日々是チナヲチ。
素人による中国観察。web上で集めたニュースに出鱈目な解釈を加えます。「中国は、ちょっとオシャレな北朝鮮 」(・∀・)





 皆さん、更新をサボってしまい申し訳ありません。m(__)m

 当ブログは私自身の道楽として基本的に自分向けに書いています。そのことに胡座をかいて安んじている部分もあるのですが、もちろん有り難くも読んで下さる方がいらっしゃることは認識しております。そこで「皆さん」となります。

 いま、ちょっと深刻てす。

 体調不良かといえばそうですし、仕事も忙しくなってきたということもあります。でもそれは当ブログの更新を妨げるほどのものではありません。サボタージュということになるのかどうか、更新をする気がせずに放ったらかしにしている、といった表現が正鵠かと思います。

 聖火リレー騒動から攘夷運動、そして四川大震災と大事件が続いて、続いた挙げ句に、

「中国人民は地震などに負けたりはしない」

「中華民族は愛国の強い意志を以て困難を克服しつつある」

 ……といった論調が中国国内メディアを占めるようになりました。どこか「文化大革命」調です。そして、本当に報じるべき被災地の状況についての報道は二の次にしているか隠匿している。海外メディアに対しても取材規制や封殺傾向。

 しかも、中国国内メディアは江沢民型の愛国主義教育で育った「亡国の世代」が一連の事件の中で示した行動を「愛国だ愛国だ。腑抜けばかりかと思っていたが見直したぞ」などと熱く賞讃している。そして中国国内の若い世代がこうした論調を熱く支持している。これが私にとってトドメとなりました。

 ネット世論などというものの、「あれは一部の馬鹿が」というのは昔のこと。中国におけるネットユーザー数は現時点ですでに2億人を超えています。少なくとも都市部の「民意」を代表する規模に近づきつつあるといっていいでしょう。掲示板に寄せられる書き込みなどで生まれる流れを当局はもはや無視できませんし、このネット世論を利用して何かしようという思惑も政治勢力には出てきます。

 ともあれ一時的ながら、あの幼稚さと増長ぶりに辟易してしまい、中国関連報道に接するのが嫌になってしまいました。この一週間ばかり、記事漁りは一切やっていません。「Yahoo! Japan」でたまに流し読みする程度で、要するにヲチしてはおりません。

 愛の反対は無関心だとか。私も中国のことはいまも気になってはいますが、21世紀の現在、しかもこれからオリンピックを開催しようという国において、あのようなメディアの論調とそれに和するネット世論を目にすると、ちょっと呆れて距離を置きたくなりました。

 これまで4年間近く、反日騒動や何やらが起こると逆に腕まくりして臨むような気持ちになったものですが、いまは「あんぐり」が先に立ってしまい、一時的に「素人の中国観察」という道楽が嫌になりました。そこで別種の道楽であるテレビゲームへと一時的に転じております。私はいまなおトルシエJAPAN時代の「サカつく3」(笑)。

 記事漁りとブログを書くのに使っていた時間の半分くらいをそれに充てています。残りはのんびりしたりぼんやりしたり。ぼんやりしているときは漠然と中国のこと(また、その照り返しとして日本のこと)を考えています。気にはなるけど、一時的に顔を見るのが嫌になった、といったところです。いまも気にしてはいますから、ほどなく平常に復するかとは思います。

 まあ、そんなところです。もし私の健康などにつき心配して下さる方がいたとしたら、心からお詫び申し上げます。m(__)m

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 以下は情報収集すらしていない素人の独り言。

 いま、尖閣諸島の問題で何やら日台関係が微妙になっているところです。少なくとも政府間レベルでは以前のようではありません。発足したての馬英九政権の足場固め、求心力向上を狙った強硬姿勢、国民党の票田確保や党内からの突き上げについての対処など、台湾側の事情は様々でしょう。ただし「日台関係を離間させるという中国の思惑がある」という見方には賛成しかねます。

 尖閣問題を奇貨として中国が絡んでいることは間違いありません。ただし絡んでいるのは中国のお家事情によるものではないか、と私は根拠もなく邪推している次第です。

 仮に胡錦涛サイド、いわゆる「胡温体制」を主流派とすれば、既得権益層や対外強硬派を中心とする政治勢力がいて、何か名目があればそれをタネに胡錦涛イジメをする。……中国において尖閣問題を騒ぎ立て、また密かに台湾の強硬姿勢を後押ししているのは、この反主流派ではないかと私は思うのです。

 尖閣諸島を中国の固有の領土として主張する構えは胡錦涛サイドもアンチ胡錦涛諸派も共通しているでしょう。ただし現在、東シナ海ガス田問題の妥結に向けて日中両国が協議を重ねています。どういう落としどころになるのかはともかく、こうした交渉が仕上げに入っている段階に、尖閣問題をことさらに煽り立てるのは協議を利するものとは思えません。

 ネタは尖閣問題なのですが、台湾当局も中国政界もそれを好機として、それぞれの思惑で動いているようにみえます。

 少なくとも中国についていえば、聖火リレー、攘夷運動、四川大震災における日本の救援隊への扱いや自衛隊機派遣拒否、そして今回、海上自衛隊の艦艇の受け入れ地が上海でも天津でもなく、広東省の南海艦隊の拠点となっていることはひとつリズムでの踊りではないかと。

 中国駆逐艦が昨年、親善訪問で東京湾に入ったことを思えば、その答礼として北京や上海から遠く離れた、日本でいえば佐世保のような場所が指定されたというのは余りに平衡を欠いているように思うのですが、いかがでしょう。

 中国国内においては、最近鳴りを潜めていたそういうキナ臭い動きが改めて表面化しているように、私には思えます。昨年10月の党大会(「十七大」)直後の時期に比べると、胡錦涛政権の足場が心もとなくなってきているようにみえるのです。

 ……まあ、邪推ですけど。日本政府においては、「なんちゃって対話」と「圧力」、特に後者を上手に使うことが肝要かと思います。

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 とりあえずこれだけ書いてみました。「サカつく3」メインの日々がもう少し続くかと思われますが、皆さんのコメントには全て目を通しております。リハビリ代わりに、少しずつレスもつけていきたいと考えています。

 それにしても、中国の精神的病状の深刻さを思うばかりです。

 物理的な問題、たとえば経済・社会状況などについて危ぶむ声は多々ありますし、危ぶむべき状況でしょう。ただ意図的かどうかはともかく、それらを覆い隠す目的をも含めた「幼稚・礼賛・増長」という病理が突出し始めていることには、政局にもなりかねませんので注目する必要があるかと愚考する次第です。





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 私は在宅勤務で定時出社・退勤とかタイムカードとは無縁な仕事環境にあります。ちょっと見にはフリーランスのようですが、正社員契約を結んで月給を頂いているという点では紛うことなくサラリーマン。

 ただし雇主が香港企業なものですから、「時間に縛られない」というのは言い換えれば「無制限に仕事をさせられる」ことになります。実際、定休日もありません。休日は自分で捻出しろと言われています(涙)。

