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都市環境整備対策特別委員会視察(八王子市)

視察の二日目は八王子市。

JR八王子駅の駅前広場に設置されている地下タワー式の自動駐輪場システムを見せていただき、そのそばに建築中の駅前再開発ビル(41階)の会議室で説明を聞き、そのあと、建築中のビルの38階まで工事用エレベータに乗ってあがり、ビルの周囲の風景(パノラマ)を見せていただきました。

自動駐輪システムは預けることのできる自転車の大きさに制限があるため、あらかじめ車検(預けることができるかどうかチェックする)を受けた定期利用者だけを対象としているそうです。
預けるときは、自転車の前輪につけたICタグで自転車の特定ができるため、数秒で預けることができ、出かける前の忙しい人でも大丈夫とのことです。また、自転車を出すときは、ICカードをかざすだけでその人の自転車が自動的に選び出され、平均10数秒で出てくるそうです。

ここでは6基設置するとのことで、もし自分が自転車を預けたところと別のところにICカードをかざしたときは、何番の駐輪場に預けているということが表示されるので、預けた場所を忘れたり、間違えても大丈夫だとのことでした。(実際に、自転車を預けたり、出したり、違う駐輪場にカードをかざしたりしてみました)

このような地下式の駐輪場は八王子市に設置されている会社と、もうひとつの会社の2社しか作っていないそうです。今度、吹田市でも前にブログでお知らせしましたように、南千里駅前で設置工事が行われています。

動力は電気で1基あたり年間20万円から25万円ぐらいの電気料とのことで、案外安いなぁと思いました。また、通常の駐輪場と違い管理員は原則不要なので人件費もかからないということです。
…ただし、八王子市ではもしものときのために管理員を一人おいているそうです。

通常の駐輪場の建設費、人件費、電気などの経費とこの地下タワー式自動駐輪場の建設費、人件費、電気などの経費を見比べたとき、どうなのかなぁ~
それにもまして、預けたり出したりの手間が簡単なのもグッドですよね。
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