とりあえず昨年の中国の流れを私なりに体内へ注入しておこう、というのが「自主トレ」の主旨。
このため、なるべく手垢のついていなさそうな内容の定期刊行物を選定したのですが、ついその最新号を読んだら気が昂ってしまってどうにも眠れなくなってしまいました。なるほど「記事漁り」がまだNGな訳だと理解しつつ、刺激の少ない古いものから、と昨年初めから順を追って読み始めることに改めた次第。
昨日の『読売新聞』がトップで伝えた「日中共同歴史研究委員会」のニュースにもうっかり接してしまい、実はいまもカナーリ焦れています。
……要するに、いまなお暫くは当ブログの本旨に沿ったエントリーを書けないことの弁明をしている訳で(笑)。とはいえ「旅日記」に変じてから3カ月、ようやくここまで回復してきたので、もうちょっとだけの我慢我慢と自分に言い聞かせているところです。
取り急ぎ近況報告まで。気が向けばまた「旅日記」(続編)をupすることがあるかも知れません。
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