 それからこれも香港企業の特性かも知れませんが、仕事によっては歩合給が上積みされることもあります。例えば気合いの入った制作物の場合、仲介者報酬として発行量に応じた一種のマージンめいたものが私の懐に転がり込んで来ます。ちょっとうれしいです。

 それから「本業に差し支えなければ副業も無問題」というアバウトなところも香港ならでは。それに安んじてコラムを連載したり単発仕事を請け負ったりしているのですが、本社では「御家人の副業は本業にも旨味をもたらす」と勘違いしてくれているので助かります。実際のところ、本業につながる副業なんて、あまりありませんから。

 で、ここ数日は「本業につながらない副業」に忙殺されていました。現地のテレビドラマをどうこうするという作業なのですが、単純な翻訳と違って余計な手間がかかる分、難渋しました。別に請けなくてもいい仕事ですし身体に負荷をかけるべきでない状態なんですけど、そこは「引き合いが来るうちが華」という身に染みついた貧乏根性が発動されてしまうのです。

 本業だっていきなり倒産して東京駐在員の私は梯子を外されてしまう恐れがあります(笑)。もちろんそうなる前に手を打てるよう、本社内部に複数の間者を放って動静を常に把握してはいますけど。

 ……血気盛んなころならともかく、いい歳になっても続けている稼業ではありませんね。かといって、もはや引き返したり別のコースに転身できる歳でもありません。人生の階段を踏み外した成れの果てといいますか、「留学生崩れ」の典型的なバッドエンドの道を歩んでいるような気がします。orz

 ――――

 前置きが長くなりましたが、要するにここ数日は副業に追われて中国観察の真似事をする余裕がありませんでした。

 ただしいま旬の話題といえば、四川大震災による土砂崩れなどで川がせき止められてできた地震湖。というかその中でも最大規模の唐家山に決壊の危険迫るといったもの。……これについては新華社だけが現地取材を許されているようで、電子版「新華網」にその文字実況ページがあります。仕事をしながら音楽を流すように、そのページだけは開いておいて推移を眺めていました。

 ●新華網直播車抗震救済現場報道
 http://www.sc.xinhuanet.com/topic/2008dz/zbc/zbc66.htm

 唐家山での取材が新華社だけに限定されているという点で、党中央がこの事態を非常に重視していることがうかがえます。それから、国営通信社の独占取材となれば報じられる状況は間違いなく大本営発表ですから、「行間を読む」というチナヲチの基礎練習にも最適。……という訳で、更新される記事をチラチラと眺めつつ仕事をしていました。

 最初に当局が立案した作戦を説明しておきましょう。唐家水地震湖が満水に近づき、これが一大決壊すると途方もない被害を呼ぶため、堤防というか水をせき止めている土砂に排水路を設けて、少しずつ水抜きをすることで最悪の事態を回避しようというものです。

 堤防に小さく穴をあけたとでも思って下さい。水位が高まってその穴に達すれば地震湖の水はそこから下流へと流れ始めます。流れるに従って水の勢いで穴が拡大されます。ほどよく拡大されることで地震湖の水位が低下し、また堤防の全面決壊を防ぐというのが作戦の眼目です。

 もちろん、これはリスクを伴う作業です。排水路の穴が「ほどよく」どころか水流の勢いの強さに予想外に突き崩されて堤防が大決壊となる可能性も十分。何せ大自然が相手です。余震もあれば雨も降る。それによって発生した土砂崩れが地震湖に流れ込めば、水位が一気に上昇します。ドーンと一大決壊となれば下流域は目も当てられない大惨事になることは疑いなし。

 もちろんそれを考慮して、当局も下流域住民を高台に避難させるといった措置を講じました。唐家山地震湖の堤防が3分の1決壊した状況を想定しての避難命令です。早くから封鎖されている北川県の県城(県政府所在地)はいいとして、その周辺やさらに下流域の住民に避難命令が出ました。より下流に位置する綿陽市では住民が避難せず残っているものの、警報が出ればすぐ逃げられるよう予行演習が行われたりしているようです。



 ●せき止め湖満水 住民不安無人の街で赤い水没ライン(MSN産経ニュース 2008/06/07/19:08)

 【北川(中国四川省)=野口東秀】中国・四川省大地震で北川県の唐家山にできた巨大な「せき止め湖」の南方約25キロ南の通口に入った。7日の時点で、満水になっており、国営新華社通信によると、排水路やそれ以外の場所から水が流れ始めた。水抜きに失敗した場合は決壊する可能性があるが、当局はこれを否定している。軍など関係当局は新たな排水路の工事を開始。爆破を含めた土砂の排除も検討している。

 関係者によると、水位は深い所で700メートルを越え、幅は数十キロに及ぶ。湖の3分の1が決壊した場合、下流の綿陽市など460万平方メートルが水没。全壊の場合は6230万平方メートルが水没し、130万人の避難が必要となる。すでに住民25万人以上が高台などに避難。北川県と江油市、綿陽市の水没するとみられる街はすでに無人化しており、軍と公安当局が道路を封鎖している。通口では、水没の危険性がある民家の壁などに、決壊した場合の「水没ライン」が赤いペンキで書かれている。




 さて、唐家山の水位上昇により、堤防に設けられた排水口からの排水は一昨日(6月8日)から始まっています。ただし排水が始まっても余震や降雨によって地震湖の水位は上昇する一方。そこで人民解放軍が排水の障害になる岩石を爆破したり砲撃したり、また第二の排水路を設ける工事に着手しています。ただいずれも織り込み済みの状況だったのか、昨日までの大本営発表にはまだ余裕が感じられていました。

 ところが今日(10日)になって何やら緊迫してきました。……いや、記事の字面自体は「安全だ」「順調だ」といったもので、排水口が次第に拡大しつつあるため、懸念されていた地震湖の水位も低下し始めたとのことです。当局の思惑通りかといえばその通りなのですが、一方で排水口が大きくなりすぎたと思わせる記述も出始めました。「ほどよく拡大」の線を越えてしまったということです。

 これによって予想される最悪の事態は地震湖堤防の大決壊と、下流域での洪水発生。むろん、新華社電ではそんなことには触れていませんが、

「排水口の大きさが防災基準を超えた」

「堤防上で作業していた人員には高台への避難命令」

「堤防上のヘリ撤収へ」

「堤防上の人員、撤収完了」

 など、唐家山地震湖で何やら慌ただしい動きになっていることがうかがえます。要するに、排水量が予想を超える水準となり入水量を上回るようになったため、地震湖の水位低下という喜ぶべき状況にはなったものの、排水流の勢いが堤防および下流域に影響をもたらす懸念が頭をもたげてきたという訳です。



 ●流水量急増、下流では決壊=せき止め湖から兵士撤退-四川大地震(時事ドットコム 2008/06/10/12:51)

 【成都(中国四川省)10日時事】中国・四川大地震で四川省北川県にできた唐家山の「せき止め湖」で10日、水の流れを止めている岩や漂流物の爆破処理などで流水量が急増した。新華社電によると、土手が決壊する恐れが高まり、排水作業をしていた兵士らがヘリコプターで撤退。下流にできていた4つの小規模なせき止め湖は決壊し、周辺は水没した。

