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平田和尚

 土曜チャレンジデーの会の講演会として、川西市でお寺の住職をされながら、地域の子どもたちを対象とした活動を行っている平田さんのお話を聞きました。

 平田さんといっしょに活動をされている川西市のお2人もごいっしょに来られ、土曜チャレンジデーの会の世話人や小さい子どもをお持ちのチャレンジデーの会会員さんといっしょに話を聞いたり、意見交換をしたりしました。

 平田さんは、雑木林とその近くの畑を借りて、くわがたらんどという遊び場を作り、月に一度の日曜日午後から夜まで、子どもも大人も畑仕事に遊びに楽しく過しているそうです。

 また、お寺の境内では毎週月曜日の夕方、路地遊びをして遊んだり、夏休み中には早朝登山(お寺近くの裏山に登るそうです)をしたりして、子どもの遊びを応援しています。

 子どもたちは本来、時間を忘れてでも遊びまわるはずなのに、このところの不審者出没や悲しい事件のため、PTAも地域の大人も角々に立って、子どもの姿を見れば、「早く家に帰れ」「道草するな」と言うそうです。
 平田さんは、そんなに危険なまちであるなら、大人たちは角々に立つ代わりに、広場で子どもたちが安全に遊べるように見守ってやればいいのに、と話していました。
 私もそのとおりだな。と思います。だって、家に帰って一人で家の中で遊ぶよりも、たくさんの子どもたちで遊ぶほうがずっと楽しいと思います。
 そして、目の前の子どもたちに「早く家に帰れ」という大人たちは、自分の目の前さえ子どもたちが通り過ぎれば、お役目御免と思っているだけかもしれません。

 講演のあと場所を居酒屋に移して、おしゃべりは尽きません。今度、千二小からツアーを組んでくわがたらんどに遊びに行くことを約束して、千里山駅でお見送りしました。楽しかった。
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音楽療法

 午後、メイシアターで行われたNPO法人おんがくさーくるコスモスの音楽療法の活動報告とミニコンサートに出かけました。

 音楽療法のことは以前から知っていましたが、コスモスのみなさんが吹田市の事業委託を受けて、高齢者施設や障害児施設で活動されている様子について、ビデオなどを交えて発表されるのを見せていただきました。

 音楽療法が高齢者ケアや障害児童のケアそして機能発達に効果があると聞いていますが、すぐに効果が現れるのではありません。何度も重ねて行うことと相手の反応を細やかにキャッチしながら行う必要があることなど、音楽療法の理解にとても参考になりました。

 活動報告の後、ギターとバイオリンによるイギリス・アイルランド民謡を中心としたミニコンサートがありました。最後まで聴いていたいぐらいステキな演奏でしたが、土曜チャレンジデーの会の講演会がこの後あったので、残念ながら2曲だけ聴かせていただき帰りました。
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土曜チャレンジデー活動発表会

 昨年4月から始まった2005年度の土曜チャレンジデーの会、活動の最終日は一年間の活動の様子や結果を発表する会です。

 朝10時前に千二小体育館に集まった子どもたちと保護者、そして土曜チャレンジデーの会のスタッフ、総勢100人弱はいたでしょうか。

 私の入っている「わがまち探検隊」のビデオによる活動発表から始まり、各講座の特色を生かした発表が続きます。ボール遊びやソフトバレーはミニ試合をして見せたり、"なんかしてあそぼ"は活動発表会に参加した子どもたち全員でドラキュラという遊びをしました。

 最後に、チャレンジクッキングの発表の一環として、たこ焼きを参加者に振舞ってくれました。私も少しいただきましたが、たこせんにたこ焼きを挟んだアイデア食べ物で、とっても美味しかったです。

 また、来年度もたのしく活動したいと思います。
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箱の中身

 3月1日、3月議会の最初に、平成18年度の施策に対する市長の施政方針演説がありました。
市長のキャッチフレーズ「協働」。施政方針中にたくさんちりばめられています。その数、25箇所。そのうち「市民との協働によって」あるいは「行政との協働」といったパターンの使い方をしているのは15箇所、のこりの10箇所は「協働と協育」「協働のまちづくり」というように名詞として使っているものでした。

<協働って何?>
 で、「協働」っていったい何?お互いに対等、協力して、補い合って、一つのことを行うこと?
 でも、市民と行政は対等になっている?って考えたとき、果してそうなのでしょうか?って思います。

<たとえば情報の共有>
 協働のためには情報の共有化が必要と言いますが、行政情報は行政のほうがはるかにたくさん持っていますし、それらは行政から見て市民に知らせておくほうがいいだろうと思う範囲でしか提供されません。
 市民が存在に気づかず、行政に求めなければ情報提供されないもののほうが、まだまだずっと多いと思います。

<箱の中身がわからない>
 行政が集めた情報、それらの情報を元に分析した結果情報、それらは行政の必要に応じて箱の中から出して使います。箱の中に入っていたことは、そのときはじめてわかります。けれど、その情報以外には箱の中にはもう入っていないのかどうか?はわかりません。
 なぜなら、市民には箱の深さも、何が入っているのかも知らされていないからです。また、見えている箱以外に、ほかに箱がないのかどうかもわからないからです。

 もしかしたら、箱を管理している職員ですら、中身をすべて把握できていないかもしれませんね。

<デジタル化されれば>
 行政資料のIT化が進み、デジタルデータとしてほとんどの資料が保存できるようになっています。検索機能の使えるようなデジタルデータの管理ができていれば、そして、それが市民にも公開されていれば、これからは行政と市民の情報の共有化はもっとスムーズに、抜け落ちることなくできるのではないかと思います。

 そういう意味で、行政情報のIT化が早くシステマティックに行われるように、期待しています。もちろん、セキュリティには十分注意して

 吹田市平成18年度施政方針
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