 3キロ下流では流水量が毎秒6440立方メートルに達し、100年に一度の洪水に相当する規模。あふれた水は江油市内に達した。唐家山せき止め湖の水位は、7日朝に排水が始まった時に比べて10メートル下がった。
(後略)



 私には
今回の「地震湖水抜き」というミッション、堤防の3分の1決壊を前提に立案されているように思えてなりません。実際、綿陽市でも「3分の1決壊」で水没するとみられる地区の住民はすでに避難させられています。「洪水発生は不可避だが大洪水だけは全力で防ぐ」てなところかと。

 まあ、唐家山地震湖で慌ただしい動きが出始めたということは、排水口から出た水流が伝っていく下流域も安全ではなくなるということです。北川県の水文站水門、ここはもちろん開け放たれているのですが、現時点における水量の規模は歴史的なもので、「100年に1度の洪水に匹敵」だそうです。であれば、下流域の都市や集落で水没する場所も間違いなく出てくることでしょう。

 地震湖から30km下流にあたる北川県通口鎮においては、河床に流れ込んだ排水された濁流の水位が刻一刻と上昇し、同鎮の標高最低地点まであと1mに迫っているとのこと。排水量が今後低下する見通しはなさそうですから、以て瞑すべしといったところです。

 濁流はすでに北川県の下流にあたる李白の里・江油市にも達し、さらに下流へと驀進中。ちなみにこの江油市と北川県の間にかかる黄江大橋地点では水位が冠水まであと5mにまで達しており、さらに江油市と下流の綿陽市とを結ぶ道路は「全面決壊」を想定した交通規制が敷かれているそうです。

 その綿陽市では住民の全体避難を意味する「全面決壊警報」は発令されていないものの、警報が出れば即応できるようにせよ、という注意報はすでに出ています。ライフラインでいうと電力供給と給水は問題なく行われているようですが、水は予備水源に切り替えられている模様。

 さらに、綿陽市の上流にかかる鉄道宝成線の鉄橋の付近では水位は上昇する一方で、橋脚付近の陸地がすでに水没しつつあるとのこと。

 水利部の陳雷・部長は
「唐家山の排水作業は理想的な効果をもたらしている」と胸を張っているのですから当局としては「シナリオ通り」ということになるのでしょうけど、上述した下流域の最新状況から、「3分の1決壊」を織り込んだ上でのものではないかと私は邪推する次第です。

 その「3分の1」で済むかどうかがやや微妙になってきているのですが、これは今後の展開次第。夜までにまた新たな展開があるかも知れませんが、とりあえずここで筆を置きます。

 ――――

 最後に日本メディアの注目記事をば。事実ならシャレになりませんよこれは。


 ●四川省、せき止め湖がもたらす汚染 核廃棄物水没の恐れ?(MSN産経ニュース 2008/06/07/18:31)

 香港を拠点にする中国人権民主化運動情報センターが7日に報じたところによると、せき止め湖決壊の危険性で緊迫している四川省綿陽市北川県の唐家山地区に中国で最も重要な核研究施設および空軍施設が集中しており、それら50施設のうち20の設備移転が完了していない。それが理由で唐家山せき止め湖の排水作業が当初の予定より遅らされているという。このまま唐家山せき止め湖の排水が行われば、この地域に埋められている過去40年分にわたる大量の核廃棄物や危険な軍事化学工業原料が地下水にしみて広域核汚染あるいは化学汚染が引き起こされる可能性があるという。
(後略)



 続報待ちですね。





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 すっかりシリーズとして定着した「現地報告」の最新版です。すでに説明不要かも知れませんが、ルポを発信してくれているのは四川省成都市の大学で日本語を教えているAさん。

 ルポの続編が出るということは被災地にとって不幸な状態が続いていることを示すものとはいえ、Aさんはメディアの報道とは毛色の違う角度からいつも切り込んでくれますので興味深い情報が多く、独特の読後感を残してくれます。

 今回もまた毛色の違った情報ということになるのですが、ちょっと生々しさも加わっていて、これまでのAさんの現地報告にも増して色々と考えさせられる内容になっています。これは必読です。



 ●Aさん(2008/05/30/10:09送信)


 御家人さん:

 こんにちは。なんとなくネタが集まったので、また軽くお伝えします。

 ●怖くて実家に帰った子、私が受け持ってる子で2人は居ます。結構居るのではないでしょうか。

 ●ある女学生から聞いた話。地震時、ズボン屋に友人と。友人はちょうど試着したらしく、そのまま外へ。800元もするズボンをそのまま穿いて逃げたとか。勿論、お金はまだ払っていないそうです。以前、御家人さんのブログのなかのコメント欄の方に、「地震が起きたらデパートへ行く」というカキコがありましたが、それと関係あるのかな、と思いました。

 ●地震の基礎的知識はあるらしいです。高校のとき、地理の時間にちょっと勉強したとか。しかし、今回の地震が人生「初」の地震。

 ●大学の近くに広東省からのトラックが駐車中。「被災者に物資を届けています」という旨の旗。ここでふと思ったのですが、なんでわざわざ広東省から物資を届ける必要があったのでしょう? ここから広東までは飛行機でもかなりかかる距離。邪推に過ぎないのですが、まさか、「俺たちも救済してるんだぜ」「うちらはここまでやってるんだぜ」という面子という面もあるのかな、と…。

 ●水タンクが値上げされました。8元→10元です。地震の影響、物価高の影響かどうかは不明です。

 こんなところです。何かまた見つけましたらお伝えします。




 この時期はまだ私の体調がまだ十分回復していない時期だったので、Aさんに返信することも、また整理して当ブログにて紹介することもままなりませんでした。申し訳ありません。m(__)m



 ●Aさん(2008/05/30/23:13送信)


 御家人さん:

 きょう私は、御家人さんの言う事も聞かず(笑)、学外に出て消息筋から救援物資に関する情報を仕入れてきました。「ふ~ん」と思っていただければ幸いです。

 ●救援物資がちゃんと届いてるわけでは無いらしい
 ●救援物資が集まっても、それを現場で仕分けしたり取り仕切る人が居ないらしい。
 ●赤十字も信用できないとか。
 ●その赤十字関係で現場で救済されてた方(中国人)が、あまりの段取りの悪さ+酷さに辟易し、遂にそれから仲間と数人で抜け出して、自分たちで独自に救済活動に当っているとか。
 ●募金もちゃんと振り分けられて無いかもしれない。

 ……という話を聞きました。

 話を聞き、やっぱりな~という感を得ました。全体としてとりあえず向かうべき方向に進んでいるようだけど、中身は全く伴っていない、ただやればいい、というような状態なのでしょうね。質がどーみたって悪いですから。

 今日、市内中心部・紅星路に行ったのですが、ひところの募金活動は終了し、地震前の雰囲気にまた戻っているようでした。

 学生らと話をしたのですが、地震は怖いことには怖かったけど、ちょっと楽しかったという面もあったようです。

「朝起きたら、鳥が飛んでいて、葉っぱが見えて変な感じでした。外で寝たのは初めてでしたから」

 というコメントに、なんだか失笑しそうになった私です。

 では、お大事になさってください!またなにかあったらお伝えします。




 救援物資や募金などについて、お約束の状況が現出していることがうかがわれます。民政部などはこれらの扱いについて「初動期には混乱もみられたが現在は安定している」などとしていますが、Aさんがルポした時点でもまだ救援物資や義援金の管理について、システムは構築されているのかも知れませんが、有機的に機能していないのが実情、といったところなのでしょうか。

 最近でも救援物資や義援金の転売、着服などの不正行為については厳罰に処す、という通達が中央政府の担当部門から出ていますし、処罰されたケースも複数あります。

 「不正行為」というのは届いた物資をどうこうするというだけではなく、救援物資として供出した分が非課税になることを逆手にとって、衣類メーカーが倉庫に積み上げられている不良品の山を箱詰めして現地に送る、といった事例もあり、このあたりウーンと考え込んでしまうところです。

 それから、大学構内という普段と余り変わらぬ生活環境で「震災」という非日常をどこか楽しむ気分が学生たちの間にあることを留意しておいて頂ければ、と思います。



 ●Aさん(2008/06/04/00:39送信)


 御家人さん:

 こんにちは。体調、ピークは脱したというところでしょうか。入院されたということで、少し心配しております。どうか、ご無理なさらぬよう。お大事に!

 ところで、耳寄りな話がひとつ。現地入りしている日本メディアの通訳を、どうも私の学生がやったらしいのです。

 そのメディアは何グループかに分けて成都入りしてるらしく、先週は記者さん8名からなる取材班が新たに成都入りして、それに同行して現場を回ったのが、数名の私の学生らしい、ということです。

 今日、私のところに遊びに来た学生が記者さんと行った現場は、北川、都江堰、唐家山の下流などだそうです。その学生、自分が勉強した日本語で仕事をしたという充実感よりも「目に余るような悲惨な状況」を思い出してか、しばし閉口していました。

 話し変わって、学内はだいぶ通常の様相に戻ってきています。が、学生でも被災地方面出身の子が多くいるようで、私の学生でも、家が倒壊しテント暮らしという家族もいるようです。

 大学側は、急遽、今学期の試験時期を早め、夏休みの開始時期を早める措置をとりました。(通常、6月末から7月上旬が試験時期ですが、6月以内に試験その他を終了するよう、緊急のお達しが出ました)。

 また、被災した学生に、いくらかの義捐金を出すことも検討してるようです。

 市内は何事も無かったかのようにだいぶ落ち着いています。以前お伝えした市内中心部・紅星路も今では義捐金募集の人はあまりいなくなっています。





 ●御家人(2008/06/04/13:55送信)


 Aさん:

 御家人です。いつもメールを頂いてばかりで本当に申し訳ありません。m(__)m

 身体の方はまだ本調子ではありませんが、三病息災なのでまあこんなものです。春先にブログ更新にドクターストップがかかって自宅療養していたときに、チベット問題が勃発して寝ていられなくなって、そのまま大小様々な事件が群がり起こるのに対処していたため悪くなってしまったようです。

 ところで、Aさんの教え子さんたちも御活躍のようですね。ああいう取材は、要領がよくて使い勝手のいいローカルスタッフに現地で巡り会えるかどうかで成功率がまるで違ってきます。土地勘を生かしたり、歩いていてすれ違った地元住民の四川なまりの会話から情報を拾ったり、あるいは普通入れないところに入ることができたりするのは全てローカルの腕次第ですから。

 今日はちょうど6月4日ですけど、天安門事件当時上海に留学していた私は取材ではなく物好きな野次馬。とはいえやはり複数の腕利きローカルスタッフに恵まれて独自の情報網を構築したり、色々な得難い経験をすることができたものです。

 日本メディアの通訳を務めた学生がある意味ショックを受けていたというのは、Aさんの現地ルポに日々接している私にはよくわかります。要するにAさんと同様に、震災とはほぼ無縁といっていい大学構内の生活環境からいきなり都江堰とか北川に放り出されれば、思わず立ち尽くしてしまうような感覚にとらわれない方が不思議です。土地勘のある学生ほど呆然としてしまうのではないでしょうか。

 それにしても、大学はやはり日程前倒しですか。家族が被災した学生はテント暮らしに合流させるべきなのか、このまま学内に留め置く方がいいのか難しいところですね。日本の報道を通じて御存知かと思いますが、都江堰などでは倒壊して死者多数を出した学校の遺族などが当局を告訴しようとして地方法院?の前で警官隊と揉み合ったようです(日本人記者が一時拘束されたとか)。倒壊した学校は結構あるようですから、この動きが広がると剣呑な空気が高まるかも知れません。

 P.S.
 大学から被災した学生に義援金が出るというのは興味深い話です。商売優先で学生からあれこれ名目をつけて料金をとりまくるという最近の風潮にあって、意外な感じがしました。



 ●Aさん(2008/06/04/14:56送信)


 御家人さん:

 通訳を務めたうちの学生の続報です。総勢3名ほどの女学生がバイトとして現場に赴いたようです。ご想像のとおり、3人は全て四川人です。たぶん北京の人を雇ったところで、四川語がわからず蒙昧して終わりでしょう。この話は、大学の若手中国人講師の友人から人伝いに流れてきた話なんだそうです。

 通訳の学生の一人は、実は家族が被災者でもあるようなのです。四川北部の出身で、話によれば、彼女の町ではテント暮らしの人が多いとか。彼女の家族自身もそのようです。ただそれは伝え聞く話であって、実際、取材先で目の当たりにしたという現実の前に、言葉をなくしてしまったのは無理もないことかもしれません。





 ●御家人(2008/06/04/16:40送信)


 Aさん:

 通訳を務めたのは女の子だったのですか。内心、仕事どころではなかったでしょう。可哀想に……。

 個人的には「都江堰から向こうは地獄」みたいなイメージがあるので、そんなところに女子学生を遣って大丈夫なのだろうか、とも思います。

 しかも災害取材というのは、取材することで正義を発揚するという、取材者が拠り所とすべき大義名分めいたものが乏しいだけに、通訳するにしてもストレスを伴う辛い作業でしょうから。

 唐家山の地震湖、決壊がカウントダウン状態になってきたようですね。決壊の状況にもよるのでしょうが、ライフラインの維持など、被災地はもとより成都市内にも影響が出るのではないかと心配しております。


 ――――


 ……以上です。

 救援物資の扱いについての混乱は上述した通りですが、日本メディアの通訳を務めた女子学生が大学構内での生活環境と被災地の状況とのギャップに大きなショックを受けている、というのは注目すべき点かと思います。

 テレビやインターネットで被災地についての情報を十分に得られていなかったのかなあ、とふと考えました。情報として頭に入れてはいたものの、実際の現場の雰囲気に呑まれてしまった、ということなのかも知れません。

 震災という非日常をむしろ楽しむ余裕がある成都市内の大学構内における生活環境と被災地の状況が余りに違い過ぎて、それが言葉を失うほど懸絶した現実だったということなのでしょうか。Aさんのルポにあるように、市中心部はかなり落ち着いた雰囲気を取り戻しつつあるようです。

 また一口に成都市といっても随分広いですから、市中心部と郊外の状況だけを比べてもかなり違いがあるのではないかと思います。


  ――――


 【追記】唐家山地震湖の決壊が秒読み段階となりました(以下は日本時間)。

 ●排水路の水位まであと41cm(6日15:00)
 ●堤防付近で雨が降り出す(6日17:20)
 ●排水路の水位まであと30cm(6日18:00)
 ●排水路の水位まであと26cm(6日19:00)
 ●地震湖からの流出は7日01:00ごろとなる見込み。
 ●排水路の水位まであと18cm(6日21:00)
 ●排水路の水位まであと13cm(6日22:00)
 ●排水路の水位まであと9cm、降雨中(6日23:00)


 「新華網」が実況中です。

 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2008-06/06/content_8320643.htm

 ※「排水路」とは堤防の全面決壊を防ぐべく地震湖の水を少量ずつ排出するために掘られたもの。





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 「中共必死だなw」とか、そういったレベルの話ではない,尋常でない慌てぶりです。なりふり構わぬ、といった印象。そこまでされちゃあ、こちらも放置してはいられないじゃないですか。

 という訳で、未だ謎のままの事件なのですがふれておきます。発端はこれです。



 ●四川大地震 被災地で軍用ヘリ墜落、死者6万9000人超に(NIKKEI NET 2008/06/01/19:53)

 【北京=佐藤賢】1日の新華社電によると、中国・四川大地震で救援活動に当たっていた軍の輸送ヘリコプターが5月31日、四川省ブン川県映秀鎮近くで墜落した。濃霧と乱気流が原因とみられる。乗員4人と負傷者10人が乗っていた。胡錦濤国家主席は捜索・救助を指示し、制服組トップの郭伯雄・中央軍事委員会副主席を現地に派遣した。
(後略)



 ああ救助活動中の事故か、おいたわしや。……と思ったのですが、その
事故の報に接して中国の最高指導者である胡錦涛が直々に指示を出し、軍の制服組トップが現地に急行、というのは扱いが余りにハイレベル。

 でも温家宝や胡錦涛が被災地を視察したりしていますから、またまた「どんなことでも国家指導部は気にかけているのだ」という演出?……という線も疑ったのですが、続報からするとそうではなさそうで。

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 ●(1)失事直升機尚未發現 機上共有人員19人(新華網 2008/06/01/22:52)
 http://china.huanqiu.com/roll/2008-06/129426.html

 この記事によると「濃霧と乱気流により14時56分に墜落」となっています。原文に照らすと不時着の可能性は排除されているニュアンス。たぶん基地と交信中に「メーデーメーデー」となって連絡が途絶えたのではないかと。でも音信不通=墜落とは限りませんから、この時点での墜落認定はちょっと早計であるような気もします。

 ちなみにこの記事では搭乗者はクルー5名に同乗者14名の合計19名となっています。

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 ●(2)初步判斷直升機失事地點為趙公山一帶(環球網 2008/06/02/18:53)
 http://china.huanqiu.com/roll/2008-06/130311.html

 当局系の中国新聞社電です。事故発生地点は都江堰南方の趙公山周辺ではないか、とのこと。ヘリは第三軍医大学(重慶市)の防疫専門家を乗せていたとあります。

 この記事の末尾に
「現在すでに捜索隊1万名が墜落地点と思われる付近で捜索作業を行っている」との一節があって、上述した胡錦涛特命・制服組トップ現地入りに続いて改めて驚かされます。捜索対象區域にもよりますけど、ヘリ1機に1万人動員というのは異例ではないでしょうか。どうやら重要任務を帯びたヘリらしいことが感じられます。「防疫専門家」というのも気になりますね。

 実際にはもうヘリが発見されていて、1万人出動は周辺地域封鎖のためではないかと邪推したくもなる訳で。

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 ●(3)失事米-171飛行員有33年飛行史 飛過6種機型(新華網 2008/06/02/08:15)
 http://news.xinhuanet.com/mil/2008-06/02/content_8297671.htm

 ●(4)解放軍報公�失事米-171直升機機組人員信息(新浪網 2008/06/04/08:16)
 http://mil.news.sina.com.cn/2008-06-04/0816503839.html

 どちらの記事も人民解放軍機関紙の『解放軍報』からの転載です。当然といえば当然ですが、軍部も今回の事故を重視している模様。機長は飛行時間5800時間余りという、定年を10カ月後に控えた超ベテラン。もう1機のヘリと目視し合いつつ、有視界飛行中に起きた事故となっています。

 編隊飛行のような形だったのであれば(少なくとも僚機を目視できていた)、墜落現場の絞り込みもそう難しくないように思うのですが……。

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 ●(5)救災部隊出動1.2萬人搜救失事直升機(環球網 2008/06/04/10:29)
 http://china.huanqiu.com/roll/2008-06/131986.html

 これまた『解放軍報』からの転載記事です。6月3日には被災地救助部隊から
約1万2000名がヘリ捜索に抽出され、ヘリ3機が延べ19回も捜索飛行に出たとのこと。現場は樹木の密集する山地ということで、ローラー式捜索活動を展開中としています。この時点で2000名増派ということになりますね。何というか、軍の威信に賭けても必ず……といった雰囲気になってきました。

 捜索じゃなくて封鎖要員じゃないの?一体誰を乗せていたのか、何を積んでいたのか。……といった疑問が頭をもたげてきます。

 ところがです。

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 ●(6)軍方:發現失事直升機重要線索者可獲萬元奬勵(環球網 2008/06/03/07:17)
 http://china.huanqiu.com/roll/2008-06/130469.html

 北京の地元紙・『新京報』からの転載です。何と何と、
懸賞金がかけられました。事故の重要な手がかりを提供すると1万元以上もらえるそうです。これは前代未聞ではないでしょうか。どうしてそんなに必死?と言いたくもなります。

 そして、

「事故機のブラックボックスはGPS対応ではないため捜索は困難を極めている」

「明日から悪天候でいよいよ大変そうだけど全力で頑張る」

「成都軍区が捜索隊の装備を強化して科学の力で必ず探し出す」

 といった報道が環球網、中国新聞社、新華社から出ています。昨日(6月4日)21時時点ではまだ事故機は発見されていないとのこと。

 http://china.huanqiu.com/roll/2008-06/132426.html
 http://china.huanqiu.com/roll/2008-06/132501.html
 http://news.xinhuanet.com/newscenter/2008-06/04/content_8313225.htm

 ――――

 総じていえば、単なる墜落事故にしては余りに大がかりといった印象です。懸賞金とかいって煙幕を張っているようですけど、本当はやはり事故機がもう発見されていて、国家機密など何らかの理由で漏らしたくないため情報・交通封鎖を行っているような気がしてなりません。誰を乗せていたのか、何を積んでいたのかが改めて気になるところです。

「そこで核爆発ですよ」

 と言いたい人が出てくるかも知れませんね。2ちゃんねるでは随分騒がれていたようですから。元ネタは暴動などのタレ込みサイトとして名高い「博訊網」です。

 震源地付近の山間部に奇怪な谷間があり、その谷底はコンクリートの破片などで埋まっていた。専門家は「これは地下の核施設で核爆発が起きた可能性がある」と語った。

 ……といった內容です。

 ●極度恐怖:在四川地震時發生了地下核爆炸(博訊網 2008/06/02)
 http://news.boxun.com/news/gb/china/2008/06/200806020720.shtml

 これを法輪功系の反体制系ニュースサイト「大紀元」が転載して、その記事が日本語版にも出たので騒ぎになった模様。しかもその真っ最中に、



 ●震災報道、核施設は禁止=四川省綿陽市(時事ドットコム 2008/06/04/18:44)

 【成都4日時事】中国四川省の綿陽市政府は4日、四川大地震の報道をめぐり、同市内の核兵器研究施設「中国工程物理研究院」などを例示し、「市内の敏感な部門に及んではならない」とする注意事項をメディアに発した。

 この中で、市政府は「こうした規定は(地震発生後の)5月13日に発表しているが、一部のメディアは依然として違反しており、改めて注意する」と指摘。「違反すれば関係規定に基づき処分する」と強い姿勢を示している。




 ……なんてニュースがタイミングよく流れたので関連スレッドではプチ祭状態になったとか、ならないとか。

 とりあえず巡回してみましたが、私のみた限りではこういうネタには飛びつく筈の香港紙に動きがみられませんし、台湾メディアも「核爆発」をスルー。ということで確度に疑問符、と現時点では言わざるを得ません。

 ただし核爆発は別としても、
「谷底はコンクリートの破片などで埋まっていた」云々は中国新聞社電がソースですから、この出来事自体は当局公認といっていいかと思います。

 ――――

 この中国新聞社の配信記事によれば、問題の「谷底」は解放軍系の病院から派遣された医療チームが5月23日、震源地の山間部の集落に向かう途中で発見したもので、土砂崩れなどを迂回して難行軍している最中、幅1kmほどの谷間めいた場所に遭遇。谷底は長さ約2kmにわたってコンクリートの塊や破片が折り重なっていた。……というものです。建物があった形跡もなく、自然物ではないコンクリートが降って湧いて出たような景観に一同びっくりしたとのこと。

 その後集落に入って村民にその話をしたところ、5月12日の大地震で揺れている真っ最中に、近くの山がドーンと轟音を発して山頂がぽっかりとえぐられ、火山の噴火口のようになったそうです。

「あれはまるで火山が爆発したようだった。山頂に穴があいたと思ったら、そこから歯磨き粉をひねり出すように爆発で色々なものが飛び出してきたんだ」

 とは村民の弁。飛び出したのはマグマではなくコンクリートのような岩石で、噴出は3分ばかり続いたそうです。地震の揺れで立っていられなかったという村民たちは「あそこが本当の震源なのだろう」と頷き合ったとか。

 村民によると、医療チームの見た「谷底」は、元々はそこそこ川幅のある渓流だったのが、「火口」から噴出した物体ですっかり埋まってしまったものなのだそうです。

 ●目�者稱�川地震發生時�口鎮疑現"火山噴射"(中國新聞網 2008/05/31/18:48)
 http://www.chinanews.com.cn/sh/news/2008/05-31/1268504.shtml

 ――――

 この「噴火」と「火口」については専門家による調査を待つほかない、と記事は結ばれていますが、こちらも消息を絶ったヘリ同様に未だ謎のままなのです。どうにも気になるんですけどねえ。

 おしまい。





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★★★「血染的風采」by 梅艶芳★★★





 今年もまた6月4日がやってきました。1989年のこの日に、あの天安門事件(第二次天安門事件=六四事件)が発生しています。中国と付き合う者にとっては意識せざるを得ない日です。今年ではや19周年。私と同世代だった当時の中国の大学生たちも、40歳前後になっています。歳月というほかありません。

 古馴染みの皆さんなら御存知でしょうが、この事件当時に上海に留学していた私の体験は、

 ●あのときのこと。(2006/06/04)

 という2年前のエントリーで粗方書いてしまっているので、ここで付言することは何もありません。……本当は他にも余話めいたエピソードがいろいろあるのですが、本筋からズレているのといまは書く気になれないので今年は手をつけないことにします。

 民主化運動において常に最前線で飛び回っていた私は、命冥加ということになるのでしょう。軽躁浮薄で野次馬根性の人一倍強い私の留学先が北京だったら、どうなっていたかはわかりません。

 事件の死者数は、未だに諸説あり正確な数字は把握されていません。遺体の身元確認ができたケースはまだ幸運というべきで、行方不明者が多数出ているのです。「いまも帰ってこない」という形で「死」が表現されたといえるでしょう。

 9月に新学期が始まってから、私と仲の良い中国人学生が、奴の同郷だか同窓だったかは忘れましたが、

「北京の大学に進んだ親友が、いまも音信不通なんだ」

 と、暗い表情でそっと教えてくれたことがあります。

 ――――

 「六四」というのは、私にとっては原点ではありません。

 素人の中国観察=チナヲチは、中国語の初級を修了したばかりの大学2年生になった早々から始めていました。生意気にも大学図書館にあった香港の政論誌などに挑戦して、2ページの文章に知らない単語が220個くらい出てきて泣きそうになった記憶があります(笑)。中国で使われている簡体字とは大きく異なる繁体字にも戸惑い、ついでにそのときに覚えてしまいました。

 ただそうして活字から入ってくる情報や、恩師をはじめ当時の大学教員や付き合いのあった私より年上の中国人留学生たちから、中国の政治運動がいかに凄まじく、中国の発展を大きく遅らせてきたかは嫌というほど聴かされていました。

 私の聴き方が良かったのか悪かったのか、留学生たちはこの話題になると正に悲憤慷慨の呈を示し、まるで私が中共政権そのものであるかのような、のしかかる勢いでかきくどき、最後には涙をにじませることが珍しくありませんでした。

 そういう尋常でない出来事が中国で起きていた、その尋常なさを私は「六四」と事件後の厳しい政治的引き締めで実体験することができました。中共政権の本質、行動原理を思い知らされたということです。

 それから、民主化運動の勃発から「六四」に至る展開を結局は読み切れなかった。……というチナヲチにおける自らの至らなさを思い知らされた(いよいよヲチに励むようになった)、という点で、1989年は私にとってひとつの区切りとなる年となりました。

 ――――

 「六四」で事実上終息する1989年の民主化運動は、実は中国当局の発表の通りである部分があります。

 一部の者による策動、海外の反中勢力による煽動というのは確かにありました。実際、上海の民主化運動を終始リードした学生は事件後逮捕され、香港人活動家であったことか明らかにされています。

 改革開放政策の停頓ひいては後退を危惧した改革派知識人(紅衛兵世代)の連携によって空気が醸成された部分はより大きいですし、その機を捉えて体制内にいた改革派ブレーンが準備不足のまま試みた中途半端な権力闘争という側面もあります。

 ただ、そうした策動だけではああも広範な知識人・大学生を立ち上がらせることなど到底できません。当局が指摘するような動きは確かにあったものの、より大きな背景、具体的には社会的・経済的・政治的混乱が前年である1988年夏から1989年初めにかけて相次いで尖鋭化したことが最大かつ真の要因といえるでしょう。

 ……このあたりは江沢民による愛国主義教育を浴びて成人した「亡国の世代」は未だ十分に認識できていないかと思います。連中は天安門事件については学校で詰め込まれた通りの公式的説明で対応できますが、では民主化運動の生起した背景について説明しろと言われれば、言葉に詰まることになるでしょう。「公式」を教わっていないからです。

 ――――

 しかし中国と異なり政治的禁忌が非常に少なく、比較にならないほど大きな「自由」が保障されているわが日本においては、資料などによって現代中国の転換点ともいうべきこの時期について調べることが容易です。

 今年3月から5月の胡錦涛来日にかけて日本国内でチベット問題がクローズアップされるなか、奇特といっていいごく一部の若い世代が「六四」に関心を持ち、2ちゃんねるなどをプラットホームにしてアクションを起こしたことは余り知られていないかと思います。その有志のひとりが先日のコメント欄で活動報告をしてくれました。

 むろん、当節のならわしとして映像化されています。天安門事件OFFというよりも、メッセージ性の高いひとつの作品とみるべきでしょう。






 「平反六四」(天安門事件被害者の名誉回復を)という言葉は、中国人を敵視したものではなく、逆に中国がより確かな未来を勝ち取る上で不可避な手続きのひとつを直截的に表現したフレーズといえます。中国人への,応援歌です。長野の聖火リレーで五星紅旗を振って盛り上がった向きも、それを白けた気分で眺めた向きも、中国人留学生であり、祖国を想う気持ちがあれば胸に沁みるのではないでしょうか。

 沁みてほしいと思います。その上で、一連のムーブメントに対する認識を深めてくれることを願ってやみません。この動画は、真面目な中国人留学生にこそ観てほしいものだと、私個人は考えています。

 最大公約数でならしていえば、1989年の民主化運動は打倒中共政権ではなく、あくまでも体制内改革を掲げたものでした。少なくとも19年前、中国のより良い未来のために、いまの中国人留学生にとって「先人」にあたる学生や知識人が身命を賭したこと、中国当局がそれを人民解放軍の無差別射撃による流血の弾圧で押さえ込んだことは覚えておいてほしいと思います。

 学生は「總罷課」で教員は「總罷教」、つまり学ぶ側も教える側も授業を総ボイコットして、全校を挙げてデモ隊を組織しました。私の知る限りでいえば、娯楽の少なかった当時、毎日勉強ばかりしていた学生たちの中にはデモをお祭り騒ぎと捉える向きがあったことは否定できません。女子学生にモテたいがために学生リーダーに立候補する奴すらいました。

 ただしこのときのデモにはそうした明るさとはまた別種の、独特の昂揚感がありました。当局の姿勢が民意から著しく乖離している状況下で、学生や知識人が民衆の代表者として政府に異議申し立てを行う、要するに「自分たちは庶民の声の代弁者としてデモをしているんだ」という気分です。……もっとも、市民は最後まで応援団に徹し、運動の主体とはなってくれませんでしたが。

 くどくなるのを承知でいえば、あの民主化運動はあくまでも体制内改革を志向したものでした。少なくとも19年前、いま日本にいる中国人留学生にとって「先人」である学生や知識人が、その当否と成否を問わず中国のより良い未来のために身命を賭したこと、中国当局がそれを人民解放軍による容赦なき武力弾圧で押さえ込んだことは覚えておいてほしいと思います。

 それから、当時の中華人民共和国にはまだ彫塑可能な、期待を託し得る「未来」があったことも。

 ――――

 この1989年に、現在の「胡温体制」の構成者、またはその反対者のような小粒な連中とはスケールがまるで違う政治家を2人失ったことが、その後の中国の運命に大きな影響を及ぼしたといっていいかも知れません。

 ひとりは、胡燿邦です。その急死が追悼活動を経て民主化運動へと転化するきっかけになりました。常に温和で開明的なスタンスを崩さない一方、文化大革命で迫害された人々の「平反」(名誉回復)に尽力するなどして庶民からも慕われた人物です。チベット問題に対しても、「中共一党独裁」という限定された枠組みの中ながら、できるだけ穏健的に問題を解決していこうという姿勢で一貫していました。

 この胡燿邦を敬愛する胡錦涛が当時チベット自治区のトップとなり、胡燿邦の死の1カ月余り前には戒厳令を敷いてチベット人を力づくで弾圧したことを、最晩年の胡燿邦はどういう気持ちで眺めていたことでしょう。

 もうひとりの政治家は、民主化運動に絡む中途半端な権力闘争に巻き込まれて失脚した当時の総書記・趙紫陽です。やはり開明的、さらに積極的な姿勢で改革開放政策を推進し、一党独裁体制から生み出される諸々の弊害を、その枠内でいかに最小限で抑えていくかについて常に腐心していました。

 民主化運動に対しては終始穏便な手段での解決を主張し、武力弾圧には唯一正面から反対してそのポストを追われ、2005年1月に死去するまで軟禁状態下で過ごすことになります。趙紫陽の後に総書記となったのが江沢民です。

 一党独裁制の弊害を極力回避しようとした趙紫陽の政策、具体的には政治制度改革が現実的なものだったかどうかは、いまとなっては検証する術がありません。ただひとつだけ確実にいえることは、趙紫陽やブレーンの失脚によって、また共産圏国家が続々と崩壊していった当時の国際情勢の影響もあり、中国において政治制度改革はタブーとされ、中国の改革開放政策は経済面だけの改革を深化させていくという片肺飛行となりました。

 別の言い方をすれば、中国は一党独裁制の弊害を抑制する作業に手をつけることなく、ゼニゲバ最優先ともいえる十数年間の江沢民時代を突っ走ってしまいました。超格差社会の出現、汚職の蔓延、党幹部による特権を行使しての横暴、法治の不徹底、そして既得権益層の形成などは、全て片肺飛行を続けた結果生まれたものです。

 ――――

 江沢民の後を継いで中国の最高指導者となった胡錦涛は、要するにババを引いたことになります。ここまでいびつな形になってしまった中国を再生することなど、事実上不可能でしょう。既得権益層という胡錦涛政権にとってきわめて強力な「抵抗勢力」の存在もあります。

 皮肉なことに現時点の中国においては、学生・知識人による組織的な異議申し立て、つまり民主化運動などはもはや無意味で時代から取り残された、お呼びでないものとなってしまいました。

 そんな悠長なことをやっている余裕が、すでに中国社会から失われているからです。年間約8万件発生するとされる様々な形による官民衝突の「民」は大学生などではなく、とうとう農民・都市住民としいう「庶民」となってしまいました。十数年に及ぶ片肺飛行の挙げ句、「官vs民」という対立軸はかつてないほど抜き差しならぬものとなり、民衆は代弁者に拠ることなく、自ら蹶起せざるを得ない状況に追い詰められているのです。

 準戦時態勢の如く危機感を喚起しつつ「強い中央」を再現させ、30年に及ぶ改革開放政策で生まれた「負の部分」を強権政治によって改善し、「再生」を図る。その後は党勢回復に努めて「中興」を実現する。……というのが胡錦涛政権の主題であることは、2004年9月の政権発足時から当ブログが繰り返し指摘してきたところです。

 もしそれがかなわなければ、単なる「延命」作業で終わってしまうことも。

 「再生」となるか、「延命」となるか。……来年の6月4日は20周年です。そのころには、私たちはよりはっきりと「解答」を目にすることができているだろうと思います。





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 四川省で大地震が発生してから、かれこれ20日余りが過ぎました。

 ウェブ限定での日本の主要メディア(新聞・通信社)による関連報道、この約20日分(~6月2日)についてはようやく目を通し終えることができたので、現時点における最優秀記事をここに晒しageておきたいと思います。

 MVPは共同通信の配信記事を『産経新聞』電子版が掲載したもの(掲載紙は他にもあるかも知れません)。これです。


 ●20日目に生徒1人遺体発見 都江堰の聚源中学(共同通信~MSN産経ニュース 2008/05/31/21:41)
 http://sankei.jp.msn.com/world/china/080531/chn0805312140010-n1.htm

 中国・四川大地震で、270人以上の生徒や教師らが死亡した四川省都江堰市の聚源中学校で、中国の「こどもの日」を翌日に控えた31日、地震発生から20日目にして男子生徒1人の遺体が見つかった。

 行方不明になっている生徒の親によると、依然として8人が見つかっていないという。

 同日は、午後1時から人民解放軍が周辺に警戒線を張り、親らを校庭から遠ざけて、ショベルカーなどを使って捜索を開始。午後4時ごろになってがれきの山の中から1人の遺体が見つかったため、親らが遺体を確認したが、損傷が激しく、身元の特定はできなかった。

 行方不明になっている中学3年の邱建東君(15)の母、高群輝さん(36)は「とにかく1日でも早く見つけてほしい」と訴えた。(共同)




 血も涙もなく言います。

「だから何?」

 としかいいようのない記事です。読者としてどこに価値を認めればいいのか、少なくとも私にはわかりません。ひょっとして「こどもの日」と「生徒の遺体発見」のコンボ?……でも、だから何?という訳で。

 いやしくも新聞社や通信社が発信する情報は売り物である以上、そこに価値がなければなりません。生存者が20日ぶりに救助されたとか、日本人の遺体だったとか、生徒の家族たちが自ら掘り出したとか、掘り出された遺体が実に300体……とかいうならともかく、単に
「20日目に生徒1人遺体発見」というニュースが売り物になるのかどうか。

 国際面を飾るにふさわしい記事とは到底思えませんし、国際ニュースとして発信すべき価値があるものとも思えません。三面記事にするにしてもお涙頂戴モノとしては著しくパワー不足。

 共同通信さん、そんなにネタに困ってるなら毒餃子工場の門前で張り込んでいたらどうですか?その方が日本人にとってはまだ有意義。

 紙媒体は確認していないからわかりませんけど、『産経新聞』さんがこの無駄としかいいようのない記事に紙面を提供していないことを祈るばかりです。こんな記事を出すくらいなら、他に発信すべき大事な情報がいくらでもある筈ですから。

 どこが報じたのか忘れましたが、ちょっと前に「パンダ3頭、地震で行方不明」とかいう記事がありました。私はあれですでにブチ切れているのですが、日本人に対する情報発信という意味では、今回はそれに輪をかけてお粗末。

 疫病大流行の気配は目下のところなし。地震湖大決壊アイヤーの可能性も低くなって、報道陣においては「地震特需」のウハウハもそろそろ一段落、という空気なのかどうかは知りませんけど、息抜きは仕事以外のところでやってほしいものですね。

 ちなみにMVPの賞金・賞品はなしです。その代わりといっては何ですが、
「お前らプロだろ?ふ・ざ・け・る・な!」と謹んで申し上げておきましょう。

 ……以上、読者として「舐められている」との気配を感じたので怒りに任せて晒しageた次第。諒とされたし。





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 私は香港の零細企業の東京駐在員です。わかやすくいうと外務大臣兼駐日大使といったところ。

 問題は対日依存度がかなり高い会社であるため、私が潰れると会社もたぶん潰れます。有能な秘書がいるどころか香港サイドには日本語も中途半端な連中が多く、ときどきわからない単語や文章を翻訳させられたりもします。

 ちょっと前にそれで「ツンデレ」という言葉を覚えました。あ、有り難いなんて、少しも思っていないんだからねっ!

 ともあれ本社では私が土曜日にブログを更新したことを察知した模様で、不完全ながらも私が稼働状態にあると認識。早速週明けから働け命令を頂きました。

 私のいる業界、今月下旬あたりまではオフ状態なのでこの一週間でたまった仕事はさほど多くはないのですけど、今日は午後から雨が降りそうなのに打ち合わせが2件あります。雨なのに出かけるのは嫌ですね。途中下車してついでに海軍コーヒーでも飲んでくるつもりです。

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 皆さん月曜日なので鬱でしょうから今日は中国の話はしません。

 実は痒いところに手の届かないことの多いgooブログで、私がぶっ倒れている間に「ニコニコ動画」を使えるようになりました。中国情報の収集量がまだ不十分なので今日はそれでお茶を濁します。すみません。

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★★★戦争映画 「ウインターウォー」 フィンランド製作 戦闘シーン?★★★



ウィンター・ウォー ~厳寒の攻防戦~

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★★★CASIOPEA 「DOMINO LINE」 82年ライブ★★★



MINT JAMS
カシオペア
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★★★空と海の果てで★★★



TOKUMA Anime Collection『ザ・コックピット』

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★★★初音ミク:銀輪は唄う★★★



改造への躍動(紙ジャケット仕様)
ゲルニカ,太田螢一,高橋修,上野耕路
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【笑いを欲している方へ】

★★★中国コンビニ戦争(ダイジェスト)★★★




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 ちなみに「銀輪は唱う」のニコ動は初音ミクです。正に神調教。

 初音ミクといえば、昨日愛機Macを近代化改装してティーゲルからレオパルドに昇格、メモリも増やしました。「たりぃ」さん御推薦の「CrossOver Mac」も買いましたよ。「VOCALOID2」シリーズにも対応している!のですが、打ち込みソフトとの兼ね合いをどうするか、目下思案中です。

 それにしても「DOMONO LINE」のベースソロ、凄すぎ。高校生のころ、私の手に届くシンセには珍しくDX7でチョッパーっぽい音も出せる音源があったので手弾きに挑戦してあえなく挫折しました。シーケンサーにやらせようとしたら3連符出ないし。……orz


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 【追記】何という不覚。オサーンホイホイなのにこれを忘れていました。私にとって初期YMOの神曲。本当なら「橋」から聴きたい……。とりあえずサブリミナル自重w(2008/06/02/17:09)


アイドルマスター マッドピエロ/YMO



イエロー・マジック・オーケストラ(US版)
YMO
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